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私家版 さいたまの石仏

私家版 さいたまの石仏

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☆いたやま☆

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自転車とカメラが趣味で、気軽に写真を撮っています。
お地蔵様や庚申塔などの石仏にはまってしまいました。

さいたま市の石仏探しの参考書として
「石の文化財-浦和の石造物」浦和市教育委員会
「郷土の石佛 写生行脚一期一会」酒井 正

私家版さいたまの石仏のホームページ版は
http://saita-seki.jimdo.com/

2013.11.19 ブログ開設
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2014.09.14
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ホームページ「私家版さいたまの石仏」はこちら

今日は荒川の西側の地域、塚本町・飯田新田・植田谷本村・湯木町の庚申塔です。

塚本神明神社 西区塚本町2

DSC_0283.JPG

神社の参道の右手に二基の庚申塔が並ぶ。二基は内容がほぼ同一で一部左右対称。
今日は右の庚申塔で調べてみよう。

DSC_0286.JPG

天和2(1682)角柱型。以前は笠が乗っていたようで、てっぺんにその跡が残る。
青面金剛立像 合掌型六臂。下部に聞か猿を彫る。その聞か猿のさらに下の部分
砂埃でよく見えないが、手でこすってみると文字が浮かんできた。施主名か?

DSC_0359.JPG

左側面「奉造立庚申」その下に見猿を彫る。

DSC_0365.JPG

右側面には年号、その下には言わ猿。三面に合わせて三猿が揃う。

DSC_0357.JPG

裏面に「為二世安楽也」左の庚申塔は側面が左右逆になっている。

飯田新田薬師堂 西区飯田新田

DSC_0491.JPG

薬師堂の墓地、西側のブロック塀の前、地蔵菩薩立像など多くの石塔が並ぶ。
庚申塔 元禄2(1689)笠付角柱型 青面金剛立像 合掌型六臂。

DSC_0374.JPG

右側面は年号に続いて足立之郡植田谷領内 飯田村。下部に9名の名前を刻む。
左側面には「奉新造寒念佛供養二世安楽」と彫る。

DSC_0494.JPG

足元には三猿のみ。三猿の下に7名の名前。右側面の9名と合わせて施主16名。

新田稲荷社 西区植田谷本村新田

DSC_0299.JPG

稲荷社の鳥居の先に庚申塔。

DSC_0301.JPG

享保12(1727)板駒型。梵字の下に日月雲。青面金剛立像 合掌型八臂。全体に
彫りは浅めで、後ろの手などは線刻されたものかと思われてしまうほどだ。

DSC_0399.JPG

左側面右に「奉建立庚申供養」その下は読めない。左に足立郡植田谷本村新田。

湯木自治会館 西区湯木町

DSC_0401.JPG

自治会館の前の広場の片隅、小堂の中に地蔵菩薩立像と庚申塔。

DSC_0404.JPG

安永7(1778)笠付角柱 日月雲 青面金剛立像 剣ショケラ持ち六臂 三眼。
非常にきれいな状態を保っている。振り向いたショケラの表情が面白い。

DSC_0405.JPG

足の脇に二鶏。邪鬼の下に三猿。この邪鬼は西遊馬の中野自治会館で見た庚申塔の
邪鬼とそっくりだ。(2014.09.10の記事)関連があるのだろうか?

DSC_0403.JPG

左側面 遊馬邑湯木 願主 都築氏はじめ3名の名前を刻む。


以上、この地域では5基の庚申塔がみつかりました。


西区は10回に分けて見てきましたが、西区全体では62基になりました。





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Last updated  2014.09.14 19:21:13
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