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カテゴリ:身近な出来事
朝、起きる。 雨戸を開け、窓ガラスに貼ったガムテープをはがし、外へ出る。風はそよ風。道路はもう乾きだしている。きょうは燃やすゴミの収集日。近所の人たちが朝早く出したのだろう、歩道のはしには既にゴミの袋が並んでいる。 いつもの朝の風景。昨晩は吹き戻しの風もないまま。ほんとに大型台風が通り過ぎたのかしらん? 首を傾げつつ、テレビをON。ローカルニュースで隣町で屋根にのぼっていた男性が強風に吹き飛ばされて落下、大けがを負ったと知らせる。近くの町では、ダンプが強風で横転し、運転していた女性がこちらも大けが。せいぜい20キロほどしか離れていない町では川が氾濫し、床上浸水。あぁ、やっぱり大きな台風だったんだ。 しかし、隣町では人やダンプが吹き飛ぶほどの風が吹き、町に水があふれるほどに雨が降ったというのに、我が町の平穏さは不可思議。ちょうど台風の目が通ったからなのか? 台風のコースがほんのちょっとずれていてば、我が家の屋根が飛んでいても不思議じゃない。幸不幸というのはほんのちょっとした運に左右されるんだなぁ。 7人の方が亡くなり、12人の方が行方不明となっている。 九州の西側、特に宮崎県の被害が大きい。宮崎市や延岡市は床上浸水。救助にあたる消防士が、あふれた水の中を泳いでいる。大変だ。 高千穂では土砂崩れで家が流された。高千穂は仕事で何度か訪ねたことがある。緑深い山々に囲まれた、なんともしっとりした雰囲気のある神話の里。その山々が牙を剥くとは・・・・。 早く復旧することを祈らずにはいられない。 それにしても、籠城を決め込んだおととい以降、きのうの朝、夕、そしてきょうの朝と、新聞はきちんと届いていた。一回一回、ビニール袋に入れて。 頭がさがります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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