1038623 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

風狂夜話2

風狂夜話2

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2007年12月26日
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類
スターリン・ジョークは特に東欧のものが面白い。

☆ソ連とポーランドの相違はなにか。

 ソ連ではフルシチョフだけがしゃべり、他のみんなは黙っていなければ

 ならない。

 ポーランドではみんながしゃべるが、ゴムルカだけは黙っていなければ

 ならない。

☆世界で最も中立的な国はどこか?

 チェコスロバキアである。なにしろチェコスロバキア人は自国の内政

 にも干渉できないのだから。

☆男が獣医のところへ駆け込んできてすぐ診察してくれと言う。

 「しかし、きみ、私は獣医なんだよ」

 「ドクター、そりゃ、わかってますよ。私はね、馬みたいに働いて、

 カナリアみたいに食って、犬みたいに扱われてるんですぜ。

 一体どこへ行けばいいんですかい」

☆ポーランドでは1968年3月の学生騒動のあと、警官の知的水準が

 向上した。なにしろ2週間にわたって大学で過ごしたにだから。

☆ポーランド外務省人事課に、就職希望者がやってきた。

 「名前は?」

 「モシェ・グリュン」

 「学歴は?」

 「オックスフォードとパリ工科大学の学位」

 「言葉は?」

 「英語、フランス語、イタリア語」

 「よろしい、採用しましょう。しかしそのユダヤ名前だけは

  変えたほうがいいな」

 「それがどうも、一度変えたものですから」

 「ふうん。じゃあ、もとの名前は?」

 「ラジウィル公爵」

☆一人のユダヤ人が手紙を書いた。

 「モスクワ、クレムリン、同志レーニン宛

  親愛なる同志レーニン!
 
  イスラエルへ出国できるよう、ご助力をお願いします」

 数日して、党委員会から呼び出される。

 「頭がおかしいんじゃないのか」と党書記が言う。

 「レーニンが50年も前に死んだってことは、お前も知ってるだろう」

 「なるほど」とユダヤ人。「あんた方はいつだってこうだ。自分たちの

  ためには、レーニンは永遠に生きているのに、一人の哀れなユダヤ人の

  ためには、ずっと前に死んでるんだ」

「ロシア人が月に行ったそうだ。──みんなかい?」などの宇宙時代のジョーク

も楽しい。特に東欧のそれが辛いのはユダヤ系知識人が絡み、末端官僚が絡んで

いるからであろう。

スターリニズムの東欧諸国への搾取、傀儡政権工作は彼らに面従腹背の姿勢を

とらせた。歴史の皮肉である。

ソ連の崩壊はこの状況を一挙に変えた。政治ジョークはつまらなくなる。

だが今の日本はきっと面白い。

おそるべきインテリジョークが始まりそうだ。

三島由紀夫がその嚆矢たらんと思ったが、残念死んでしまった。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2007年12月26日 21時08分51秒
コメント(0) | コメントを書く


PR

フリーページ

プロフィール

芳邑

芳邑

キーワードサーチ

▼キーワード検索

楽天カード

カレンダー

お気に入りブログ

源氏物語〔2帖帚木 … New! Photo USMさん

コメント新着

@ New!
うぼで@ Re:フランク永井の死(11/03) フランクさんの曲、再び聴きたくなりまし…
金田あわ@ Re:梟よつらくせ直せ春の雨(12/28) よいものを見せて頂きました。Thanks a l…
玄茶ー@ Re:淋しさに飯をくふなり秋の風(11/01) 感情的な文章です
http://buycialisky.com/@ Re:日経新聞社説の従米論(05/05) cialis e viagra assunti insiemecialis c…

ニューストピックス


© Rakuten Group, Inc.