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カテゴリ:制作現場
テレビを見ていて、どうにも気になる。 画面に登場する人の、目の泳ぎ。お笑いタレントが多いけど、局のアナウンサーも同様に。 お笑いタレントの泳ぐ目の先は、カンペなのか、ディレクターなのか。 「これでいいの? これからどうするの?」という思いが目の表情からは読み取れるから、視線の先にはディレクターがいることが多いのだろう。 生放送ならばまだしも、撮影済み編集済みの番組でも多々目にするから、制作現場ではもう気にならない出来事なんだろうね。 以前は同様に目が泳いだら、そこでカットして撮り直しだった。だって、変だもんね、見ていて。 お前、プロだろ、しっかりしろよ!…なんて声が飛んだりしたはずだ。 でも、「これでいいの?」という視線をカメラの外にモロ送るアナウンサーも散見するにあたっては、もうなにをか言わんや。 今は「カンペ」という言葉を視聴者が普通に使うくらいだし、制作現場でも大した問題ではないんだろう。 テレビ草創期はドラマも生だった。それでも視線は泳がなかったんじゃなかろうかしらん。みんな、それで禄を食んでるプロだもん。 アナウンサーがゲストを呼び出す時も、視線は明らかにカメラを見ていないことが多い。名前を間違えることはとっても失礼なことだから、カメラの脇に置いてあるカンペで確認しているんだね。 視聴者には「失礼」とは思わないっていうのも「?」だけれど。 視線が泳ぐシーンに出くわすと、見る気が急速に薄れていくんだけどなぁ…。 スタジオ構成のバラエティを見ることが少なくなったのはそのせいかな。テレビ画面に映っているのはBS-NHKのドキュメンタリー系がほとんどなのも、泳ぐ視線を見たくないからなのかもしれない。 現場が素人化しているのかなぁ…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.06.04 08:37:27
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