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私家版 さいたまの石仏

私家版 さいたまの石仏

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☆いたやま☆

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自転車とカメラが趣味で、気軽に写真を撮っています。
お地蔵様や庚申塔などの石仏にはまってしまいました。

さいたま市の石仏探しの参考書として
「石の文化財-浦和の石造物」浦和市教育委員会
「郷土の石佛 写生行脚一期一会」酒井 正

私家版さいたまの石仏のホームページ版は
http://saita-seki.jimdo.com/

2013.11.19 ブログ開設
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2015.08.10
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カテゴリ:朝霞市の石仏
ホームページ「私家版さいたまの石仏」はこちら

朝霞市もだいぶ奥まってきました。膝折地区は今回の榎の庚申塔以外にも
一乗院、子之神氷川神社などに行ってみましたが、一乗院ではお目当ての
お地蔵様がお堂の中に集められていて、うまく写真に収めることができず、
氷川神社のほうはうっそうとした境内の中で充分な光量が得られないため
ピンボケ写真ばかりで、残念ながら今回は記事にはできませんでした。
そのかわりに?以前、紹介し忘れていた朝志ヶ丘、三原の二ヶ所の石塔を
見ていただいきたいと思います。

榎の庚申塔 朝霞市膝折町3-4

DSC_0145.jpg

県道109号線の膝折町1丁目交差点から西に向かい、黒目川を越えた先の
膝折町3丁目交差点。そのすぐ先の三差路の角に庚申塔が立っていた。
道ひとつ超えると新座市になる。

DSC_0148.jpg

庚申塔 元文元年(1736)青面金剛立像 剣・ショケラ持ち?六臂。風化が進み
表面は磨耗していて一部補修跡もあり日月ははっきりしない。顔面はまるで
鉄火面をかぶっているかのようにツルツルで、両手に持った剣もショケラも
溶けてしまっているようだ。

DSC_0146.jpg

足の両脇に二鶏。邪鬼は頭が右。仰向けなのかうつぶせなのかよくわからない。
その下に三猿を彫り、さらに下の台の正面 武州新□□下片山村。続いて脇に
年号が刻まれていた。

DSC_0149.jpg

塔の右側面に「天下泰平」左側面には「国土安全」と刻まれている。

六道地蔵 朝霞市三原3-7

DSC_0393.jpg

朝霞台から志木駅へ向かうバス通りの三原2丁目交差点は細い道も含めると
六差路になっていて、その三角になった角に地蔵堂が立っていた。地元の
人たちには六道地蔵として親しまれている。

DSC_0394.jpg

実は、私はこのすぐ近くに十年以上住んでいたことがあり、堂の前で手を
合わせたこともあったが、堂の中にどんな石仏が祀られているのか全く
考えたこともなかった。お堂は六角になっていて、そのうちの四つの面は
鍵がかかっていない。人通りも多くちょっと気が引けたが思い切って中を
覗いてみた。堂の中、結構大型の笠付石幢の六つの面に六地蔵菩薩立像が
彫られている。保存状態はよく、全体に彫りもはっきりしていた。

DSC_0395.jpg

地蔵像の下、正面「奉納 日本六十六國」右隣の面に天明元年(1781)施主
濱崎村と刻まれている。後の面には施主 溝沼村 源左ェ門、他の面には
それぞれに戒名とその命日が刻まれていた。

DSC_0397.jpg

石幢の裏に隠れるように地蔵菩薩立像 寛政11(1799)正面 梵字「カ」の下に
合掌したお地蔵様を彫る。右脇に造立年月日。その下に濱崎村講中、左脇に
「奉建立地蔵大菩薩諸願成就」塔の右側面 北 川し道、左側面 南 江戸道と
刻まれていた。

浜崎団地南 東武東上線沿い陸橋下 朝霞市朝志ヶ丘1-1

DSC_0480.jpg

北朝霞駅の北口ロータリーから東上線に沿って志木方面に歩くと陸橋の下に
馬頭観音塔が立っていた。写真左の道の先が北朝霞駅になる。

DSC_0482.jpg

馬頭観音塔 嘉永4(1851)正面「馬頭観世音」上部両脇に造立年月日。右下に
引又道 十五丁、左下に 宮戸道 十二丁と刻まれている。

DSC_0483.jpg

塔の右側面 右 ひざおり道 二十丁。

DSC_0485.jpg

左側面には 江戸道 六リ 願主 田中 孫四郎と刻まれていた。

いくつかやり残したところもありますが、これでひとまず「朝霞市の石仏」を
終了したいと思います。志木、朝霞の次となると和光市ですね。このところ
日曜くらいしか取材ができない状況です。地域的にまとめてアップするのは
難しいので、取材が終わった順に少しずつ紹介していきたいと思っています。
よろしくお願いします。





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Last updated  2015.08.10 20:20:00
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