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2022.11.15
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カテゴリ:社会問題
 今日(14)は、昨日イスタンブルで起こったテロ事件の記事が非常に多く出ていました。これ以外では、昨日紹介できなかったセラハッティン・デミルタシュ元HDP共同党首の両親が重病となったため、特別機でエディルネの刑務所から移送され、1時間弱の両親との面会が認められたという“重大事件”も発生しています。また、ボズダー法務大臣を含むAKP代表団がHDP本部を訪問した“事件”に関して、バフチェリMHP党首はMHP議員会合で「合法であり、当然である」と発言しましたが、週末の地方集会では再び「PKK=HDPHDP=CHPである」と、AKPHDPの会合前の発言に戻っていました。これ以外では、今日は、野党6党の8回目の会合が行われ、8時間という長時間にわたって協議が行われました。当然ながら、AAではこれらの記事は出ていません。

 

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 “今日の映像メディアからの情報、つまり、「AAでは記事にならない情報」は、大きく2つありました。1つは、上でも紹介しました“野党6党の8回目の会合”について、一言で言えば、“会議で話し合われたことと結論文書の内容”に関心が集中していました。こちらは明日以降、解説が出てきてから紹介したいと思いますが、管理者が理解した限りでは2つのポイントがあったと思います。1つは「6党の結束の強調」で、もう一つは「具体的政策に関する細かい打ち合わせが進展していること」であったと思われます。今日は、もう1つの焦点、「昨日のテロ事件に関する進展」について紹介します。日本語の記事も既に出ていますが、ソイル内務大臣の発言を中心に、一言で言えば、トルコ政府の発表は「大本営発表」、あるいは「そうであってほしいという希望の表明」であったという解説が多く出ていました。別の言い方では「PKKによるテロ事件」という単純な見方をしている人はほとんどいませんでした。勿論、管理者もそうですが、全ての人が、「誰が、どんな目的・理由で行ったものであろうとも、テロはテロであり、完全に否定され、強く非難されるべきである」という点を強調し、この点で一致していました。まずは、「大本営発表」、ではなく、「AA記事」を紹介します。

 今日、最初に紹介するAA記事の見出しは「イスタンブルにおけるテロ事件に関連する被拘束者数は48人に増加した」です。

 (イスタンブル市)ベイオール区イスティクラル大通りで発生したテロ事件に関連する被拘束者は48人に増加し、シリア国籍の実行犯(アフラム・アルバシュル)が滞在していた家で行われた家宅捜索で、3,800ドル、5,000ユーロ、1万リラ及び宝飾品が押収されました。得られた情報によれば、昨日、タクスィム広場に続くイスティクラル大通りで発生し、6人が死亡し、81人が負傷したテロ事件に関するイスタンブル県警による捜査が継続しています。これまで、シリア国籍者を中心に37人の外国人を含む48人の容疑者を拘束しました。イスタンブル県警は1,200台の防犯カメラの映像を基に、容疑者の女性を特定し、隠れている場所を発見しました。事件発生から10時間半以内に実施した作戦により、容疑者を拘束しました。イスタンブル県警チームは、容疑者が隠れていたキュチュッキュチェキメジェ区に所在する家で、3,800ドル、5,000ユーロ、1万リラ及び宝飾品を押収しました。

 

 今日2つ目に紹介するAA記事の見出しは「ベイオール区におけるテロ攻撃の容疑者の拘束に関する映像が公表された」です。

 ベイオール区イスティクラル大通りにおける爆発の原因となった爆弾を現場に放置したことを明らかにされた容疑者の拘束に関する映像が公表されました。イスタンブル県警チームは、爆発直後から開始された捜査の過程で防犯カメラの映像から容疑者を特定しました。その後逃亡経路が特定された容疑者は、同日夜、キュチュッキュチェキメジェ区に所在する家で、テロ対策チームによって拘束されました。容疑者はシリア国籍であること、トルコにはアフリン(管理者注:トルコ軍が事実上管理している安全地帯にある県)から違法な手段でトルコに入国したことが明らかにされました。容疑者が拘束される瞬間の映像が、イスタンブル県警から公表されました。

 

 これ以外にも、非常に多くの記事が出ていますが、ソイル内務大臣は、「これはPKKPYDYPGの仕業である。カンディル(管理者注:北イラクにある、PKKの本拠地)からの指示で行われたものである。この事件でアメリカから行われる弔意表明を受け入れない。犯人はアメリカの支援によって訓練を受けている」という趣旨の発言をしています。「犯人はアフリンから入国したPKK(PYDYPG)に所属するテロリストの仕業である」という部分をはじめとして、犯人の行動などに関して、多くの解説者が疑問を呈しています。つまり、「犯行組織の特定方法と、犯人の行動」に関していろいろと疑問が呈されています。昨日も紹介しましたが、「PKKPYDYPGがイスタンブルで一般市民を狙った無差別テロを行う理由が全くない」ということです。ソイル内務大臣自身が指摘しているとおり、PYDYPGはアメリカ、そしてNATO加盟をトルコがブロックしているスウェーデンをはじめとするヨーロッパ諸国からも正当に?支援を受けている組織であり、“自分たちは無差別テロを行うテロ組織で~す!”と宣言をする理由はどこにもないということが、いつも紹介している解説者からもされていました。そして、これもソイル内務大臣が指摘しているとおり、犯人はシリアのアフリン県から来ているとのことですが、①ここはトルコ軍の事実上支配下にある地域であり、PYDYPGが自由に活動できるところではない、②そもそもPYDYPGに、クルド人ではなく、アラブ人が参加して戦っているという話は聞いたことがない(こちらは、その可能性はゼロではないと、解説者も認めていました)という点も指摘されていました。なお、アフリン県は、メルスィン県で9月に起こったテロ事件で、犯人通過したことになっている地域でもあります。また、メルスィン県でのテロ事件の犯人は、ソイル内務大臣が発表したのと全く別人でしたが、PKKは、犯行声明(=犯行を認めている)は行っています(犯人が、ソイル内務大臣が発表したのとは別人であることも指摘していました)。しかし、今回は、PYDYPGは犯行を否定する声明を行っているそうです。どちらかが嘘をついていることになりますが、嘘をついている可能性は、嘘の実績から判断する限り、圧倒的にソイル内務大臣の可能性が高いということになります。ソイル内務大臣は、これまでに起こった重大事件・事故に関して、ことごとく嘘の発表をしているとすら言えそうな実績?の持ち主です。また、そもそも犯人の行動も、疑問だらけです。まず、非常に目立つ格好をしていたということです。軍用のブーツをはいていたという話もあり、また、イスティクラル大通りには各国の総領事館も多く存在しており、トルコでも最も警察官の濃度の高い通りであるという指摘もあります。「そのような場所に、目立った格好をして40分間もベンチに座っていて、誰も気に掛けないのか」という疑問を指摘するベテラン記者もいました。そして、「爆弾を放置する訓練を受けてきた女性は、“顔を隠すこと”を学ばなかったのか」との疑問をいつも紹介している解説者が行っていました。そして、逃げ帰った場所は、犯人が住民登録している自宅で、着ていた服を処分すらせず、化粧をして?警察が来るのを待っていたということにも、疑問を呈していました。管理者も、「逃亡計画が全くない」ということに驚くとともに、「イスタンブル県警が容疑者を逮捕する瞬間の映像を撮影していたこと、そしてそれを公開したこと」はトルコ政府の宣伝目的の要素が強いと感じています。テロ実行犯の逮捕に向かっているにも関わらず、反撃を受けることを想定しているようには思えません(そもそもアジト?に何人がいて、どんな武器・爆薬が隠されているのかも不明だったはずですが、、、、、、)が、ここは、「どんな場合でも、可能な限り撮影している」と言うことはあるかもしれません。いずれにしても、犯人/容疑者の行動には不審な点が多々あるだけではなく、警察の行動も腑に落ちないところが多々あり、そして、ソイル内務大臣の発言は全く信頼できない状況と言うことができ、今後、捜査の進展で、「新たな事実」が出てく可能性も十分あります。が、「トルコ政府が保護していた、しかし、エルドーアン大統領/トルコ政府に裏切られたと怒っているイスラム過激派の犯行」ということが分かった場合には、昨日の解説のとおり、エルドーアン大統領への打撃は非常に大きくなると考えられますので、「都合の悪い真実よりも、都合の良い虚構がまかり通る」ということは十分考えられます。いずれにしても、現時点では、「PKKPYD-YPGの犯行であることを示す証拠は、ソイル内務大臣の発言以外なにもない」という状況であると言えます。今日は、これ以上説明しませんが、犯行のタイミングも絶妙であり、来年の大統領選挙・国会議員選挙に関連している可能性が濃厚な事件だと考えられます。ただし、2015年の政治状況と今日の政治状況は同じではなく、今回の事件はエルドーアン大統領・AKP政権の追い風になるのではなく、真逆に深刻な打撃を与えることになるという可能性も十分にあると思われる事件です。

 

 

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Last updated  2022.11.15 14:16:03
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