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気まぐれ*旅の日記帳*

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2014年08月22日
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テーマ:タイ(3305)
カテゴリ:旅行(タイ)
バンコク2日目。
バンコクから北へ80キロほど離れたアユタヤ歴史公園まで自力で行きます。

アユタヤへはタイ国鉄を使うのが一般的ですが、
前売り乗車券がネット予約出来なくなってしまったので却下。

朝早めにアクセスの悪いクルンテープ駅に行って乗車券を買うのがキツイ、
帰りはチェンマイなどの北方から来る列車が必ず遅れるのもマイナス要因。

また現地ツアー「行きは陸路で帰りはチャオプラヤー川クルーズ」も心惹かれましたが、
ツアーコースにもれなく「バンパイン離宮」と「象乗り」がついてくるのでこれも却下。

象には乗りたくないし、リバークルーズはバンコクでいくらでも出来ます。
あとツアーですとアユタヤ島外の史跡はあまり行かないのですよね。

ということで時間の縛りが少なく自由度の高い「ロットゥー+トゥクトゥク」に決定!
適当な時刻に出かけて、全部観光したら即帰る、やっぱりこれがベストです。

ホテル最寄りのBTSチットロム駅から4つ目のアヌサワリー・チャイ駅で下車。
この駅は別名ビクトリーモニュメント=戦勝記念塔となっています。

3,4番出口方面の改札を出ると、
戦勝記念塔を半周ぐるりと囲むように歩道橋が続いていました。


2014タイ031.jpg


そのまま右方向に歩道橋を通るのですが、
アユタヤ行きのロットゥー乗り場へ降りる階段がよく分からず雫

戦勝記念塔周辺はタイ全土へのロットゥーが一堂に集結するエリアの1つで、
そこかしこにロットゥーが連なっています。

なので警備員さんにアユタヤ行のロットゥー乗り場の降り口をききました。

警備員さんが指さす方へ降り、
アユタヤ行きのロットゥー乗り場をその都度ききながら道なりに歩いていきます。

すると露店のチケット売り場らしきところにたどり着きました。

あれ、ロットゥーのチケット代は車内徴収ではなかったっけ?
露店と言うのもなんだか怪しい。。。

と思いアユタヤまでの運賃を確認したらTHB60(約185円)とのこと。

これは各ガイドブックの値段とぴったり合致するので購入。
大きな半券を渡され指定されたロットゥーへ。

ドライバーらしきに人に半券を渡してドアを開けてもらうと、
すでに10人くらいの人が乗車していました。

乗客はすべて現地のタイ人の方々、観光客らしき人はゼロ。
ロットゥーは満員になったら出発のようです。

待っている間にドライバーに自分の行きたいところを再度伝えます。
持参していた「地球の歩き方」で降りたい位置を指差してしつこく確認。

この時は地図上に書いてあった通常のミニバスの降車位置にしました。



走り出してから分かったのですが、
ロットゥーは通り道であれば自分の好きなところに降車出来るようです。

この後2~3人乗り込んだところで出発。
待ち時間は5分ほどでした。

この日は休日だったので市街地の渋滞もなく猛スピードでぶっ飛ばすロットゥー。
ぶっ飛ばし度合いは香港のミニバス(小巴)と良い勝負といったところ。

途中で人を降ろしながら走ること1時間15分ほど。
「さあ、着いたよ」と言われたところで下車しました。

降りたのは私たち2人のみ。
「ここはどこ?」と思う間もなくトゥクトゥクの運転手がご登場!

この辺りの連携がやけに良いので復路に観察していたら、
御互い小銭程度のマージンの受け渡しがあるようでした。

さて、ここから今度はトゥクトゥクの運転手と交渉開始です。
まず1番手は海千山千の大ベテラン風おじいちゃん。

こちらはトゥクトゥクに乗るつもりはなく、
自転車で回る予定だと伝えます。

交渉はすべて英語ですすめました。
アユタヤに関しては観光客慣れした方が多かったです。

すると「自転車は暑いぞ、スコールが降ったらどうする、道が危ないぞ」
など不安要素を矢継ぎ早に言いながらノートを取り出してきました。

出たっ!
これが噂の「利用者の感想ノート」か
!?

ガイドブックに書いてあるとおり、
「2,000バーツを払って快適に観光できました」と日本語で書かれてあります。

「2,000バーツって、いくらなんでも高すぎでしょう」と返すと、
「だったらいくらなら良いんだ」と再度聞いてくるおじいちゃん。

「700バーツくらいですかね」と言ったら、
速攻退散しました。

次は2番手のお兄さんが登場。
バリバリの働き盛りといったところ。

自分たちはこれを自力で回りたいのですが、
と言って頑張ってタイ語で作った行程表を見せました。

ここから真の交渉がスタート!

1.ワット・マハタート
2.ワット・ラチャブラナ
3.ワット・ナー・プラメーン
4.ワット・プーカオ・トーン
5.ワット・プラ・シーサンペット
6.ヴィハーン・プラ・モンコン・ボピット
7.ワット・プラ・ラーム
8.ワット・ローカヤ・スター
9.チェディ・プラ・シースリヨータイ
10.ワット・チャイ・ワタナラーム
11.ワット・スワン・ダララーム

「地球の歩き方」とタイ国政府観光庁のHPを見て、
自分が行きたいところを全部書き出したものです。

順番はトゥクトゥクとの交渉決裂した際に自転車でも回れるように、
地図を見ながら自分なりに効率よく並べてみました。

さてこのお兄さん、
「2つの寺院で1時間はかかる。この行程だと5時間必要、1時間につきTHB300」
と提示してきました。

おいおい、いくらなんでも5時間はかからないでしょう。

この中にはお隣同士で近い寺院もあるので、
「急げば4時間で行けるのでは?」と、
あえて3番手に控えているお姉さんに同意を求めました。

するとこのお姉さん、この2番手を早く片付けたかったのか、
「急げば4時間で行くわよね」と助け船を出してくれました。

「それでは全行程を4時間で回る約束でTHB1,000で」と持ちかけたところ、
何だかんだで最終的にTHB1,100(約3,500円)で決着しました。

おそらく現地の方はもっと安い価格になるとは思いますが、
日本円で考えると破格の安値なのでこれで良しとしました。

するとお兄さんは回る順番を効率よくアレンジし直し出したのです。

11.ワット・スワン・ダララーム
1.ワット・マハタート
2.ワット・ラチャブラナ
5.ワット・プラ・シーサンペット
6.ヴィハーン・プラ・モンコン・ボピット
7.ワット・プラ・ラーム
8.ワット・ローカヤ・スター
9.チェディ・プラ・シースリヨータイ
10.ワット・チャイ・ワタナラーム
4.ワット・プーカオ・トーン
3.ワット・ナー・プラメーン

おおっ、そう回るのですか!
考えもつきませんでした。

お兄さん、俄然やる気が出てきたようです。
結果的にこのお兄さんにしてこちらも大正解でした。

理由は
・停車場所は常にベストポジションの位置取り
・結局「急がずにゆっくりと回ってきていいよ」と言ってくれた
・運転が丁寧で気配りが良い
などなど。

今回チャーターしたお兄さんのトゥクトゥク
2014タイ036.jpg


実際にアユタヤの街を走ってみると、
・のんびりした田舎町の史跡というよりは「街」である
・幹線道路が広くて交通量が激しい、大型トラックも多い
・幹線道路や橋に高架部分がある
等、地図だけでは分からなかったことが多かったのです。

ワット・マハタートあたりの道路
2014タイ037.jpg


あと「2つで1時間かかる」と言ったお兄さんの言葉はある意味正解でした。
一つ一つの史跡が思ったよりも広くてそれが広範囲に点在しているのです。

史跡好きがじっくり見て回ったら時間がいくらあっても足りないでしょう。

とはいえロットゥーにしてもトゥクトゥクにしてもリスクは大きく、
あくまでも自己責任ということで、残念ながら誰彼とはお勧めは出来ないです。

こうしてアユタヤの史跡巡りがはじまりました、つづく。

星追記
  以上の情報は2014年8月中旬のもの
  帰路(アユタヤからバンコク)の日記は、こちら





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最終更新日  2014年10月29日 15時20分36秒



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