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閉会式でも「人工消雨作戦」を実施したという。 新華社通信が発表したというからこれも「国威発揚」の一環なのであろう。 花火のCG作成、独唱の口パク、民族衣装の偽装など開会式のやらせが欧米メディアの 格好の餌食になっているのに、中華思想の「厚顔無恥」をさらけ出し恬淡としている。 さすがに日本人のお人よしが「あれは古来の中国式表現で、約束事として大目にみてや りましょう」とかばっていた。 だがこれらのやらせがいかに国際ルールの無視、他民族軽視、唯我独尊の「裸の王様」 状態であったかは欧米メディアのよく報じるところである。 ワシントンポストが「中国のオリンピックは人権抑圧でも金メダル」と皮肉っているの がいかにも洗練された言論姿勢として記憶された。 日本のメディアは相変わらず右も左も高校野球報道のごとく商売一筋。 おそらく「アカハタ」もスポーツ欄は「読売」もびっくりの詳細を極めていたであろう。 「北京の光と影」のごときあやうい際物も日本人の琴線にふれて多忙である。 東京オリンピックのときの「東京の光と影」もおおくの読者を納得させたであろう。 歴史は続くどこまでもである。 欧米のメディアの優れているところは「中国さん、われわれもおたくのような危ない橋 を渡ってきました。戦争もおっぱじめました。だけどもうこけおどかしの祭典など真っ平 ですぜ。こんなことをしてると民衆が叛乱をおこしますよ。警告しますよ」とはっきり 政治発言をする勇気だ。 その舌の根の乾かぬうちに中国への輸出メーカーの宣伝にいそしむ経済合理性を忘れない したたかさ。日本のメディアのひ弱さは星野ジャパンと同じ、二股かけて情報戦略をたて 恫喝も膝寄りも辞さない勇気のなさである。 アメリカの民主主義のように真っ裸になって情報公開するリアリズムが必要だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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