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2019.11.04
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カテゴリ:栄養雑学
​よく、毛の状態がいいですねーと言うのがある。


 よくツヤツヤ輝いていい状態なのは
見るからにわかりますね。



 それはある年齢まではそれでいいかもしれませんが
年齢を重ねてきたら少しはくすんでいる方がいいのかもしれません。
毛の状態を良くするために努力すると体を壊すかもしれませんよ

 ということ。




 結論はそれで終わりなのですが、
見栄えを気にする人は歳を取っている子にも
若い時と同じような毛艶を求める人がいます。


 求める気持ちは良いですが、
努力をしては体に負担をかけますよってこと。




 どういうことか



 毛の材料はタンパク質です。脂質も艶に関係してきますが
毛の骨格はタンパク質で作られます。

 ですから、材料のタンパク質が足らなくなると
毛の状態が見る感じで良くなくなります。


 インスリノーマをはじめとしてタンパク質の消費を高める病気もありますが
いくら消費量が増えても、不足しなければ毛艶は良好になるのです。


 問題なのはタンパク質の処理です。


 タンパク質は窒素を含む成分で、窒素は必ず体外に出さないといけない成分で
このタンパク質量が多いと、処理量が増えて、臓器が痛みます。

 肝臓や腎臓がタンパク質が多すぎると痛む臓器です。

 少ないと心臓を始め不具合が出ます。


 


 年齢を重ねるとタンパク質の合成能力が低下しますので
同じ量を摂取していても、利用される確率が下がるので
同じような結果が出ません。

 同じ結果を出すには、確率が下がっている分
余計に多くのタンパク質が必要になります。


 結果、廃棄する処理に必要なタンパク質が増えるので
時には肝臓と腎臓が悲鳴を上げることになるかもしれません。


 実際、猫が腎臓病が多いのは、猫本来の腎臓の弱さもありますが
​腎臓で処理できる以上のタンパク質を摂取​(与えている)していることによると考えています。コーゲンが野性では消化吸収できないのをペットフードでは考慮しているのか疑問です。



 だから、若い時と同じようにタンパク質摂取をしていても、
利用効率が下がるので、同じ量は体は使えない。

 そこで、毛の状態を良くすることを求めて
タンパク質を多くすると、やりすぎたら肝臓を腎臓が悲鳴を上げる。


 こんな流れがあります。



 歳を取ればそれなりの毛の状態の方が体にとっては
楽に過ごせるかと思います。




 もう一つタンパク質の節約と言うことも頭に入れておくことがいいと思います。


 タンパク質はレゴブロックのように、タンパク質を食べて、
ブロックに分解されたアミノ酸をタンパク質に合成して利用。


 そしてそのタンパク質を分解して血中にブロック(アミノ酸)として供給し
再度タンパク質合成に利用する。リサイクルする栄養素です。


 そこでタンパク質の再利用を効率良くする方法、
無駄に排泄される量を抑制する節約の方法があります。




 アミノ酸のバランスが悪いタンパク質を摂取すると
排泄する時間が早まりますので
食べ物は全体としてバランスの良くするアミノ酸補給が必要です。


 ただ、アミノ酸スコアー100を超えていると言っても、
必要以上に含有しているアミノ酸があれば
それも排泄されるのでスコアー100が大切と言うよりも、
バランスが大切なのです。​



 アミノ酸スコアーが100だから。。。良いではなくて
摂り過ぎは行けません。とればとるほど排泄される量が増え、
臓器の負担につながります。





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最終更新日  2019.11.05 09:04:34
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