2128531 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

トルコとイスタンブール、ちょっと投資

トルコとイスタンブール、ちょっと投資

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

volkan1992

volkan1992

Calendar

Favorite Blog

まだ登録されていません

Comments

Freepage List

Headline News

2022.02.20
XML
カテゴリ:社会問題
 今日(19)は土曜日であったためか、重要と思われる記事は全く出ていませんでした。そのため、昨日紹介できなかった202112月末時点の国際投資ポジションに関する記事を紹介します。

 今日は「(AAでは)記事にならない情報」も昨日から大きな変化はありませんでした。議論の中心は、トルコのポップ歌手タルカンが2日前に発表した新しい歌(TARKAN – Geççek - YouTube https://www.youtube.com/watch?v=R6gSMSYKhKU)の話題でした。つい先日、別の女性歌手が5年前に「アダムとイヴは無知だった」という趣旨の歌詞の歌を出してたとしてエルドーアン大統領自身が「舌を抜くのが我々の義務だ」と発言したこともあり、「誤解される」危険性があるにもかかわらず、このような歌詞の歌を新たに出したことは非常に勇気のある行為で、賞賛に値するという指摘もありました。ただ、トルコ国民が「KOVID-19流行」や「高インフレ、生活苦」という「閉塞感」に苦しんでいる以上に、「もっとも翁閉塞感に押しつぶされそうになっている人」はエルドーアン大統領とその側近たちではないかと思えるように事件?ばかりが起こっています。昨日紹介した、チャナッカレ大橋の開通式典の前倒しがその典型です。107年前のチャナッカレ海戦(海峡戦争)の戦勝記念日である318日に開通が予定されていましたが、突然、エルドーアン大統領の誕生日である226日になりました。そして、国民救済とインフレ対策として最も重要と考えられている「電気料金の引き下げ・電気料金にかかるKDV税率の引下げ」及び「液体燃料(ガソリン、軽油、LPGガスなど)にかかるOTV(特別消費税)KDVの税率引下げ・撤廃」には全く近づこうとすることなく、市役所が対応している「水道料金の引下げ」をAKP所属の市長に命じるという状況です。「何でもかんでも税収を放棄するということが政策として正しいか」という重大な問題はありますが、少なくとも「5大癒着建設企業・エネルギー企業を保護することを優先している」あるいは、少なくとも反エルドーアンを鮮明にしているコチ財閥を叩くことができるスーパーマーケット・チェーン(ミグロスというスーパーはコチ財閥が所有)を物価高の原因として攻撃することを選択しています。長くなってしまいましたが、苦し紛れの対策、本来取るべきであるにもかかわらず放置されている、あるいは、故意に無視している対策の例はいくらでも挙げることができるような状態で、普通のトルコ人(=トルコの人口の4分の1から3分の1を占める、エルドーアン教の熱心な信者ではない人)の感覚でも「爆発寸前」になっている状況と思われます。このような状態が、タルカンの新曲「Geççek(ゲッチェキ)」が爆発的にヒットする原因になっていると思われます。

 これまでにはいろいろな人が、例えば、ババジャンDEVA党首などは、エルドーアン大統領への批判として「“金利が原因で、インフレ率が結果”というのであれば、トルコ中央銀行(TCMB)は自分の支配下になるのだから、政策金利をゼロにすればよい。何の障害もないはずだ。インフレ率を下げつつもりはないのか。」という趣旨の発言を何度も行っていましたが、トルコ国民に受けなかった?ためか、本当に引き下げられてトルコ経済が破綻すれば責任を問われると考えたためか、理由は不明ですが、最近では言わなくなりました。その一方で、先日も紹介しましたが、エルドーアン大統領はようやく「電気料金に関してトルコ国民は不満を持っている」、「高インフレ率がトルコ経済の代々の問題だ」という事実を認めるようになっています。インフレ対策としては、スーパーマーケットの価格を監視するよりも、中央銀行の政策金利を引き下げる方がよほど簡単と思われるので、本当に「金利が原因で、インフレ率は結果だ。金利はイスラム(宗教上)の罪だ。」というのであれば、かつ、都合が良い時は (例えば、ガソリン・電気料金・天然ガス料金などの「価格」) いつも比べている欧米の中央銀行と同じレベルまで引き下げるべきと思われます。

 現実には、イスタンブル市役所(及びアンカラ市役所などのいくつかの大都市の市役所)という打ち出の小槌(巨大な予算で、かつ、支出先・目的もほとんど自由自在?!)を失ったために、選挙費用の捻出のために癒着企業の利益を守る必要があるという指摘もあります。癒着企業以外の企業・商店。農民と国民・労働者には自己犠牲・自腹を切ることを求める一方、意味のある、あるいは国民が実感できる救済策は一切行わない状態が続いています。昨年の末の「最低賃金の50%引上げ」も、基本的には民間企業が負担する話であり、国が直接、かつ、100%近くを負担する「国家公務員給与と年金」にはこのような引上げは行っていません。このような状況で、11日には電気料金、天然ガス料金、定額税の税額の改定など、インフレを爆発的に加速させる措置を取り、かつ、零細企業・商店にとっては「存続の危機状態」を引き起している「電気料金127%、天然ガス料金50%の値上げ」を実施しています。反政府系テレビでは、国民の生活苦からレストランや商店では売上が落ちている状況で、「電気代、天然ガス代及び家賃(良い状況の企業でも、+労働者の給与)」の支払いだけ売上を超えている状況の企業が数多く存在しており、銀行ローンを返済するどころか、オーナーが生活できない状態になっていることを毎日のように紹介しています。このような状態の企業が全体の何%なのかは不明ですが、相当な割合に達していることはほぼ確実と思われます。少なくとも、「マイナスではないとしても、大きなプラスにはなっていない企業」がほとんどではないかと思われます。このような状態をいつまで続けることができるのか、何の経済対策も行わず、来年6月まで選挙を行わずに堪えることができるのか、大きな疑問だと言わざるを得ない状況です。

 話題は変わりますが、最近の世論調査結果とりまとめの解説が行われていました。色いろんな会社が1月に行った調査結果です。ただ、今年1月は微妙な時期で、「1220日の為替作戦と最低賃金の引上げ」という与党に有利な状況と「電気料金・天然ガス料金の値上げ」を始めとる与党に不利な状況が混在しているため、調査がいつ行われたかによって大きく結果が変わっている可能性があります。それでも、おおざっぱな傾向が出ていました。「未定」を分散させた後の支持率は、AKPMHPCHP、善良党及びHDPの順番に紹介すれば、会社によって数字は異なりますが、ざっくりと、3033()、4~8、25301215、8~13となっています。共和同盟 対 国民同盟 で見れば、こちらもざっくりと3540 対 3843 となっており、野党は6党ではなく、2党だけでもすでに支持率で逆転しており、4党を加えれば50%近い数字になっています。なお、1つのアンケート調査結果を除き、AKPは数ポイント差で1位となっています。

 

 励みにしていますので、クリックをよろしくお願いします。

にほんブログ村 海外生活ブログ トルコ情報へ
にほんブログ村
にほんブログ村 為替ブログ トルコリラへ

にほんブログ村  

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

TARIS タリッシュ クラッシュグリーンオリーブの瓶詰め 300g トルコ産 タリシュ
価格:1080円(税込、送料別) (2020/9/12時点)

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

TARIS タリッシュ EXVオリーブオイル Erkence エルケンジェ 500ml トルコ産
価格:3780円(税込、送料別) (2020/9/12時点)

 
 

 219(最初の患者確認から711日目)付けの新型コロナウイルス(KOVID-19)の感染状況を紹介します。

今日の検査件数:  462,252

今日の感染者数:  8454

今日の死者数:   278

今日の完治者数:  96,664

 今日、アナトリア通信(AA)には次の記事が出ていました。今日は昨日の記事()を紹介します。

1 エルドーアン大統領から1915チャナッカレ大橋に関するツイート

2 クルトゥルムシュAKP総裁代理は、『アンケート結果でAKPは大差で1位となっている』と発言

3 クルトゥルムシュAKP総裁代理は、『トルコ国民を物価高の生活苦に押しつぶさせないための対策が取られる』と発言

(18日付) (202112月の)トルコの国際投資ポジション統計が発表された

 

 今日、紹介するAAの記事の見出しは「(202112月の)トルコの国際投資ポジション統計が発表された」です。昨日(18)付の記事です。抜粋して紹介します。

 トルコ中央銀行(TCMB)は、202112月の国際投資ポジション(UYP)統計を発表しました。それによれば、昨年12月末のトルコの国外資産は202012月と比べて16.6%増加して2,981億ドル、負債は17.5%減少して5,283億ドル、その結果、トルコの純UYPはマイナス2,302億ドルとなりました。2020年末の純UYPはマイナス3,848億ドルでした。

 202112月の(純累積)外国直接投資は、202012月と比べて47%減少して1,222億ドルとなりました。また、ポートフォリオ投資(株式、債券など)202012月から15.1%減少して960億ドルとなりました。同時期の国外居住者による株式保有額は36.8%減少して184億ドルに、国家国内借入証券(DIBS)の保有残高も15.1%減少して35億ドルとなりました。

 

 

​​​  トルコリラ等の外貨建ても含めた債券投資に関する情報を発信しています。外債投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。

社債投資まとめ

 いろいろな投資情報が出ています。投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。
株初心者向けIPO初値予想

 今日はトルコのガラス製品を紹介します。
​​ トルコのガラスは産業向け製品、大量生産品もそれなりの品質です。​​






今日はトルコ・コーヒーも紹介します。




ここからはブレスレッドです。





















お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2022.02.20 22:22:20
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.