カテゴリ:市販ラジオ
アクティー AM/FMコンパクトラジオ(1099円) 最低のラジオですが、大きさ的に非常に小さくてよいのです。まともに鳴ったらですが。。。。。 あまりにひどい状況なので返品しようかと思いましたが、せっかくのおもちゃですから中身を見てみることにしました。 基板。 ちいさいラジオなので予想はしていましたが、やはり面実装の部品を多用しています。 ラジオICはCD9088CBのようです。これはFM専用IC。と言うことはAMは別回路か。 AFアンプはTDA2822M系。定番です。なので結構大き目の音で鳴ります、が、割れます。 それにしてもICの半田付けが汚いとういうか雑な感じです。動作が安定しない、選局ダイヤル回すとガリガリ言うのは半田付けの不良(半田割れとか接触不良とか)が原因でしょうかね。 基板全体の半田付けをやり直したほうがいいかも知れませんね。 とりあえず、一つ前の画像で、AMのアンテナの撚り線がチップ部品やバリコンとショートしているような感じなのでテープ貼って絶縁しておきますた。 基板表面。 FMコイル2本です。セラミックフィルタなどの類の部品もありません。 IFTとかの部品はまったくありません。 トランジスタのような3本脚の部品が1個あります。これは、TA7642、つまりAMストレートラジオ用ICですた。100均で売っていたラジオで使っていたものと同じ。 なるほど、AMの分離の悪さ、感度の悪さはこれなら仕方ありませんね。 このラジオの素性は分かったのでとりあえず組み立てて元に戻しますた。 中華では当然(orz)ですが、ケースのプラスチックの品質が最悪で、ねじ穴がすぐに割れてねじ馬鹿に鳴ってしまいます。やはり中華品質は未だにダメダメですね。 アンテナリード線を絶縁したのが効いたのか、再組み立て後はAMは割りと良くなるようになりました。分離の悪さは直りませんが。 FMは手を離すと音が聞こえなくなる現象がだいぶよくなりました。バリコンまわすとガリガリ言ってチューニングがとってもクリチカルなのは変わりませんが。 ということで、少しは使えるようになりました。やっぱり思い切って半田付け全部やり直して幸せになったほうかいいでしょうかね? いや、これ、小さい割りに良く鳴るのでなんかもったいないんですよね。(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.08.20 00:10:05
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