|
カテゴリ:娘のこと
髪が肩まで伸び、なにかと邪魔になるって思って、体操の妨げにならないよう、シンプルなヘアゴムでくくって登園させました。 5歳ともなると、お友達同士で、ヘアスタイルや、ヘアグッズの批評もあるみたいで、言われっぱなしの娘は園へ着くなり、「やっぱりはずす」と・・・
「せっかく、時間無いのにくくったんやから、(しかも、編みこみ・・・)お友達に何か言われるのにおどおどしてるんやろ。よく似合っているから、はずさんとそのままくくっとき!」 どんだけ不器用な私が編みこみするのに苦労したか・・・
帰園の際、先生が「すみません、ヘアゴムを亡くしたみたいで・・トイレで落としたっていうもんですから、探してみたんですけど、見つからなくて」と。
”嫌がっていたから、自分ではずしたな・・・”ってピンときたから、 「大丈夫です。気になさらないでください」と返事して 帰り道、聞いてみた。 娘はあっけらかんとした顔で「ほかしたで」って。
私は、再度、聞きなおした。「ゴム、かばんに入れてるんやろ?」 「別に、くくらんでもよかったから、邪魔やし、ほかした」 もう、言葉は有りませんでした
買い与えすぎ、こどもの言いなりになってきた自分を責めました
欲しくても買ってもらえない いつも大人仕様の無地の鉛筆にノート そんなみじめな子供時代をわが子にはさせたくない そんな想いで、欲しいと言ったものは、使うものであるなら、躊躇せず買い与えてきました まさか、捨てるという発想は 私には考えられません でも、実際、いとも簡単に捨てたのです
今日から、路線変更です
欲しくても、我慢させる 欲しくて欲しくてどうしても欲しくてってものだけを買い与える
娘の持っているヘアゴムを改めて見てみました たしかに、なんでこんなにたくさんいるんでしょう くくるという目的の為なら、1本か2本でいいはず・・・・・・ しばらく、考え込みました
そして、はっとしました 幼い頃の自分、欲しくても買ってもらえなかった自分に買っているんじゃないかと そう言えば、おもちゃもそうです 娘が欲しいといった物の中でも、自分が欲しい物を選んでいる気がします。 自分がいいって思ったキャラクターを収集してみたり
話は反れてしまいましたが、欲しがるものを躊躇なく与えることが招いた悲劇です ほんとに怖い そう言えば、3歳の頃、おかたづけをしなさいって言ったら 「ほかしたらええやん。そしたら、かたづけんでええやん」って言ったことがある いちいち教えなくても常識としてわかってるって思っていたけれど、 わかってなかったんだ
今日から、いらないもの、用途が重複するものは買わない しかし、お金の価値を教えるのって難しいよね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[娘のこと] カテゴリの最新記事
|