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2012.01.12
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カテゴリ:占い・予言
一夢庵 怪しい話 第4シリーズ 第313話 「手相の基本1」

 ここのところ特に女性から聞かれることがあるのが、”なぜ公務員を辞めたんですか?”ということなのですが、何かよほど私の世代の下っ端の国家公務員二種が高給優遇されていたと誤解している人が多いようです(笑)。

 退職に至る経緯の概略は他の処で触れたことがあるのでここでは省略しますが、法的に私が辞める必要は爪の先ほどもなく人事院や裁判所に提訴してもよかったのですが、裁判沙汰になれば某D氏の更に上の(おそらく、寝耳に水の)上司達も確実に連座することになるが、そこまで揉めて残りたいやりがいのある職場か?といったことも考えたわけです。

 他にも、ここでは書かない方がいいような封印話がもう少しあるのですが、ある意味で予知していた事態でもあっただけに数週間の話し合いの後、納得しろという方が無茶なゴリ押しではあるものの最終的に退職に応じたのですが、実行犯の某D氏はそれから数年後に”癌”で死んだそうで、はたして数年後に自分が癌で死ぬと分かっていてもああいった無法なゴリ押しをしたのかどうかは私には謎です(笑)。

 よく納得しましたねえという人も珍しく無いのですが、自分が正しいのか某D氏が正しいのか、そのあたりは神様に裁定を預けて、当然のように生じていた自分の負の感情は早い段階で忘れることにしただけのことで、負の感情を抱え込むと自分の体が壊れていくくらいの知識は既にありましたし、昔も今も食べていくのに忙しい身の上ですしねえ?

 そのあたりのことはともかく、”ある意味で予知していた事態”というのはどういうことか?というと、某氏があれこれ言い出す2ヶ月程前のこと、私の掌がむずがゆくなって手相に変化が生じていたということで、特に生命線から指先方向へ昇る線が出始め、その変化の分岐が流年で図るとほぼ”その年か翌年”くらいに該当していたということです。

 読み解けば、”ああ、これは来年の3月か9月に転勤か?転職か?いずれにしても、これまでとは根底から異なる新しい流れが出てくるんだな”と予測できる手相の変化だったわけですが、ある意味で”天”の告げる変化ですから、そうした流れに逆らうのは無駄というかかなり効率が悪いことになりがちです。

 まあ、人生で銭金は大切ですが、銭金だけを尺度に人生を過ごすつもりもありませんでしたから、お前はいらないと所属していた組織が言うのなら執着する気がそもそも無かったわけです ・・・ 戦時下の徴兵義務でさえ2~3年くらいのものですから、徴兵に相当する国家への義務は既に果たし終わっていたでしょうし(笑)。

 といった話を実際の手相を見せながら解説すると、”へ~。そんなもんなんですか~。”という常連さんが多いのですが、私は基本的に、”雨が降るのが分かっていれば、そもそも外に出ないか、どうしても外に出なければならないのなら傘をさすか合羽を着る対策を講じればいい”派ですから、”そんなもんなんです。”としか言いません(笑)。

 占いというのは、基本的に”塞翁が馬”の世界で、大難を小難にする程度の工夫はともかく、全ての難を回避することは無意味というか御霊磨きの観点からもかえって有害ですから、大まかな流れを知り、やがてやってくる変化に対応する(極論すれば良く死ぬために)準備をしておく指針として利用すべきではないかとも考えています。

 興味深かったのは、宿曜や算命術など他の複数の占術で、両親には”子との縁が薄い”という卦が出ていて、私を含む子供たちには”親との縁が薄い”という卦が出ていたので、私は”気を付けておかなければ疎遠になる”と考えてそれなりの対策をある時期までは講じたのですが、肝心の親の方が”どうせ疎遠になるのだから子のためには何もしない”と言い出したのでした。

 まあ、うちの親たちのような考え方もあるのでしょうが、実際、学校を卒業してからこちら親に文字通り靴下一足買って貰うことも無かったのですが、それでいて、親の入院費用や葬式関連の費用などは少なからず負担させられましたから ・・・ 私は自分でもなぜ親の墓を蹴倒さないのかが不思議です(大笑)。

 話を手相に戻すと、以前にも書いたように、”最低限覚えなければならないのが、生命線、知能線、感情線の基本三線と、比較的目立つことの多い運命線を加えた4本の大まかな位置と意味”ということになるのですが、問題は、基本3線+運命線でさえよくわからない凶相の手相が意外と多いことでしょうか?

 例えば、市販の手相占いの本を読んで、友人や知人で練習しようと手相を見たとして、10人も観ると”これってどう解釈すればいいの?”と考え込んでしまうくらいグダグダの手相をしている人が紛れていることがままあるわけで、手相の本などに出てくるようなシンプルで分かりやすい手相というのは意外と少数派になります。

 誤解の無いように補足しておくと、神経質でデリケートな人は細かく短い線が多く、大雑把な人は細かな線がほとんど無いとされていて、そういった神経質な人に多いノイズのような細かな線でグダグダのように見える手相と、本に出ているような素直な線では無い、かなり奇妙奇天烈に曲がりくねったり歪んで走っている線を持つ凶相に属する手相は別の話になります。

 また、手相は瞬時と言ってもいいくらい数時間とか数日といった短期間の内に劇的に変わることがあり、長くて数ヶ月から数年程度の内の変化を読むのに向いていると私は考えていますが、一方で”生き方”と連動しているところも大きいため、環境の変化に呼応して変化していくこともあるようですから、ある時に見て吉相だからといって安心していて良いものではなく、その辺りが他の占断と少し違う点になります。

 私自身の手相の変化で面白かったのは、公務員を辞めるまでは運命線らしい運命線が無かったのですが、次第にくっきり浮き出てくるようになり、あれこれ読み解きながらなるほどね~と思うと同時に、自分の生き方の方向性が間違っていないかどうかの羅針盤にもなるな~と腑に落ちたというか、そうした変化でやっと実感しました(笑)。

 基本三線の内、運命線に関しては、俗説としてその長短が寿命を顕しているという説があるのですが、実際には生きていくスタミナというか生命力(生命欲)を顕している線で、親指の発達にほぼ比例していますから物を握る力が強い人は生命線が長く濃くなる傾向があります。

 また、その掌の中央への張り出し具合で、中指の下あたりまで生命線のカーブが張りだしている様な人はタフな肉体派で体力、気力に富み、ほとんどストンと手首の方へ落ちて張り出しが無い人は、体力に乏しく無理が利かず、病気になると長引くとされていますが、張り出しが大きい人でも、生命線に”井”の字型の島が出ている場合は病気などに注意が必要になります。

 この生命線は、流年という考え方を理解するのに適した線でもあり、出発点を親指と人差し指の間の生命線の付け根、終末点を手首に近い側の生命線の尾の部分とし、現在だと男性で70~80歳,女性で80~90歳くらいが平均的な寿命ととりあえず考えて、均等分していきます。

 つまり、生命線の真ん中あたりが、男性だと35~40歳くらい、女性だと40~45歳くらいの運勢と連動していると見立てることになるということで、後は均等に割って行けば、概ね○歳くらいの運気が予測できるという考え方なのですが、他の部位でも流年の考え方を使うことがあります。

 ちなみに、前述した私の生命線上に突如として生えてきた線は、開運線と呼ばれることがあり、独立、結婚といった新生活が始まる象意になるのですが、逆に言えば、留まろうとしても留まれないか、留まってもろくなことにならない線でもあり、何らかの決断を半ば強制的に促されることになりがちです。

 開運線と似ているのですが、出てくる場所が、生命線の付け根の部分あたりで、延びていく方向が人差し指の付け根方向の線を向上線とか努力線と呼び、かっては20~25歳くらいの若い子に良く出ていましたが、ここのところ若い衆に見かけることが希になってきている線ですが、野心的に努力している人には年齢に関係無く出ていることがあります。

 生命線絡みで凶相になるのは、生命線と直角に交わる障害線と呼ばれる線で、その太さ、長さ、濃さなどで襲いかかってくる障害がある程度推察でき、流年と併せて用いると、だいたい何歳くらいにトラブルに見舞われるかの予測をすることもできるのですが、肉体的なダメージは短い線、精神的なダメージは長い線になるとされてはいるものの、手相は変わりますから消えていくことも珍しくありません。

 その意味で、手相を読み解くときに注意が必要なのは、手相の象意が決定事項であると信じ込んでしまうと自己暗示にかかってしまい、無意識の内に自分からそういった運気を呼び込んで運勢を悪化させてしまうことが珍しく無いということで、それこそ赤色のボールペンで手相を吉相に修正する方が建設的です(笑)。

 生命線が二重になっていたり三重になっている人がいますが、基本的にタフな人を意味するのですが、多忙な人生を歩むことが約束付けられているとも言える相でもあり、体力を過信して不摂生を続けて自滅することがままある相でもありますが、逆に、節制していると生命線の内側に二本目の生命線が浮き出してくることがあります ・・・ 少なくとも私は生えてきました(笑)。

 生命線の末の方が二股に別れているというか支線が出ている場合は、二重生命線では無く旅行線で、生まれ故郷を離れる暗示と、ディスクワークより営業が向く人で、閑にしていると気力も体力も運気も落ちてしまうのですが、良くしたもので、部屋の中にじっとしていることができないタイプが多く、住居やインテリアなどにさほどこだわらない傾向があるようです。

 長くなってまいりましたので続きはまたどこかで ・・・ 忘れていなければですが(笑)。

初出:一夢庵 怪しい話 第4シリーズ 第313話:(2012/01/06)





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Last updated  2012.01.12 01:29:18
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