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「永遠の0(ゼロ)」を再読していましたが、
日本はあまり変わっていないと感じました。
戦争中の日本は、パイロットを大切にせず、
優秀な人材をどんどん失っていった。
今の日本も、経営者を大切にせず、
優秀な経営者を一回の失敗で、
どん底に突き落とし、
どんどん優秀な人材を失っているように
感じるのです。
「
永遠の0(ゼロ)」百田 尚樹
【私の評価】★★★★★
一冊の良い本との出会いから、あなたの人生に全ての良いことが起こります
本のソムリエがお薦めする本日の一冊は・・・
「
タテ社会の人間関係 単一社会の理論 講談社現代新書 / 中根千枝 【新書】」中根 千枝、講談社
【私の評価】★★★☆☆(72点)
■社会人類学の先生による
日本人の人間関係の分析です。
親分・子分というものがありますが、
日本人は一家を組織したがります。
それが昔は藩であり、一家であり、
現代の企業なのでしょう。
・日本の集団意識は非常に場におかれており、
インドでは反対に資格(最も象徴的にあらわれているのは
カースト-基本的に職業・身分による社会集団(p28)
■そして、この親分子分の関係がからみあい
タテ社会を形成しています。
こうしたタテ社会は、日本独特のもの。
イギリスでは階級が支配し、
インドではカーストの身分、
欧米企業では職能。
つまりヨコ社会とでもいうような
資格で連係しているのです。
・東大というものを通過することによって、同列にたちうる・・・
労働者の息子はオックスフォードに行っても、下層出身者
ということは一生ついてまわる。・・・
学閥か階級かという対照がここにみられる(p103)
■どうして日本では、学閥というものが
存在するんだろう・・・
と考えていましたが、少しスッキリしました。
日本にも、西欧にも良いところがあれば、
悪いところもある。
基本的には、今の社会は、
日本人の特性に会った社会なのでしょうから、
その特性を知ったうえで考えるべきと感じました。
中根さん、
良い本をありがとうございました。
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