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私家版 さいたまの石仏

私家版 さいたまの石仏

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☆いたやま☆

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自転車とカメラが趣味で、気軽に写真を撮っています。
お地蔵様や庚申塔などの石仏にはまってしまいました。

さいたま市の石仏探しの参考書として
「石の文化財-浦和の石造物」浦和市教育委員会
「郷土の石佛 写生行脚一期一会」酒井 正

私家版さいたまの石仏のホームページ版は
http://saita-seki.jimdo.com/

2013.11.19 ブログ開設
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2014.09.13
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今日は西区西新井・内野本郷・宮前町の庚申塔を見てみましょう。

西新井稲荷神社 西区西新井

DSC_0223.JPG

西新井稲荷神社の脇に二基の庚申塔。

DSC_0219.JPG

元禄13(1700)舟型光背 青面金剛立像 合掌型六臂。日月雲を線刻。足の両脇に
二鶏。その下に三猿。光背右に「奉建立病除安全之所」と刻む。

DSC_8960.JPG

難しい顔をした青面金剛の足元で、聞か猿が微笑んでいるように見える。
邪鬼は見えない。三猿の両脇には小さい字で 新井村 願主 佐学?敬白。
さらに下の部分に施主16名の名前を刻む。

DSC_0210.JPG

宝暦5(1755)笠付角柱 青面金剛立像 合掌型六臂。日月雲・邪鬼・三猿。

DSC_8964.JPG

狛犬のような面貌の邪鬼。青面金剛よりも怖い?三猿は素朴な印象。

DSC_0212.JPG

右側面「奉造立庚申供養塔」左側面 足立郡新井村 講中。下部に21名の名前。

内野本郷路傍 西区内野本郷

DSC_8934.JPG

清河寺交差点から宮原駅へ向かう道路、上尾道路を東に越えてすぐの細い道を
左折すると左側、民家の間に二基の庚申塔を祀った小堂が立つ。

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享保5(1720)板駒型。日月雲に続き「奉造立庚申供養塔」両脇に年号を刻む。
右側面に 内野本郷村 左側面には 施主講中。

DSC_0230.JPG

正面の下部の狭いところに三猿を彫る。

DSC_0231.JPG

貞享5(1688)板駒型。中央に○念庚申供養之結衆二世安楽之所 敬白

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正面の中程に三猿。右脇に小さく内野村。三猿の下には20名の名前を刻む。

八雲神社 西区内野本郷

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境内の奥、末社の陰に庚申塔。

DSC_0389.JPG

天明元年(1781)板駒型。正面に大きく「庚申塔」下の三猿は正三角形の構図。

興徳寺 西区宮前町

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門の前、左側にに六地蔵と庚申塔が並ぶ。

DSC_8930.JPG

天明3(1783)笠付角柱 青面金剛立像。日月雲、ショケラ持ち。足の脇に二鶏。

DSC_8932.JPG

足元に獅子のような頭部を持った大きな邪鬼と三猿。邪鬼はふてぶてしい。
三猿は左の猿が横向きという構図。残りの二匹の猿は足の組み方が異なる。

DSC_8928.JPG

塔の左側面には宮野前村講中 右上尾みち 右側面には 左 よのみち。
塔自体のボリュームもあり、彫りも迫力に溢れている。

宮前IC東路傍 西区宮前町

DSC_9122.JPG

新大宮バイパスの東側、路傍の小堂の中に庚申塔。

DSC_0144.JPG

元禄3(1690)笠付角柱 正面に「奉供養庚申為二世安楽」

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下半分に施主19人の名前を刻む。さらにその下の台に三猿を彫る。

以上、この地域では7基の庚申塔がみつかりました。





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Last updated  2014.09.13 19:45:38
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