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2022.11.29
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カテゴリ:社会問題
 今日(28)も、経済分野でも社会分野でも、意味があると思われる記事はほとんど見つかりませんでした。例外として、エルドーアン大統領が行った、閣議後の国民向け演説に関する長い記事が出ていました。そのため、今日はエルドーアン大統領の演説に関する記事と、“今日の映像メディアからの情報、つまり、「AAでは記事にならない情報」”を紹介します。

 

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 “今日の映像メディアからの情報、つまり、「AAでは記事にならない情報」”は、今日は、“選挙一色”と言う感じになりました。野党6党が会合を開き、政権獲得後に提出する憲法草案を発表し、説明を行いました。憲法改正担当の各党の副党首がそれぞれ説明を行いました。“基本的人権の保護”を徹底的に強調する内容となっています。別の言い方をすれば、現在のエルドーアン大統領体制、AKPMHP体制の問題点をことごとく指摘し、改善しようという内容になっているように感じました。かなりの分量の改革案のようですが、憲法条文の表題の“義務”を“権利と自由”に変更しただけの部分のかなりになっているとのことで、本質的な変更部分はそれほど多くないのかもしれません。いろいろと問題点、あるいは不十分な点もあると思います。政権獲得が成れば、実際に提出するまでにも、あるいは、国会の審議においても修正される部分もあるものと思われます。それでも、反政府系の解説者、記者、報道機関は、基本的に極めて好意的ということができると思います。いずれにしても、解説を聞いている限り、最も大きな変更は“基本的人権の保護”であり、その実現のために、“(現行の)大統領権限の制限”あるいは、“強化された議会民主制”、あるいは“(現行の)大統領権限の国会との共同行使”と言えるのかもしれません。今後色々と議論はあると思いますが、大統領制度については、上で紹介しましたように、2018年以前に近い状態、あるいは、更に昔の2014年以前の状態、つまり、内閣(と首相)を復活させて行政は基本的に内閣に担わせ、一方、大統領は国家の長としてのチェック機能を果たすことを主な役割とする、といったことを狙っているのではないかと思います。そのため、新憲法における大統領は、上でも紹介しましたが、いろいろ議論は行われると思いますが、原案では、「国民の直接投票で選出する、任期は1回限り7年間、政党との関係を切り、任期満了後も政治家としての活動を行わない」という構想となっています。これは誰も指摘していませんでしたが、それは、“この大統領に関する基本方針が分かっていながら、未だにCHPと善良党の間で大統領候補で合意に達していない”ということから、現時点では意味がないことかもしれませんが、次の選挙では、“エルドーアン大統領が握っている強大な権力を持った大統領として選出され、2018年以前、それどころか2014年以前の状態に、自分の権限を制限するために尽力する大統領”ということになります。多分、善良党は前段を強調し、CHP、より正確にはクルチダルオール党首とその真剣な支持者は後段を強調しているのだろうと想像しますが、“強大な大統領”を選ぶのか、“自分の権限を極小化できる大統領”を選ぶのかで、意見が割れているものと想像します。とは言え、「エルドーアン大統領に勝たない限り、次のステップも、人権の強化もあり得ない」ということは厳然とした事実であり、この調整が“大人の対応、文明人の対応”として、求められることとなります。なお、昨日、ババジャンDEVA党首が「来年3月の選挙の可能性を聞いた」と発言したことを紹介しましたが、同時に、「今(この段階で)、野党6党の共通大統領候補を発表すれば、野党6党は1ヶ月も持たないでバラバラになる」とも発言したそうです。それほど、CHPと善良党の対立は激化していることになります。憲法草案を見る限り、ゴール(憲法改正実現)まで導くことができるのはクルチダルオール党首が最も有力であることは、誰の目からも明らかだと思いますが、「エルドーアン大統領に勝てるのか」という根本的なところで疑問符がついている状態です。

 ここからはエルドーアン大統領の発言に関する記事を紹介します。完全に選挙戦に入っていて、「トルコの国家として持てる全ての力を、AKP総裁として選挙戦に投入する」という、“最短で改善が必要”と野党が思っていることを、エルドーアン大統領は積極的に実施している状態です。結局、次の選挙は、トルコ人の人生観の選択をする選挙になりそうです。つまり、“基本的人権の保護、民主主義、法治国家”などと言った、“直ぐには、パンにも、オリーブにも、チーズにもならないが、しばらく我慢すれば、依怙贔屓や差別のない、今よりはずっと平等に、ずっと豊かになれる社会”を選ぶのか、“見え見えのバラマキや、依怙贔屓のコネ採用など、今晩、家にパンとオリーブを持って帰ることができる、エルドーアン大統領の強権にすがって生きること”を選択するのか、ということになりそうです。この説明は、完全に一方的な解説になっていることは百も承知ですが、誇張と個人的な感情が入っているとは言え、かなりの割合で正鵠を射た表現になっていると信じます。もう少し、柔らかい表現では、“自分と周りの人の利益だけを守るために、政権を維持することだけ、そのために選挙に勝つことだけが目的で、そのためには何でもする、どんな譲歩もいとわない”という人と、“心の一番奥深いところに何があるかは現時点ではわからないものの、表見的には、自由と平等をもたらし、これまで依怙贔屓で特定の人だけが得ていた不当利益を正当な権利者全員に分配することにより、正当な権利人が今よりも豊かになることが期待できる”という人の、どちらをトルコ人が選択するかということになると思います。

 今日紹介するAA記事の見出しは「エルドーアン大統領は、『祖国領土の安全のために、誰からも許可を取らない。誰に対しても説明責任を負わない。』と発言」です。軍事行動と、バラマキ政策発言に関する部分のみ抜粋して紹介します。

 レジェップ・タイイップ・エルドーアン大統領は、閣議後に大統領府から国民向けの演説を行いました。

 エルドーアン大統領は、新世代の人々に全ての夢を実現させることができるようなトルコを残せるよう、昼夜なく働き続けることを強調し、次のように述べました。「祖国領土と国民の安全に関係する行動を取る時に、誰の許可も取ることがないのと同様に、誰に対しても説明責任を負わない。名前を変えただけで本質的に同じテロ組織を支援する者の言い訳を受け入れることができる状況にはない。最早、トルコを無駄な脅迫により、政治的、外交的、経済的、軍事的各分野で、トルコの利益に反する立場に追いやろうとする者たちは、力が足りず、成功することはできない。何人も、トルコの安全と安寧の範囲を拡大するための軍事行動に不安感・不快感を抱くことはできない。」

 エルドーアン大統領は、「(短期雇用契約で働いている公務員について)3年以上連続で契約している人は、直ちに公務員候補の地位に変更することを申出ることができる。短期雇用契約で働いている地方公務員についても、同様に3年という条件が求められる。これまでに正式採用されなかった227,000人に、正式採用の道が開かれる。この新方針により、短期雇用契約で働いている52万人の公務員の中から、424,000人が、本人が望むのであれば、公務員として正式採用されることになる。」と述べました。

 ここからは一言解説・雑感です。保護・手当の支給のほか、公務員給与・年金・最低賃金の引上げ、年金受給資格の無かった人(EYT)の救済などのお金の直接的なバラマキに続き、雇用のバラマキによるお金の間接的なバラマキマの決定も行いました。トルコが国家として持っている財産・力について、使えるものは全て“AKP総裁”として使おうとしている状況です。とは言え、これはエルドーアン大統領の専売特許ではなく、世界中の国で行われていることと言えます。違うところは、「どこまでやるか」という「限界の線引き」の問題だろうともいます。普通の国の、普通の指導者なら、方向転換は30度か、60度、せいぜい90度止まりですが、エルドーアン大統領は180度の方向転換を、しかも連発するところが、普通の国の、普通の指導者と全く違っているところだろうと思われます。しかも、特定企業に不当利益を与える“入札”を未だに続け、更には、インフレ率が暴騰し、経常収支の赤字も改善するどころか拡大し、失業率も全く改善しないという「マイナスの結果のオンパレード」にもかかわらず、「世界と逆行する政策金利の引下げを1年以上続け、しかも、先日にも更に150ベーシスポイント引下げた」という政策を継続して、自分自身で自分自身の首を絞めているという状況です。

 

 

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ここからはブレスレッドです。




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Last updated  2022.11.29 22:12:20
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