カテゴリ:市販ラジオ
![]() 充電式ライト付き AM/FMラジオ CMT-920、ビッグカメラで投売りしている手巻き充電式ラジオライトです。安いので5個ほど追加で買ったのですが、1個の選局ダイアルがガタガタして旨く回らないので分解してみました。 ペロッと2枚におろせます。基板が2枚で結構中身は詰まっています。 ![]() 充電制御側基板。基板のシルクを見ると2008年製。かなり古いですね。 リチウム充電電池はこの基板の下に(さらにケース外)あります。 黒い細いリード線が手回しダイナモからのコード。 白赤のフラットケーブルはラジオ基板側に儲けられた3色LED(受電状態表示)に接続されていると思われます。 ライト用の白色LED(1灯)は反射板とカバーレンズがかぶさっているのみ。ホットボンドで基板に固定されています。 ![]() 基板表面。 携帯充電DCコネクタ付近にトランジスタっぽい部品がありますが、これは?3端子レギュレータ的なものでしょうか? ![]() ライトLED部になにかICっぽい素子が封入されているものがついています。場所的にライトLED駆動用のICでしょうか?(昇圧チャージポンプか何かか?) ![]() ラジオ基板とダイナモ部。 ![]() ダイナモ部分解。前回分解したダイナモラジオライトのものよりコンパクトですが構造は同じです。耐久性が気になります。 ![]() ラジオICは、CD1691CBです、これも定番のラジオIC。性能は高いはずですが、このラジオでは十分性能を発揮できていないように思えます。 また、バーアンテナからのリード線が基板のほかの接点とショートしそうです。これを見ると、あまり完成品の品質も高く無いように思えます。 ![]() ラジオ基板表面。 黄色IFTと黄色のAM用セラミックフィルターがあります。ピンクのIFTはたぶんAM用のOSCコイルだと思います。AMバーアンテナは短いですが、スーパーラジオとしては標準的なコンパクトラジオの性能はあると思います。 FMは空芯コイル3本(残り1本はバリコン上側にあります)、セラミックフィルター1本使用です。 スペースの問題か、電界コンデンサがリードが長く残して取り付けられていてあまり性能的に好ましく無いような設計(施工)だと思いますね。 トランジスタが4石ほど使われています。AF用に2,3石使ってるようです。なのでAF用ICはありません。(このラジオICはAFのICを使わないものが多いように思います。) 下側のAM/FM切り替えスイッチの金属ケース部がさびています。やはり製造後にどこかの倉庫で長い間寝ていたもののようです。保管状態も怪しいものです。 やはりバリコンダイアルのねじが緩んでました。ねじを締めて元通り組み立てます。 組み立ててから感度調整してから閉じればよかったと思いました。。。。。orz 中を見れば、なぜ安価で投売りしているか判かりますね。まあ、通常は同じような低品質で高い値段で売られているわけなので中華製品はまだまだ安心して買えませんね。 (品質が低いのと性能が低いのがイコールで無いところが怖いのが家電製品、なんですがね。(笑)) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.08.31 18:33:32
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