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私家版 さいたまの石仏

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☆いたやま☆

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自転車とカメラが趣味で、気軽に写真を撮っています。
お地蔵様や庚申塔などの石仏にはまってしまいました。

さいたま市の石仏探しの参考書として
「石の文化財-浦和の石造物」浦和市教育委員会
「郷土の石佛 写生行脚一期一会」酒井 正

私家版さいたまの石仏のホームページ版は
http://saita-seki.jimdo.com/

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2023.05.03
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南区の最後は荒川の近く、一番西の地域、松本です。

松本南バス停付近 南区松本4-17​[地図]


さくら川の松本橋から荒川土手に向かってまっすぐ南へ進む。道路右側、松本南バス停の少し手前。植え込みの間に石塔が集められていた。


文字塔と像塔合わせて九基の馬頭観音塔が西向きに並ぶ。荒川近く、この近くには道満の渡し場、下流には早瀬、さらに戸田の渡し場などがあり、荒川土手沿いに旧道が通っていたらしい。荒川流域の護岸工事などによって、地域にあった馬頭観音塔が移され、この場所に集まられたのだろう。


右 馬頭観音塔 天保13(1842)角柱型の石塔の正面中央に「馬頭觀世音」両脇に造立年月日。


塔の左側面、手前に西 ひきまた はやせ道。奥に 北 うらわ道。その下に願主一名の名前が刻まれていた。


右側面に 東 わらび道。江戸時代後期らしく道標になっている。


2番目 馬頭観音塔  天明3(1783)駒型の石塔の正面 二臂の馬頭観音立像を浮き彫り。像の右脇に造立年月日。左脇に内谷村若宮施主とあり一名の名前が刻まれていた。


一面慈悲相、静かな表情をしている。頭上の馬頭が大きく重そうだ。


3番目 馬頭観音塔 。自然石の正面「□□觀世音」上部が剥落、断定はできないが馬頭観音塔で間違いないだろう。


右側面の紀年銘もちょうど年紀の部分が欠けてしまって造立年はわからなかった。


4番目 馬頭観音塔 寛保3(1743)舟形光背に一面六臂の馬頭観音立像を浮き彫り。足元の部分の中央に施主とあり、いくつか名前が薄く刻まれている。


頭上の馬頭ははっきり。馬口印を結ぶ慈悲相の観音様。持物は棒?・法輪・弓矢。光背右下に内谷村。左脇に造立年月日が刻まれていた。


5番目 馬頭観音塔 明和2(1765)舟形光背に三面六臂の馬頭観音立像を浮き彫り。持物は柄の短い矛・法輪・斧・数珠。


三面ともに忿怒相。小指を曲げて馬口印を結んでいる。

6番目 馬頭観音塔  弘化4(1847)駒型の石塔の正面中央「馬頭觀世音」両脇に造立年月日。


7番目 馬頭観音塔 。舟形光背に一面六臂の馬頭観音坐像を浮き彫り。光背はかなり傷んでいる。三眼忿怒相の観音様。持物は矛・法輪・弓・矢。


塔の左側面、上部は剥落、下部だけが残るが、十七日九月廿四日!どう考えたらよいのだろう?他に紀年銘は見当たらず造立年はわからない。


右側面に「□□畜生發菩提心」上の二文字が上手く読めなかった。「如是」で始まると普通だが、そんなふうには読めそうもない。銘の読み取りはいつも苦労する。


8番目 馬頭観音塔 文化7(1810)角柱型の石塔の正面「馬頭觀世音」両脇に造立年月日。施主は個人名。


左端 馬頭観音塔 明治24(1891)駒型の石塔の正面中央に「馬頭觀世音」両脇に造立年月日。こちらも施主は個人名が刻まれていた。





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Last updated  2023.05.03 20:12:34
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