2128532 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

トルコとイスタンブール、ちょっと投資

トルコとイスタンブール、ちょっと投資

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

volkan1992

volkan1992

Calendar

Favorite Blog

まだ登録されていません

Comments

Freepage List

Headline News

2022.02.23
XML
カテゴリ:社会問題
 今日(22)は、重要と思われる記事がいくつか出ていました。まずはエルドーアン大統領の機上記者懇談の記事から紹介します。余裕があれば経済記事も紹介します。

 今日は「(AAでは)記事にならない情報」は、一気に転換しました。トルコでは話題の転換は珍しくないのですが、今日は世界的な話題の転換(事態の緊迫化)が起こり、トルコでも一部で大転換を起こしました。勿論、ウクライナ危機です。トルコは、より正確にはエルドーアン大統領自身は、プーチン大統領と強い個人的な繋がりがあると考えています。それにどれだけ意味があるのかは、正直言って良く分かりません。仲が良いと思っているのはエルドーアン大統領だけで、プーチン大統領はエルドーアン大統領のことをどう思っているのかよく見えません。いずれにしても、トルコとロシアの関係は、経済面だけをとっても非常に濃厚、と言っても「天然ガス、石油、小麦などの戦略品の輸入を頼っている(資源・食料の供給元)。また、トマトをはじめとする生野菜・果物の輸出先、観光客の供給元として頼っている(収入源)」という「トルコが完全にロシアに依存している」という状態と言えます。これでは、ロシアに対して強い態度がとれるわけがないと思われますが、トルコ外務省の最初の反応は、極めて激しいものであったという分析があります。「“米英、EU”と“ロシア・中国”のどちらに付くか」という極めて重大な問題、トルコにとってはある程度常識的に考えることができますが、エルドーアン大統領個人の立場からは十分に考える余地はありそうですが、現時点では即決したように見えます。ただし、「少しでも高く売るための作戦(“米英、EU”と“ロシア”の双方に対して)」なのかもしれません。とは言え、プーチン大統領が親ロシア派占領地域の独立を承認した正にその瞬間はアフリカにいたということは、「トルコの情報収集能力が劣っているか、得た情報についての(エルドーアン大統領の)分析・判断能力が劣っていた」かのどちらかになると思われます。

 と、エルドーアン大統領の批判をするのは簡単ですが、今後のトルコへの影響を考えることは非常に困難です。今回のプーチン大統領の行動も、これまでにあったジョージアのアブハジアとウクライナのクリミア半島と同じパターンで、まずは実効支配を確立させており、現時点ではこの2つの問題解決の見通しはたっていません。時期や背景の違いはありますが、ある意味で「北方領土と同じ状態」ということが言えるかもしれません。現時点での問題は、今回の問題がこの程度ですむのか、更にロシアによる圧力・侵略が拡大するのかということですが、管理者は「欧米による制裁次第」ということになるのではないかと考えます。ロシアがウクライナ(+欧米)と本気で戦闘を行えば、ロシア側にも相当な被害が出ることは間違いがなく、プーチン大統領はそれを避けたいと思っているはずです。嘘か本当か分かりませんが、ロシアの兵力はそれほど多くないようです。もしも本当であれば、ここで万単位の兵力を失うことは「得るものが少ないのに比べて、失うものがあまりにも大きすぎる」ということになります。いずれにしても、少なくとも経済制裁は発動されるわけですが、その大きさと、それに協力するかどうかで、トルコへの影響が決まります。現時点では、トルコは米英・EUとの連合、あるいはNATOとしての行動を選択することになりそうです。そうなれば、「ロシアからの仕返し」が起こるわけですが、シリア国境でのロシア空軍機撃墜(+反政府派民兵によるパイロットの射殺)の時(20151124)の制裁よりもさらに厳しいものになることが十分考えられます。それに対して「現在のトルコ経済が耐えられるのか」という大きな疑問が生じることになります。楽観的に考えれば、エルドーアン大統領が何年にもわたっていつも指摘していた「外敵(悪意のある外国勢力)は本当にいた」ということになりますし、反対に、「ついに本物の狼がやって来て羊を全て食べられてしまった羊飼いの少年」になってしまうかもしれません。 いずれにしても、トルコにどのような影響が出るかは、トルコが、つまり、エルドーアン大統領がどのような態度をとるか、そして、それに対して、プーチン大統領あるいは米英・EUがどのような反応を示すかで決まるということは明らかです。

 トルコ北側ではこのような状態ではありますが、トルコ国内では電気料金・天然ガス料金を始めと物価高・生活苦の問題が野火のように広がっている感じです。あるいは、野党のイメージ操作が成功しているということになります。真面目な話、商店・零細企業にとって「電気代127%、天然ガス代50%という急激な値上げ」は“とどめの一撃”となることが明確に想定されている状況ですが、それでもエルドーアン大統領は動きません。理由は不明ですが、理解ができていないわけではないと思われますので、これだけ大きな反発があってもあえて電気料金を引下げない、少なくともKDV(付加価値税)の税率を18%から8%へ、あるいは1%か0%にするという対策を取っていない以上、何か明確な理由があるものと思われます。勿論、「単に意固地になっているだけ」という可能性もゼロではありませんが、常識的には何かあると考えるが普通だと思われます。

 

 励みにしていますので、クリックをよろしくお願いします。

にほんブログ村 海外生活ブログ トルコ情報へ

にほんブログ村
にほんブログ村 為替ブログ トルコリラへ

にほんブログ村 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

トルコ|トルコみやげ|トルコ土産|トルコおみやげ|トルコお土産|トルコタイル|トルコ陶器|トルコ雑貨|コースター|角タイル【小】19
価格:900円(税込、送料別) (2020/9/12時点)

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ウィルトンカーペット「ラフィット」 ブラウン・アイボリー 80×140cm ラグ カーペット ウィルトン トルコ製 絨毯 じゅうたん 高級 厚手 品質 マット カーペット かわいい インテリア 【TD】【イケヒコ】【代引不可】【取り寄せ品】
価格:7680円(税込、送料無料) (2020/9/12時点)

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

【メール便発送可】 トルコ雑貨 トルコ タイル デザイン コンパクト 二面 ミラー
価格:1780円(税込、送料別) (2020/10/11時点)

 
 

 222(最初の患者確認から714日目)付けの新型コロナウイルス(KOVID-19)の感染状況を紹介します。

今日の検査件数:  463,335

今日の感染者数:  86,070

今日の死者数:   271

今日の完治者数:  98,199

 今日、アナトリア通信(AA)には次の記事が出ていました。今日は昨日の1の記事を紹介します。

1 エルドーアン大統領は、『ロシアによる自称ドネツク及びルハンスクの両「共和国」の国家承認決定は受け入れることはできない』と発言

2 設備稼働率は今年2月には76.6%水準となった

3 昨年12月の天然ガス輸入量は1.2%減少した

4 ファリヤル氏殺害事件に関して新たな詳細が判明した

5 外務省は、『ロシアの今回の決定を、我々は認めることはできず、拒否する』と発表

6 ゼレンスキー・ウクライナ大統領はエルドーアン大統領と、ロシアが分離主義者政府を承認するとの決定を協議する

7 エルドーアン大統領は、ゼレンスキー大統領と電話会談した

 

 今日、紹介するAAの記事の見出しは「エルドーアン大統領は、『ロシアによる自称ドネツク及びルハンスクの両「共和国」の国家承認決定は受け入れることはできない』と発言」です。今日(22)付の記事です。抜粋して紹介します。

 レジェップ・タイイップ・エルドーアン大統領は、コンゴー民主共和国からセネガルに移動する途上に、機上で新聞記者懇談を行いました。

 ロシア・ウクライナ危機に関する質問に対して、エルドーアン大統領は次のように答えました。「我々は事態の最初の段階から緊張度合を下げるために、真摯な努力を行ってきた。危機の解決のための我々のメッセージを明確に伝えてきた。最新の動きに応じて、外務省が行った発表で、ロシアが自称ドネツク共和国及びルハンスク共和国を国家承認するという決定はミンスク合意に反していることを明らかにした。この決定は、ウクライナの政治的一体性、主権及び領土一体性に対する明白な侵害を意味していることが強調された。我々は、ロシアによるこの決定を受け入れることはできないと考えている。双方の当事者に、良識と国際法に従うようにとの呼びかけを我々は繰り返した。

 我々は黒海沿岸国の1つである。黒海沿岸国であるが故に、ロシア・ウクライナ危機に対して様々な一連の対策を取ることが必要条件となっている。そもそも、我々はこれらの対策を取っている。更に、この件での対策検討を継続している。今後も継続させる。黒海沿岸国としてのトルコの責任を放棄することはできない。この理解で、我々は対応を取っていく。」

 ここからは一言解説・雑感です。外交に関しては、イスラエル、サウジアラビア及びギリシャとの関係についての質問・応答が出ています(これらの問題も、非常に重要です)。国内問題では6党合意のほか、電気料金に対する対策や物価高との戦いについての詳しい発言も出ています。しかし、クルチダルオールCHP党首に対する批判と脅迫?はありますが、具体的な電気料金対策は、「市民団体については、31日からは商業施設としてではなく、一般家庭と同じ扱いに変える」 (毎月210kwまでは50%の値上げに引下げる=商業施設は0kwから127%の値上げ継続) ということだけで、一般家庭及び商工業施設に対する電気料金の対策には一切言及されていません。

 

 

​​​​ トルコリラ等の外貨建ても含めた債券投資に関する情報を発信しています。外債投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。

社債投資まとめ

 いろいろな投資情報が出ています。投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。
株初心者向けIPO初値予想

 今日はトルコのガラス製品を紹介します。
 トルコのガラスは産業向け製品、大量生産品もそれなりの品質です。







今日はトルコ・コーヒーも紹介します。




ここからはブレスレッドです。



















お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2022.02.23 19:40:50
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.