カテゴリ:政治
![]() した。 「沖縄普天間基地の移設」について与野党の議員に意見を求めるいつもの 討論番組なのだが、福島瑞穂社民党党首のコメントに対し、みのもんたが、 いちいち遮って、全部を言わせない茶々をいれてきたのである。 「社民党は連立離脱のカードを出さないのですか」などと、言いがかりを つけてさかんに論点をずらそうとする。それが何度も繰り返された。 これは何かあると思ったが、連日の「鳩山首相への攻撃とネガティブ・キ ャンペーン」に忙しい大手マスコミの戦術は、「グアム・テニアン島への 米軍基地移設」を唱える福島氏の主張をあからさまに流すことを抑えたの であろう。福島氏が携行した「米自治領の北マリアナ諸島への米軍再編計 画」の冊子を紹介しようとするや、全く説明のないままちょん切られてい ったのである。なるほどなと得心した。 大手マスコミ、特にテレビの誘導尋問的な報道には目にあまるものがある。 沖縄や徳之島の住民集会の報道に関しても、「ひたすら鳩山への文句を言 わせようとする画像の応酬で、撮りたい絵しか撮らない」という姿勢だ。 住民が「鳩山首相にエールを送る」と答えたら記者に驚かれたという始末。 「日刊ゲンダイ」は「普天間基地の移設先はどこがベストか」をテレビや 新聞は大好きな世論調査で聞くべきであろう、と提言する。 朝から晩まで鳩山首相を叩き、民主党を叩き、自民党と米国従属の官僚と 手を組んで、沖縄の構造利権を援護する大手マスコミの候補は「辺野古沖」 に違いないだろうが。 それらの仲間にエールを送るべく彼らは連日「鳩山対沖縄・徳之島」とい うキャンペーンを張っている。御苦労なことだ。 その鳩山首相はモタモタ迷走しているように見せかけて、実はワシントンに、 『日本には引き受けるところがない』というメッセージを送っているのだ とも見える。 そしてアメリカはこの沖縄の「反鳩山」の感情が「反米国・米軍」の感情 に変わることを恐れているようにも見える。 今朝の福島党首の主張は「県外・国外移設」と言いながら、実は米軍抑止 力の虚構や米国覇権主義への批判を含んでいるから、危険とみなされ、遮 られたのである。 既に民主党の川内博史議員らは北マリアナ諸島のテニアン島へ出向き、普 天間基地移転の受け入れを打診している。いよいよ新展開が始まる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年05月08日 19時52分30秒
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