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カテゴリ:身近な出来事
見てると切なくなる。 住民に向かって土下座する東電の社長。 口々に胸のうちを吐き出す人たち。 罵声も飛ぶよね、そりゃ。家に戻れるかどうかさえわからないのだから。 苦しいね。 どうしてこんなことになっちゃったかな。 国民の戦争責任って言葉がちらりと頭をかすめる。 東電(ばかりではなく他の電力会社)の社員が、今は口には出来ないけれど頭のかたすみに浮かべている言葉があるだろう。 「みんな、賛成してたじゃん…」 原子力で電気を生み出す。そのシステムに明確に反対することなく、生み出された電気を存分に使って快適な生活を営んできたぼくら。 ほとんど国策として「原子力は安全」と教育現場でも教えられてきた。 それを真実として疑わない人たちもたくさん生まれているという。 それが意図的な洗脳なのか、ぼくらの判断力不足なのかは微妙なところだけれど、なんだか戦争前みたいだな。 原子力はやはり人智の及ばない、人の手におえない自然の摂理として手離し、共に生きて行けそうな太陽光や吹く風に力を借りるのか、それとも喉元過ぎれば熱さを忘れて元のレールを再び走るのか。 それを選ぶのはぼくらだけどなぁ。 しばし立ち止まって考えよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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