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![]() ☆ソ連とポーランドの相違はなにか。 ソ連ではフルシチョフだけがしゃべり、他のみんなは黙っていなければ ならない。 ポーランドではみんながしゃべるが、ゴムルカだけは黙っていなければ ならない。 ☆世界で最も中立的な国はどこか? チェコスロバキアである。なにしろチェコスロバキア人は自国の内政 にも干渉できないのだから。 ☆男が獣医のところへ駆け込んできてすぐ診察してくれと言う。 「しかし、きみ、私は獣医なんだよ」 「ドクター、そりゃ、わかってますよ。私はね、馬みたいに働いて、 カナリアみたいに食って、犬みたいに扱われてるんですぜ。 一体どこへ行けばいいんですかい」 ☆ポーランドでは1968年3月の学生騒動のあと、警官の知的水準が 向上した。なにしろ2週間にわたって大学で過ごしたにだから。 ☆ポーランド外務省人事課に、就職希望者がやってきた。 「名前は?」 「モシェ・グリュン」 「学歴は?」 「オックスフォードとパリ工科大学の学位」 「言葉は?」 「英語、フランス語、イタリア語」 「よろしい、採用しましょう。しかしそのユダヤ名前だけは 変えたほうがいいな」 「それがどうも、一度変えたものですから」 「ふうん。じゃあ、もとの名前は?」 「ラジウィル公爵」 ☆一人のユダヤ人が手紙を書いた。 「モスクワ、クレムリン、同志レーニン宛 親愛なる同志レーニン! イスラエルへ出国できるよう、ご助力をお願いします」 数日して、党委員会から呼び出される。 「頭がおかしいんじゃないのか」と党書記が言う。 「レーニンが50年も前に死んだってことは、お前も知ってるだろう」 「なるほど」とユダヤ人。「あんた方はいつだってこうだ。自分たちの ためには、レーニンは永遠に生きているのに、一人の哀れなユダヤ人の ためには、ずっと前に死んでるんだ」 「ロシア人が月に行ったそうだ。──みんなかい?」などの宇宙時代のジョーク も楽しい。特に東欧のそれが辛いのはユダヤ系知識人が絡み、末端官僚が絡んで いるからであろう。 スターリニズムの東欧諸国への搾取、傀儡政権工作は彼らに面従腹背の姿勢を とらせた。歴史の皮肉である。 ソ連の崩壊はこの状況を一挙に変えた。政治ジョークはつまらなくなる。 だが今の日本はきっと面白い。 おそるべきインテリジョークが始まりそうだ。 三島由紀夫がその嚆矢たらんと思ったが、残念死んでしまった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年12月26日 21時08分51秒
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