JEWEL
日記・グルメ・小説のこと727
読書・TV・映画記録2761
連載小説:Ti Amo115
連載小説:VALENTI151
連載小説:茨の家43
連載小説:翠の光34
連載小説:双つの鏡219
完結済小説:桜人70
完結済小説:白昼夢57
完結済小説:炎の月160
完結済小説:月光花401
完結済小説:金襴の蝶68
完結済小説:鬼と胡蝶26
完結済小説:暁の鳳凰84
完結済小説:金魚花火170
完結済小説:狼と少年46
完結済小説:翡翠の君56
完結済小説:胡蝶の唄40
完結済小説:琥珀の血脈137
完結済小説:螺旋の果て246
完結済小説:紅き月の標221
火宵の月 二次創作小説7
連載小説:蒼き炎(ほむら)60
連載小説:茨~Rose~姫87
完結済小説:黒衣の貴婦人103
完結済小説:lunatic tears290
完結済小説:わたしの彼は・・73
連載小説:蒼き天使の子守唄63
連載小説:麗しき狼たちの夜221
完結済小説:金の狼 紅の天使91
完結済小説:孤高の皇子と歌姫154
完結済小説:愛の欠片を探して140
完結済小説:最後のひとしずく46
連載小説:蒼の騎士 紫紺の姫君54
完結済小説:金の鐘を鳴らして35
連載小説:紅蓮の涙~鬼姫物語~152
連載小説:狼たちの歌 淡き蝶の夢15
薄桜鬼 腐向け二次創作小説:鬼嫁物語8
薔薇王転生パラレル小説 巡る星の果て20
完結済小説:玻璃(はり)の中で95
完結済小説:宿命の皇子 暁の紋章262
完結済小説:美しい二人~修羅の枷~64
完結済小説:碧き炎(ほむら)を抱いて125
連載小説:皇女、その名はアレクサンドラ63
完結済小説:蒼―lovers―玉(サファイア)300
完結済小説:白銀之華(しのがねのはな)202
完結済小説:薔薇と十字架~2人の天使~135
完結済小説:儚き世界の調べ~幼狐の末裔~172
天上の愛 地上の恋 二次創作小説:時の螺旋7
進撃の巨人 腐向け二次創作小説:一輪花70
天上の愛 地上の恋 二次創作小説:蒼き翼11
薄桜鬼 平安パラレル二次創作小説:鬼の寵妃10
薄桜鬼 花街パラレル 二次創作小説:竜胆と桜10
火宵の月 マフィアパラレル二次創作小説:愛の華1
薄桜鬼 現代パラレル二次創作小説:誠食堂ものがたり8
火宵の月腐向け転生パラレル二次創作小説:月と太陽8
火宵の月 人魚パラレル二次創作小説:蒼き血の契り1
黒執事 火宵の月パラレル二次創作小説:愛しの蒼玉1
天上の愛 地上の恋 昼ドラパラレル二次創作小説:秘密10
黒執事 BLOOD+パラレル二次創作小説:闇の子守唄1
FLESH&BLOOD 二次創作小説:Rewrite The Stars6
PEACEMAKER鐵 二次創作小説:幸せのクローバー9
黒執事 韓流時代劇風パラレル二次創作小説:碧の花嫁5
黒執事 現代転生腐向けパラレル二次創作小説:君って・・5
火宵の月 BLOOD+パラレル二次創作小説:炎の月の子守唄1
火宵の月 芸能界転生パラレル二次創作小説:愛の華、咲く頃2
火宵の月 ハーレクインパラレル二次創作小説:運命の花嫁0
火宵の月 帝国オメガバースパラレル二次創作小説:炎の后0
薄桜鬼 昼ドラオメガバースパラレル二次創作小説:羅刹の檻10
黒執事 異世界ファンタジーパラレル二次創作小説:碧の騎士2
黒執事 転生パラレル二次創作小説:あなたに出会わなければ5
薄桜鬼ハリポタパラレル二次創作小説:その愛は、魔法にも似て5
薄桜鬼 現代妖パラレル二次創作小説:幸せを呼ぶクッキー9
薄桜鬼 現代ハーレクインパラレル二次創作小説:甘い恋の魔法7
薄桜鬼異民族ファンタジー風パラレル二次創作小説:贄の花嫁12
火宵の月 現代転生パラレル二次創作小説:幸せの魔法をあなたに3
火宵の月 転生オメガバースパラレル 二次創作小説:その花の名は10
黒執事 異民族ファンタジーパラレル二次創作小説:海の花嫁1
PEACEMAKER鐵 韓流時代劇風パラレル二次創作小説:蒼い華14
YOI火宵の月パロ二次創作小説:蒼き月は真紅の太陽の愛を乞う2
火宵の月 異世界ファンタジーパラレル二次創作小説:炎の巫女0
火宵の月 韓流時代劇ファンタジーパラレル 二次創作小説:華夜18
火宵の月 昼ドラ大奥風パラレル二次創作小説:茨の海に咲く華2
火宵の月 転生航空風パラレル二次創作小説:青い龍の背に乗って2
火宵の月×呪術廻戦 クロスオーバーパラレル二次創作小説:踊1
火宵の月×薔薇王の葬列 クロスオーバー二次創作小説:薔薇と月0
金カム×火宵の月 クロスオーバーパラレル二次創作小説:優しい炎0
火宵の月×魔道祖師 クロスオーバー二次創作小説:椿と白木蓮1
薔薇王韓流時代劇パラレル 二次創作小説:白い華、紅い月10
火宵の月 現代転生パラレル二次創作小説:それを愛と呼ぶなら1
鬼滅の刃×火宵の月 クロスオーバーパラレル二次創作小説:麗しき華1
薄桜鬼腐向け西洋風ファンタジーパラレル二次創作小説:瓦礫の聖母13
薄桜鬼 ハーレクイン風昼ドラパラレル 二次小説:紫の瞳の人魚姫20
火宵の月 異世界ファンタジーパラレル二次創作小説:黄金の楽園0
火宵の月 異世界ファンタジーパラレル二次創作小説:鳳凰の系譜1
火宵の月 異世界ファンタジーパラレル二次創作小説:鳥籠の花嫁0
火宵の月 異世界ファンタジーパラレル二次創作小説:蒼き竜の花嫁0
コナン×薄桜鬼クロスオーバー二次創作小説:土方さんと安室さん6
薄桜鬼×火宵の月 平安パラレルクロスオーバー二次創作小説:火喰鳥7
ツイステ×火宵の月クロスオーバーパラレル二次創作小説:闇の鏡と陰陽師4
火宵の月 異世界ファンタジーパラレル二次創作小説:碧き竜と炎の姫君1
火宵の月 異世界ファンタジーパラレル二次創作小説:月の国、炎の国1
陰陽師×火宵の月クロスオーバーパラレル二次創作小説:君は僕に似ている3
黒執事×ツイステ 現代パラレルクロスオーバー二次創作小説:戀セヨ人魚2
黒執事×薔薇王中世パラレルクロスオーバー二次創作小説:薔薇と駒鳥27
火宵の月 転生昼ドラパラレル二次創作小説:それは、ワルツのように1
薄桜鬼×刀剣乱舞 腐向けクロスオーバー二次創作小説:輪廻の砂時計9
F&B×火宵の月 クロスオーバーパラレル二次創作小説:海賊と陰陽師1
火宵の月×薄桜鬼クロスオーバーパラレル二次創作小説:想いを繋ぐ紅玉54
バチ官腐向け時代物パラレル二次創作小説:運命の花嫁~Famme Fatale~6
FLESH&BLOOD×黒執事 転生クロスオーバーパラレル二次創作小説:碧の器1
火宵の月 昼ドラハーレクイン風ファンタジーパラレル二次創作小説:夢の華0
火宵の月 現代ファンタジーパラレル二次創作小説:朧月の祈り~progress~1
火宵の月 現代転生パラレル二次創作小説:ガラスの靴なんて、いらない2
黒執事×火宵の月 クロスオーバーパラレル二次創作小説:悪魔と陰陽師1
火宵の月 吸血鬼オメガバースパラレル二次創作小説:炎の中に咲く華1
火宵の月 異世界ファンタジーパラレル二次創作小説:黎明を告げる巫女0
火宵の月 異世界ファンタジーパラレル二次創作小説:光の皇子闇の娘0
火宵の月 異世界ファンタジーパラレル二次創作小説:闇の巫女炎の神子0
火宵の月 戦国風転生ファンタジーパラレル二次創作小説:泥中に咲く1
火宵の月 昼ドラファンタジー転生パラレル二次創作小説:Ti Amo~愛の軌跡~0
火宵の月 和風ファンタジーパラレル二次創作小説:紅の花嫁~妖狐異譚~3
火宵の月 地獄先生ぬ~べ~パラレル二次創作小説:誰かの心臓になれたなら2
PEACEMAKER鐵 ファンタジーパラレル二次創作小説:勿忘草が咲く丘で9
FLESH&BLOOD ハーレクイン風パラレル二次創作小説:翠の瞳に恋して20
火宵の月 異世界ハーレクインファンタジーパラレル二次創作小説:花びらの轍0
火宵の月 異世界ファンタジーロマンスパラレル二次創作小説:月下の恋人達1
火宵の月 異世界軍事風転生ファンタジーパラレル二次創作小説:奈落の花2
FLESH&BLOOD ファンタジーパラレル二次創作小説:炎の花嫁と金髪の悪魔6
名探偵コナン腐向け火宵の月パラレル二次創作小説:蒼き焔~運命の恋~1
火宵の月 千と千尋の神隠し風パラレル二次創作小説:われてもすえに・・0
薄桜鬼腐向け転生刑事パラレル二次創作小説 :警視庁の姫!!~螺旋の輪廻~15
FLESH&BLOOD ハーレクイロマンスパラレル二次創作小説:愛の炎に抱かれて10
PEACEMAKER鐵 オメガバースパラレル二次創作小説:愛しい人へ、ありがとう8
FLESH&BLOOD 現代転生パラレル二次創作小説:◇マリーゴールドに恋して◇2
火宵の月×天愛クロスオーバーパラレル二次創作小説:翼がなくてもーvestigeー0
黒執事 昼ドラ風転生ファンタジーパラレル二次創作小説:君の神様になりたい4
薄桜鬼腐向け転生愛憎劇パラレル二次創作小説:鬼哭琴抄(きこくきんしょう)10
魔道祖師×薄桜鬼クロスオーバーパラレル二次創作小説:想うは、あなたひとり2
火宵の月×ハリー・ポッタークロスオーバーパラレル二次創作小説:闇を照らす光0
火宵の月 現代転生フィギュアスケートパラレル二次創作小説:もう一度、始めよう1
火宵の月 異世界ハーレクインファンタジーパラレル二次創作小説:愛の螺旋の果て0
火宵の月 異世界ファンタジーハーレクイン風パラレル二次創作小説:愛の名の下に0
火宵の月 和風転生シンデレラファンタジーパラレル二次創作小説:炎の月に抱かれて1
火宵の月×刀剣乱舞転生クロスオーバーパラレル二次創作小説:たゆたえども沈まず1
相棒×名探偵コナン×火宵の月 クロスオーバーパラレル二次創作小説:名探偵と陰陽師1
薄桜鬼×天官賜福×火宵の月 旅館昼ドラクロスオーバーパラレル二次創作小説:炎の宿1
火宵の月×薄桜鬼 和風ファンタジークロスオーバーパラレル二次創作小説:百合と鳳凰2
火宵の月 異世界ファンタジーハーレクイン風昼ドラパラレル二次創作小説:砂塵の彼方0
薄桜鬼×火宵の月 遊郭転生昼ドラクロスオーバーパラレル二次創作小説:不死鳥の花嫁1
全2761件 (2761件中 2701-2750件目)
< 1 ... 50 51 52 53 54 55 56 >
この本12年前にわたしが中学1年の時に興味本位で読んだものです。のちの源義経が、遮那王の頃だった時のお話です。 人と鬼との混血児である弓月というオリキャラが出てくるんですが、彼がクールというか、ツンデレな性格なんですね。顔が綺麗だけどどこかかげがあるキャラって好きです。彼は遮那王のことを初め疎ましがっていたんですが、徐々に心を開くようになっていくんですよ。それなのに彼の兄で鬼族の頭である花月がキレるどころかもうとんでもないことをして・・最初読んだ時その手のシーンが事細かく描写してあり、どん引きしてしまいましたよ。今読み返しても引いてしまうよ、あのシーンは。「ヤンデレどころか近●相姦じゃねぇか・・」と思ってしまいます。さらに物語の中盤で弓月を狙う美形陰陽師・天狼(てんろう)って奴が出てくるし、そいつが「家に来いよ。世話すっからセ●レになれよ」みたいなことを口走るシーンがありました。まぁ、結局は遮那王とともに奥州へ出発というところで終わったんですが、なんか中途半端な終わり方でした。この小説をきっかけに二次創作というジャンルに興味が湧き、小説を書くきっかけになったし、BLというジャンルにも興味を持ちました。ただ、遮那王こと源義経の生涯を少し知っているだけに少し悲しいような・・(←意味不明)。
2009年12月18日
コメント(0)
市民図書館で、6年くらい前にハマって読んでいた『ダレン・シャン』シリーズ最終巻を借りて漸く読みました。シリーズ完結してから4年経ってましたが(笑)ラストが切ない・・何だか続編を期待してしまうけれど、また原点に戻った時点でそれはなくなったんですよね・・高校の時、1巻から読んでいたわたしにとっては少し納得のいくラストだったような・・複雑な気持ちですね、読み終わって・・。
2009年11月09日
『獣の奏者』、『精霊の守り人』シリーズの上橋菜穂子さんが描く和風ファンタジー。今回は不思議な力を持つ少女・小夜と、彼女に想いを寄せる敵方の霊狐・野火、そして小春丸という少年3人を巡る物語。独特の世界観の上に、敵対する国同士の謀略とか、ヒロイン・小夜の出生の秘密とかが絡んで複雑なストーリーになっているんですが、ラストはハッピーエンドでした。この人の作品を、機会があったらまた読んでみようと思います。
2009年11月08日
『不毛地帯』を現在2巻まで読んでますが、山崎豊子さんの作品は奥が深いですね。初めて読んだのは、『大地の子』でした。これは結構涙出そうになりました。3巻まで読みましたが、満州引き揚げ時の壮絶な場面を読んだ時は胸が切なくなりました・・。最近映画化された小説ですね。日航機墜落事故のことを取り上げた「御巣鷹山編」が一番読んでみたかったので、この際全巻纏めて買いました。『不毛地帯』を読み終えてから読もうと思います。
2009年10月25日
ということで、前から気になっていた本を先ほど、読み終えました。こういった類の小説は読むのが初めてだったので、ヒロインが虐待される描写がリアルで鳥肌が立ちそうでした。何だかこういった悪意を持った人間がいるなんて、恐ろしいですね。作者の他の作品も機会があったら読んでみようと思います。蛇足ですが、裏表紙に載ってあった原書の表紙を見てビビりました。
2009年10月22日
5日にやっと公開したので、やっと観に行きました。あの名作少年漫画のように、アニメ→実写映画になると、原作のイメージを大いに損なってファンの不評を買うことになるパターンが多いんですが、この映画は違いました。原案はクレヨンしんちゃんですが、お尻丸出しシーンは全く無く、それ以外は少し設定が若干違っていたものの、合戦のシーンや廉姫と又兵衛の悲恋を丁寧に描いていて、とても見応えがありました。又兵衛と敵大将との一騎打ちは迫力ありましたね。廉姫と又兵衛があのまま結ばれていたらハッピーエンドだったんですが、逃れられない運命というか・・切なかったなぁ・・。公開前日に放送されたクレヨンしんちゃんのエピソードでは、又兵衛と廉姫の生まれ変わりが出てました。あのような悲しい結末に終わってしまった2人の恋だけど、転生して幸せになっているんだろうかな・・と観終わって思ってしまいました。
2009年09月07日
この作品のテーマは少年犯罪。作品に登場する不良少年2人にラストまで殺意が湧きましたね・・あんな酷いことしておいてお咎めなしってのがな・・それに彼らの親も親だよ・・。特にあの1人の奴、ラストで主人公に撃ち殺されりゃぁよかったのに・・主人公が救われない展開で、何だか読み終わった後切なかったな。10月に映画化するそうですが、公式HPを覗くと、少し設定変わっていそうなカンジがしました。ラストもまた違うと思いますが、どうなんでしょうかね。
2009年09月02日
東野圭吾さんの新作。前に単行本が出ていましたが、文庫化したので購入しました。東野さんのミステリーは最初から犯人が分かっていて、それをどうやって警察の目から逃れるかという心理戦が巧みなんですが、今回のは1ページ捲る毎に犯人側の心理状態が追い詰められてゆく描写がリアルにえがかれていてよかったんですが、ラストは少し呆気なくも、悲しいものでしたね。作品に登場していた主人公の母親が可哀想でした。少子高齢化が進み、介護問題が深刻化しつつある中、この作品に出てきたような家族は何処にでもいそうな気がして怖いです。実際に、介護疲れで殺人事件が起こり、それが新聞やニュースを賑わす世の中になっているからね・・。
2009年08月22日
今年3月に3冊纏めて購入した「ガーデン・トリロジー」シリーズ、完結いたしました。3作目は“ハーパー家の花嫁”にまつわる悲しくも暗い名家の秘密が明かされます。なんというか、アメリアは計算高くて自己中な女だったとしても、そのパトロンである男の方が酷かったですね・・跡継ぎ欲しさにあれはないだろう。色々と波乱に満ちた展開でしたが、ハッピーエンドで完結してよかったです。
2009年08月19日
奈波はるか先生の「少年舞妓・千代菊がゆく!」シリーズ。祇園の置屋「吉乃家」の1人息子・美希也が、祇園祭の宵山に失踪した舞妓の代わりとして女装して舞妓になって財閥総帥の楡崎と運命の出会いをする・・というストーリーです。現在33巻まで出ていて、高校の時に1巻からとびとびですが読んでおりました。↑は、昨日本屋で購入した新刊で、タイトルは「ぼくの父親」。美希也の出生の秘密について書かれているんですが・・今回も、楡崎のデレぶりというか、攻ぶりが全開しています。ラストにはさりげなく爆弾発言も・・もし千代菊が男だと知ったら、どうなるんでしょう?話は変わりますが、千代菊シリーズを連載している雑誌Cobaltの3月号に、幕末を舞台にした千代菊シリーズのパラレル小説が載っており、丁髷姿の楡崎さんに萌えましたv
2009年08月15日
今年3月に購入したものの、読もう読もうと思いながら後回しにしてしまったノーラ・ロバーツさんの『ガーデン・トリロジー』三部作の2巻を昨夜、読了しました。1巻目の『禁断のブルー・ダリア』に続き、今回は“ハーパー家の花嫁”について新たな事実が判明します。それと、今回のヒロイン・ロズにも分岐点が・・。ロズの2番目の夫・ブライスはとてつもなくやな奴で、読んでいる途中から彼の性根の悪さに吐き気を催しそうだったんですが、ちゃんと退治されてよかったです。彼と付き合っていたバカ女・マンディーもムカつく存在でしたが、ブライスの本性を知りましたし。ヒロイン・ロズと“ハーパー家の花嫁”について調べているミッチ博士とのロマンスは少し物足りなさを感じましたが、『禁断のブルー・ダリア』のステラとローガンの結婚式のシーンはほほえましかったです。“ハーパー家の花嫁”がちょっと怖くなってきてるかも?プロローグの部分で彼女が狂気に陥るシーンがありましたが、夜中に読んでて怖かったです。
2009年08月07日
ハリポタ観たついでに大人買いした本です。中高生向けなので、ルビが振られていて読みやすかったです。ヒロインのエリンは、母親が闘蛇という獣を死なせてしまった責任を負わされ、刑死した頃から、数奇な運命を辿ることに。エリンは探究心があり、なおかつ聡明な子なんですが、ちょっと身勝手さが見えてきた面もありました。ですが、女王みたいな存在の真王(ヨジェ)の孫娘のセイミヤよりはよかったです。なんというか、彼女は現実が見えていないカンジがしたので・・。女性陣よりも、男性陣が光ってました、この作品は。特に、イアルっていう男がかっこいい。彼とエリンの関係はあやふやにされたままで終わりましたが、エリンは王政とは遠く離れた場所で、王獣とともに静かに暮らすんでしょうかね。ファンタジーとしては面白かったです。ただ、エリンとイアルの関係にもう少しひねりが欲しかったような・・。移動図書館から借りて読み始めて一週間で、やっと読み終わりました。エリンとセィミヤが母親になったことは驚きましたが、エリンの相手がイアルさんだとは・・。まぁ、ジュニア版読んでるときに「この二人、くっつきそうだなぁ」と思ってたんで別に驚きはしませんでしたが。それ以上はネタバレになるので書きませんが、なんだか一児の母親になっているエリンが少したくましく見えました。そのエリンの息子・ジェシですが、読んでいる限りマザコンっぽいかんじが・・まぁまだ8歳だから仕方ないか。それよりもイアルは39になったのか・・ちょっとショックです。一週間前から移動図書館で借りて読み始めて、やっと読み終わりました。なんだか、読んだ後「もう終わっちゃうのかぁ・・」と思いました。エリンとイアルの世代から、息子・ジェシの世代まで、王獣と闘蛇の物語は永遠に語り継がれるんでしょうね。大団円で終わってよかったんですが、少しラストが悲しかったかな。
2009年08月01日
ハリポタと謎のプリンスを。以下ネタバレです。まだ観てない方はここから先はお読みにならないでください。↓↓予め原作を読んでいたので、お気に入りのシーンが端折られていてがっかりでしたが、それ以外は結構おもしろかったです。特に最初の橋が崩落するシーンが迫力ありました。ドラコママ・ナルシッサのイメージはわたしの中では『エリザベス』のヒロイン演じた女優さん(名前忘れた)なんですが、ナルシッサ役の女優さんは結構威厳があって、まるでどこかの国の大統領夫人のようなカンジがしました。頭頂部だけ黒髪なのが意味わかりませんでしたが・・今回は色々と怖いシーンの連続でしたね。特にケイティーが空中に浮かび上がるシーンが・・彼女の表情が一瞬貞●のようでした。ドラコの眼の下の隈が気になりましたね・・死喰い人になったから全身黒ファッションなので尚更目立ちましたよ・・まぁ、彼の叔母さんみたいに怖い顔してないからいいものの・・その叔母さん、ベラトリックスですが、最初から最後まで怖い顔でした。大広間で大暴れする彼女を見ていた他の死喰い人が少しどん引きしているように見えましたよ、ええ。「この女もう駄目だ、なんとかしないと・・」みたいな目で全員、彼女を見てたので。少年時代のトム・リドル(ヴォルデモート)は可愛いですがどこか翳がある・・っていうか、いじめっ子に呪いをかけたりするなんて当時から鬼●だったんだな・・ホグワーツサイドは結構ラブコメ風味になってました。ジニーが美しく成長していて目を見張りましたね。ハーマイオニーは3作目から姉御化しつつありますね。ロンは少した●しっぽくなってて嫌でした。ハリーとジニーの関係を最終巻読んでいるから知っているので、2人のキスシーンには少し頬が弛みました。ダンブルドアとハリーの旅のシーンで、海辺の洞窟に出てきたゴラムもどきの化け物がキモかったです。それ観て、「ゴラム、ファンタジー繋がりで特別出演か!?」と一瞬思ってしまいました。ダンブルドアの死は前に原作で読んで知っていたものの、ショックでした・・肖像画のシーンが切なかったです。完結編の死の秘宝は2部構成で来年上映予定なんですね。今から楽しみです。
2009年07月22日
『運命の人』最終巻、昨日読み終えました。1~3巻までのスリリングというか、先が読めない展開とは打って変わって、沖縄での主人公の調査が淡々と描かれていて、それでいて真に迫るシーンもいくつか出てきて、読み応えがありました。ラストは戦争の礎で終わるんですが、これでもう終わりなのかな・・?と思ってしまうラストでした。そういえばフジで秋ごろに↓の作品がドラマ化するそうですね。原作は全然読んでないので、機会があったら読んでみようと思います。
2009年07月05日
近所の本屋で衝動買いした本です。イラストが『エスぺランサ』のかわい千草先生で、可愛い表紙に惹かれて購入。男でありながらとある事情ゆえに皇女として育てられているアレク。そんな生活にうんざりしている彼ですが、ある日見合い話が飛び込んできて・・。アレクは公式上男の子なのに、“皇女”として育てられてますが、それは彼が庶民出身の女性と、皇帝との間に生まれた子供で、彼には異母兄で名門貴族出身の女性が産んだ次期皇帝候補のジークがいるからで、世継ぎ問題の解決策、というか皇帝がアレクの母と結婚したがっていたのでアレクは生まれてから女児として育てられるようになって・・という深い事情があります。この作品には天使と悪魔、魔女とかが出てきて、西洋ファンタジー小説かつちょっとドロドロ系?なんですが、結構楽しめます。アレクの天真爛漫な性格が好きです。なんというか、彼のことを応援したくなりますね。続きが出るのが楽しみです。
2009年06月27日
ちょうどGyaoで配信中だったので、観ました。主役のデミ・ムーアは娘の親権をアホ夫から取り戻すためにストリッパーに。彼女のファンである1人の青年が殺され、エロ爺ことある上院議員絡みの陰謀に巻き込まれます。なんというか、あっさり塩味なラストでした。上院議員の爺さんがエロ爺過ぎてひきましたね・・。楽しめましたが。
2009年06月22日
『運命の人』第2巻。第3巻は29日発売だそうですが、待ち切れませんね。裁判の行方はどうなるんだろうか?ちょっと主人公の家庭が崩壊寸前っていうのがイタイですね・・。
2009年05月26日
山崎豊子さんの新作です。テーマは沖縄の基地返還を巡る永田町内での陰謀、それを追う政治部の記者と巨大権力との攻防戦です。なんだか複雑な問題がテーマで、その上派閥間の対立とかがあって人物相関図がかなり複雑に入り組んでます。1巻を読み終わっただけでもグイグイと引き込まれました。3巻は29日発売予定だそうで。今から楽しみです。
2009年05月25日
ノーラ・ロバーツさんの作品は初めて読んだんですが、ロマンスと、“ハーパー家の花嫁”という幽霊の調査が同時進行しているストーリー構成が面白いです。ヒロインのステラとローガンの恋の結末に頬がゆるみました。『ガーデン・トリロジー』シリーズは、まだあと2冊あるので、じっくり読みたいと思います。寝る前に↓の本を読もうかなv
2009年05月22日
古本屋で購入した本で、一度高校の時に読んだ本です。シドニィ・シェルダンさんの作品は高校の時に読み始めて、ハマりました。どの作品も急転直下かつスリリングなストーリー展開ですが、この作品は黒幕の正体が明らかになるにつれて「次はどうなるんだろう?」と思いながらページを捲っておりました。とある名門一家の不審死をジャーナリストのヒロインが真相を探るうちに色々とトラブルに巻き込まれるんですが・・黒幕の正体が、「ええ、この人たち!?」と思うような人物でして・・ショックでしたね。それにしても、世間からは聖人君子のように讃えられていた名門一家の裏の顔というのもチラリと描かれていて、人間は必ずしも全員が善人じゃないんだなぁと思いました。何度でも読みたい作品です。
2009年05月18日
1週間前に3冊一気に購入したんですが、1週間であっという間に読んでしまうほど、面白かったです。コンクラーベとか、宗教と科学の対立とかが色々と出てきて、謎解きのシーンもあって色々と読みどころ満載な本でした。ラストに近づくにつれて事件の真相が明らかになるんですが・・まさかあの人が・・って展開には吃驚しましたね。本を読み終わったので、映画は時間がある時に行こうと思います。
2009年05月17日
3年前に読んだんですが、結構面白かったです。宗教と科学の対立とか、謎の秘密結社「イルミナティ」の存在とか、読み応えがありました。ローマは5年くらい前にヴァチカンも行きましたが、結構厳粛な雰囲気がしてました。旅行終えた1年後に前法皇様が亡くなり、コンクラーベが始まり、今のどっからどう見ても悪人面の法皇様が誕生したんですよね。17日に映画が公開されますが、もう1度この作品読みなおそうかな・・。
2009年05月09日
古本屋で購入したもので、母がわたしが中学生の時友人から借りて読んでました。テーマはあるカルト教団と、彼らが起こした事件について取り上げられているんですが、ヒロイン・モリーをはじめとする登場人物の描写が細かく、それでいてカルト教団の教祖以外の登場人物全員に魅力を感じました。特に、教団に拉致され、11人の子ども達とともにバスもろとも地下に監禁されたバスの運転手・デミングが。デミングはベトナム帰還兵で、ベトナムで阿鼻叫喚の生き地獄を体験してきた男ですが、先が見えない監禁生活の中、子どもたちにあるお話をして元気づけようとするんですね。最後は悲しいことになりましたが、デミングの子ども達に対する優しさがじわじわと伝わってきて、彼が生きていればよかったのになぁと思いながら読み終えました。読み終わった後、ちょっと目が潤みそうになりました。
2009年04月29日
メインブログで書いた↓の本のスピンオフです。今回の主人公は、前作で主人公・狭霧と、実親との橋渡し役をした朝家(ともいえ)。学者肌で、大の書物好きなんですが、家が貧乏で出世とは無縁の彼は、家の為に結婚することになるんですが・・。相手役の蘇芳こと将久(ゆきひさ)は、前作の実親といい勝負の男前で、もう惚れぼれしてしまいそうなんですが、発言がいちいちエロすぎる・・。狭霧の直衣姿も挿絵で見れましたが、姫君として生き、煌びやかな女房衣装姿の狭霧を知っているだけに、直衣姿の狭霧は新鮮でしたね。ハッピーエンドでよかったんですが、将久はツンデレなのですね・・時代は変われども、ツンデレはどこにでもいるんですね(笑)
2009年04月27日
古本屋で何週間か前に買いました。昨夜必殺仕事人観ながら上巻をあっという間に読了し、寝る前に下巻を読了しました。ミランダみたいな上司の下で働くアンドレアはさぞや大変だったろうな・・彼女がブチギレるシーンは爽快だったけど。映画はまだ観てませんが、CSであるんでしょうね。そういや、FOXで「スタイリスタ」っていうリアルタイムショーが始まりました。舞台はNYのELLEの編集部。11人の若者が編集部に入るために火花を散らすというものなんですが、編集長がマドンナっぽいな。編集部に入れるのは1人だけってことで、これから熾烈な競争が繰り広げられそうだな。名前は忘れたが、わがままで自己中女が1人いるんですが、仲間から相当嫌われてます。まぁ、そいつが脱落するのは来週か再来週くらいだろうね。プラダを着た悪魔でファッション業界をちらりと垣間見たわたしですが、この業界って流行廃りが激しいから、結構キツそうだね・・。
2009年04月25日
近所の古本屋で購入し、さっき読み終えました。テーマは結構重たく、暗い内容でしたが、色々と考えさせられました。↓の映画は、何年か前にイタリア行きの飛行機の中で観ました。ラストが切なかったですね。本編が終わった後に、森山直太朗さんの澄んだ歌声が流れてきて、泣きそうになった覚えがあります。
2009年04月22日
昨日から読み始めた本です。主人公は美人のイタリア系の花形検事・ステラ。順風満帆なキャリアを歩んでいた彼女に、とんでもない災難が降りかかるんですが、彼女の周りは敵だらけなんですよね。特に彼女にとって手ごわい敵は、己の野心の為なら手段を選ばぬ性悪女・ホーリー。ホーリーは自分が首席検事の後釜に座れなかったので、ステラに対して異常ともいえる敵愾心と憎悪をぶつけてきて、これでもかとステラを陥れようとするんですね。ステラの夫のブラッドはしょうもない男だし、ステラの高校時代のボーイフレンドもとんでもない男です。ステラは両親をある放火殺人事件によって失い、弟のマリオを養ってきたんですが、2人の親戚である叔父夫婦は、ステラが家を放火して両親を殺したって決めつけ、彼女は両親殺害容疑と、高校時代のボーイフレンド殺害容疑で起訴されてしまうんです。けれどそれでへこたれる彼女ではなく、ステラは2つの事件の真相を優秀な捜査官・ブレンダとともに追います。2つの事件の犯人は意外な人物だったんですが、ホーリーは無職になったし、ステラはやっと両親を失った痛手から回復したしで、ハッピーエンドで終わってよかったです。この人の作品は初めて読みましたが、アメリカの司法制度が解りやすく説明され、ストーリー展開も登場人物の描写もいいし、面白いです。機会があったら、↓のデビュー作も読んでみようと思います。
2009年04月20日
↓に書いた映画の原作小説、やっと昨夜読み終わりました。舞台は第二次世界大戦から10年後の架空の島・サン=ピエドロ島。そこで殺人事件がおき、容疑をかけられたのは被害者と軋轢があった日系人・カズオ。この小説では第二次世界大戦中の日系人への強制収容所への強制移送や、真珠湾攻撃後の日系人に対する米国内でのバッシングなどが色々と描かれております。ラストは意外な結末を迎えるのですが、日系人だからと言って殺人の容疑者にされたカズオが可哀想でなりませんでした。アメリカは様々な人種や民族が入り乱れる多民族国家ですが、かつて敵同士であった日系人に対する白人島民の人種的偏見は根強いものだったんですね・・なんだか、読み終えて複雑な気持ちになりました。
2009年04月19日
大学時代、図書館でこの映画のDVDを観ました。日系人の歴史はあまりよく知らなかったのですが、この映画で第二次世界大戦中の日系人が強制収容所に送られたことや、日系人が戦場の前線に立って戦ったりという、過酷な現実を知りました。日本軍による真珠湾攻撃で太平洋戦争が勃発し、日系人は次第に米国社会から排斥されるようになった。ヒロイン・工藤由貴が演じるカヅエの夫が冤罪で逮捕されて、その陪審員が白人のみで構成されているってことが人種差別主義的なカンジがしたな・・殺人事件の真相は終盤辺りで明らかになるんですが、それまでどうなるのかがわからなかったです。原作の小説手元にあるんですが、未だに読了できず・・読む時間見つけます。
2009年04月11日
買ったのが去年11月下旬で、読み終わったのが今年の4月・・結構放置してました(汗)ストーリーは亡国の王子×王子の家族を虐殺した総督の娘というカップリングですが、その総督の娘・アレグラが結構聡明だし気が強い。最初は反発しあっていた2人ですが、どんどん惹かれ合っていく過程とかが少し面白かったです。終盤辺りで、亡国の王子・ラザールの婚約者でハプスブルク家の王女・二コレットが登場するのですが、どんな醜女が登場するのかと思いきや、天使のような美貌を持った女性でした。だけど心は醜いです。二コレットの策略によってアレグラは元婚約者に拉致されそうになりますが、すんでのところをラザールに救われてそのままゴールイン・・二コレットとアレグラの元婚約者はどこいったんだ?主役の2人も好感が持てましたし、登場人物の描写が結構うまかったです。ですが、二コレットとアレグラの元婚約者は一体どうなってしまったんだ?と突っ込みたい終盤辺りの展開は少しいただけなかったなぁ・・それ以外はよかったんだけど。全体的にヒストリカルで海賊モノとしては、楽しく読めました。
2009年04月07日
昨夜あっという間に読んでしまいました。早速感想を【第1話 古代エジプト編】プロローグで出会った主人公2人の前世第1幕。エジプトの王子・アケトと金髪蒼眼の美貌の神官・セシェン。2人の関係が王子と神官という関係から、恋人同士になってからというものの、神託を告げることができる少年・ティティがどんどん黒くなっていく・・そして偽の信託をセシェンに告げて彼とアケトを死に追いやってしまう。なんつーか、1話でティティが嫌いになってしまいました。アケトが好きで、セシェンに嫉妬したゆえの行動だってことは判るんだけど・・。神の怒りを買ったティティは罪を贖うまで眠ることも食べることも喋ることも許さないままその魂の輪廻を繰り返すという、生殺しにも近い状態に。王子×神官というCP設定で某少女漫画の皇太子×司祭のカップルを連想してしまった。アケトがなんか、甘ったれな坊ちゃんのイメージがしました。↑で書いた権謀術数に長けている皇太子様よりも脇が甘い、甘すぎます。軍人としてはいいんですが、もうちょっと賢く立ち回れば親殺しなんてしななかったのでは・・。セシェンは健気キャラですね。ラピスラズリを抱いて入水自殺するシーンはもう切なくて涙が出そうでしたよ。【第2話 古代中国編】1話でアケトとセシェンが、「生まれ変わったらお前は金細工師が似合うだろう」と言ったアケトの言葉が、ここで現実となりました。この話の“セシェン”は、金細工師の紅蓮(こうれん)。顔から首にかけて赤い蓮の痣があり、それがコンプレックスだった。でも金細工の腕は良くて、彼が作った釵は「紅蓮ふう」と呼ばれるほどブレイクします。ですが、紅蓮の恋人である“アケト”こと官吏の鷹峻(ようしゅん)との仲は擦れ違い、彼がはやり病で光を失い、辺境の地で教師をしている姿を見た紅蓮は、彼への愛を自覚する。もっと早くに気づけばよかったのに、紅蓮は鷹峻の目が治るように商人から貰ったラピスラズリを物乞いに奪われそうになり、頭を打って死んでしまいました。この展開にはちょっと不満が。転生モノでも、メインキャラをあっけなく死なせるなよ・・。今回はティティが出てこなくてよかった。2話はラブラブな2人でしたが、紅蓮の突然の死でまたしても結ばれず・・。ラストに不満が残る形になりましたが、残り3巻の展開に期待します。1巻と同じくあっという間に読んでしまった2巻の感想を。【第3話:古代ローマ編】ゲルマン人の剣闘士・アンドレアスは一族を殺され、ローマで剣闘士となるんですが、剣闘士訓練場で一族の仇であるローマ軍の指揮官・ルキウスと出逢うんですが、彼のうなじには蓮の痣が・・今回の“セシェン”は凛々しくて素敵でした。剣闘士のことは『グラディエーター』で知ってましたが、今は世界遺産のコロッセオであんな殺人ショーを楽しんでいたコモドゥスの気がしれませんね。父親は立派な人物であったのに対して、息子はあほキャラだったようで・・。よく“会社は2代、3代で潰れる”とか言うが、王家もそうだったんじゃないかなぁ。『グラディエーター』ではラッセル・クロウに倒されて死体そのまま放置されてましたよ、彼。こんなあほ皇帝に仕えなければならないルキウスが可哀想で・・古代ローマ編はコモドゥス死ね!と思いながら読んでました。今回もラブラブだったんですが、設定がな・・2話と違って“セシェン”がとってつけたような死に方しなかっただけいいかな・・。【第4話:中世ヨーロッパ編】2巻は古代と中世でヨーロッパスペシャルですね。4話の“アケト”は盗賊団『鷹の団』のお頭・レオンハルト。そして“セシェン”は王家の出身であるアルフォンス。2人の出逢いは酒場で、レオンハルトがアルフォンスをお持ち帰り。アルフォンスにはある目的があったんですが、それを知っても2人の絆は揺るぎませんでした。中世ヨーロッパといえば魔女狩りしか思い浮かばないので、どこそこの何々っていう王家の名前が出てくるたびに「?」が脳内に飛び交ってました。もうちょっとお勉強しないとな・・。高校で世界史取ってなかった事を今更後悔しました。高1の時に世界史取ってましたが、フランス革命とか南北戦争とか、第一次世界大戦とか受験に出る項目しか教わらなかったよ・・古代・中世なんてスルーでした。でも世界史の教科書と資料集はちゃんと取っております。時折王家の系図やら西暦やらを調べる為に引っ張り出してます。捨てなくてよかった。話が逸れましたが、3巻はいよいよ近世編に突入ですね。これ書いたあと読もうっと。【第5話:インカ編】大航海時代のインカ編で、“セシェン”はインカの王子・キリヤで、“アケト”はスペイン人士官・リカルド。スペインはアステカ帝国やインカ帝国を滅ぼし、自国の植民地にした時代なので、当然キリヤは侵略者であるリカルドに対して憎悪をぶつけるんですが、それが徐々に薄れていき、リカルドとキリヤは互いに惹かれ合っていって、恋人同士として結ばれます。ツンデレなキリヤに萌えましたね。敵同士という関係でありながら惹かれ合う2人には当然悲しい結末があるのかなと思っていたのですが、互いに歩み寄ったから、幸せな日々が得られたんですね。互いに憎しみを募らせても、それは何も生まないんですね・・。【第6話:江戸編】これは和風ファンタジーっぽかったです。次期将軍の息子でありながら、双子である故に厭われ屋敷の蔵に幽閉された少年・一。彼の世話をする幸之助と一は出逢い、惹かれ合うけど、2人の恋は悲しい結末を迎えます。外を出ることも見ることも許されない孤独な一。なんか彼を幽閉した側用人が自己中っていうか、一を利用することしか考えてないっていうか・・。一とともに逃げようとした幸之助はその側用人に殺されたんですが、旅に出たって一に嘘を吐いて欲しいって言ったシーンは切なすぎました。どの話にもティティの独り言から始まるんですが、ティティは偽の神託を告げたことを激しく後悔してます。「だったらやるな」って言いたいんですが・・お前の所為で2人が苦しんでるのに!とちょっと彼の独り言読むたびに気分が悪くなります。エジプト編からいい印象を持ってなかったので、ティティに関しては厳しいコメントになってしまう・・最終巻は昭和編と、現代編。転生モノって結構おもしろいですが、ティティの存在が少しウザ(以下略)【第6話:昭和編】関東大震災の時に母親に死なれた京助は、博徒の竜に拾われ、兄弟同然に育ったんですが、成長するにつれ京助は竜に恋心を抱くようになり・・。なんというか、第6話は凛とした雰囲気がありましたね。竜は男気があっていい男だし、京助は京助で竜の為に何かしたい!って考えながら行動してるし、公爵家の令息になっても竜と一緒にいることを決めたっていうところがいいな。博徒と華族は天と地との差がありますが、幼い頃から兄弟同然に育ってきた京助にとって身分なんて関係ないですよね。2人はラブラブでよかったんですが、戦争で死んでしまったんですね・・なんか切ないです。【最終話】現代編が遂に読めた。プロローグのところで誰が“セシェン”で誰が“アケト”かはわかってたんだけど・・剛将がとんでもないエロ親父で、セシェンのことを金髪美人とか言って・・なんかタラシっぽい・・。一方の“セシェン”こと蓮はなんか気が弱そうな感じが・・でも男だから言いたいことは言うけどね。乗っていた飛行機が不時着して砂漠を彷徨う2人ですが、ティティの案内によってセシェンがラピスラズリを盗み、アケトが親殺しをしてしまった神殿へと辿り着き、ラピスラズリを神殿に返して、ティティが成仏するんですが・・もとはといえばこいつが諸悪の根源だったんで、ティティの待遇にあんまり同情しませんでしたね。日本に戻って蓮が前世の時に作った釵のことで犯罪組織から拉致された蓮と剛将は、ひょんなところで恋人同士に。古代エジプトから続いた輪廻の旅はようやく終止符を打ち、恋人達は結ばれてよかったです。まぁ、これから剛将には蓮に過保護な兄ちゃんという障害がありますが・・なんとか乗り越えてくれることでしょう。これで本編は完結しましたが、続きがもっと読みたいような気が。
2009年04月01日
昨日読み終えた本で、4,5年前に読んだ本でもあります。メアリー・H・クラークさんの作品を初めて読んだ作品がこの本だったんですが、結構ストーリー展開がスピーディーで、夢中になってラストまで読みました。姉を金持ちの道楽息子に殺されたヒロインが真実をネットに公開し、姉の事件の真相を追うというストーリーですが、そのヒロインがエネルギッシュでクールな女性で好感が持てました。金持ちの道楽息子には最後には天罰が下るんですが、あんな極悪人を塀の外から出しちゃいかんと思うのですよ。いくら名家の出身でもねぇ・・あんなバカ息子の所為でお家お取り潰しになるのは当たり前ですよね。犯罪者遺族が報われず、この本に出てくるような極悪人が大手を振って自由の身になってしまうという現実に、少し怒りを覚えますね。『ハンニバル』の彼の方は怖いの一言で済みますが、この本の道楽息子にはどうしようもなくムカつきましたね。懲役130年って・・一生刑務所から出てくんなってことですよね。いい気味だと読み終わった後スカッとした気持ちになりました。
2009年03月31日
確か10年以上前、小学校高学年の時に母が友人から借りて読んでいた本で、少しチラっと見たので内容は覚えてました。昨日は『ハンニバル』を読み終わった後に読んだ『魔が解き放たれた夜』っていう本を読み終わり、夕食後に少しづつ読みはじめ、さっき読み終わりました。まぁ、ヒロインのローレンが徐々にあの男にコントロールされてゆくさまは怖いというか・・鳥肌もんでしたよ。こんなやつ、現実社会にいるのかと思ったら、もう・・。ローレンはあの男の犠牲者にならずに済みましたが、ラストまでの20ページはもうひたすら怖かったです。女性の自立問題を取り上げたこの作品、読み終わって「外面だけがいい男っているんだな・・」と思いました。
ブックオフで100円で購入しました。もちろん初版本を。一度中学生の時に母が古本屋から買ってきたこの本を読んだことがあるんですが、最初読んだときは内容があまり理解できず・・それから10年余りが経ち、やっと再読できました。アイリス・ジョハンセンさんの作品は少しだけ読んでいるのですが、その中でも『スワンの怒り』はお気に入りでした。ヒロインのネルは夫と娘を麻薬組織に殺され、バルコニーから落下し、岩に顔をたたきつけられて瀕死の重傷を負い、整形手術を受けて絶世の美女へと変身し、麻薬組織に復讐を誓う、というストーリーなのですが、ヒロインのネルが徐々に逞しくなっていく様子に目が見張るものがありましたね。彼女の幼少時代は決して幸せだとはいえないものだったんですが、それを乗り越えて強くなっていく彼女の姿に好感を抱きました。ネルが復讐を果たしたシーンはスカッとしたと同時に、失われた小さな命は決して彼女の元には返ってこないんだな・・と思うと切なくなりました。結構読み応えのある作品でした。
2009年03月28日
ラザリューンの少年術師シリーズ第2弾。今回は病気が治ってもすぐに再発してしまう少女の治療へと赴くクラウとサフィアス。新キャラも登場して今回は色々と波乱な展開でした。少女の病気の原因は意外なところにありましたが・・なんか切ないですね。新キャラが今後もなにか行動を起こしそうで嫌な予感が・・。
2009年03月24日
作風としては、中世ヨーロッパ風ファンタジーBLでしょうか。主人公は金髪碧眼の“天使様”と呼ばれるアルヴィン。精霊が宿るとされている領地を治める伯爵様ですが、貴族なのにちっともえらそうにしておらず、領地の住民の名前を記憶して、いつも彼らのことを気にかけているという優しい性格です。そんな彼の前に、かつて実の兄弟のように育った男・ダンテが現れます。菫色の瞳をしたダンテは、かつて精霊を信じていた純情な少年の面影はどこにもなく、勇猛果敢でありながら冷徹な戦士として成長していた。アルヴィンは両親に大事に育てられ、人を疑うことを知らない性格で、その性格が彼自身に災厄が降りかかってしまいますが、すんでのところでダンテに助けられます。あの可愛いダンテ坊やがツンデレ野郎へと変身した理由は終盤あたりで明かされますが、まぁあんな目に遭ったら性格が歪むわな・・。ツンデレなダンテと、そんな彼を母親のような情愛で包むアルヴィンは、お似合いだなぁ~と読み終わった後思いました。ちょっとダンテが高慢ちきな性格なのが、いただけないですが・・。
2009年03月19日
今日読み終わりました。今派遣切りだのなんだのと、世知辛い世になってますが、この小説の主人公たちはそんな中必死で生きている人たちで、彼らの日常が淡々と描かれていておもしろかったです。『悼む人』もそうでしたが、ストーリーが急展開になって怒涛のラストを迎えるといった作品は面白いですが、こういった淡々としたストーリー展開で静かなラストを迎える作品も好きです。
両親を亡くして天涯孤独な主人公・爽人(あきと)は、ひょんなことから失踪した従妹の代わりに見合いをすることに・・そこで見合い相手と自然に惹かれ合う・・。なんつーか、どこにでもあるような設定の作品でしたが、今回は爽人にはニューハーフのお姉さんという強い味方がいて、着物の着付けや化粧の仕方などを一からレクチャーしてくれて、結構サマになっていたところがよかったですね。爽人は見合い相手の祐一郎に惹かれ合うんですが、彼が結婚することになっているのは従妹だから・・と割り切ろうとするも、できない・・なんか、切ないですね。結局はハッピーエンドになるんですが、作品に登場してた弁護士がいけすかなかったなぁ・・。ベッドシーンもあんまり濃くなく、読み易い作品でした。
2009年03月18日
31冊目の千代菊シリーズ。高校の時に1巻読み始めてたちまちハマりました。今回は楡崎を敵視している神城さんの話。この人には何かわけありの過去がありそうだな・・。今回も千代菊が大活躍してました。32巻も楽しみです。
昨夜寝る前に読了しました。舞台は大正初期くらい?軽井沢で避暑を過ごしていた主人公・彩人は、窓越しに1人の青年・孝雅と運命の出逢いをする。それから父親のもとに引き取られるんですが、それには深い事情が・・。彩人は華族の妾腹、つまり非嫡出子なんですね。父親である公爵のもとに引き取られるんですが、そこで居心地の悪さを感じてしまう・・そりゃそうですよね、いきなり腹違いの兄妹達と仲良くできるなんてできないし・・。そんなこんなで、彩人は父親に孝雅と政略結婚させられます。男同士でかよ!と突っ込んでしまいましたが、戸籍を弄って彩人はいつの間にか「侯爵家令嬢」に・・なんでもできるのか、華族様って・・。終盤近くは色々あってなんだか覚えてなかった(オイ)。ラストはベッドシーンでハッピーエンドでした。BLですからね。ストーリー展開は途中で少し中だるみして疲れましたが、キャラとしては主人公は孝雅に惹かれながらいずれは彼に捨てられてしまうのではないかといった不安を抱きながら孝雅との“レッスン”を受ける姿には萌えました。続きが読みたくなった作品でした。
2009年03月16日
さっき読み終わりました。テーマは様々な方の「死」。事件や事故で亡くなった人、病気で亡くなった人・・さまざまな死に方をし、やがて忘れ去られてゆく人たちを静かに“悼む人”・静人(しずと)。エログロ記事を書く週刊誌記者、通称“エグノ”こと蒔野は、静人を追う内に心の変化が・・。登場人物はこの2人だけではないんですが、末期がんを患っている静人の母親や、新しい命を宿した彼の妹のことなどが、同時進行で、それぞれの人物の視点で描かれています。そしてもう1人、夫殺しの罪を犯した女の視点からも。タイトル通り、作品の内容は事件・事故で亡くなった人の死を悼む静人を中心に回っていきます。静人は、「亡くなった方がどんな風に、どんな方に愛されていたか」というのを近所の人や家族に聞いて回り、その人の死を悼む旅をしています。彼が旅に出た理由は終盤辺りで明らかになりますが、彼の死に対して静かに悼むという姿勢に少し感動しました。全く無関係の、赤の他人だけど、死んだ人を忘れないように静かに悼む。周りの人間から見たら「偽善的だ」とか、「気持ち悪い」としか言いようがないですが、死んだ人はいずれは忘れ去られてしまう。たとえ大きな事故や事件、災害で死んだ人でも。静人の母親・巡子の視点で描かれたところでは、彼女の両親や兄の死や、巡子の夫・鷹彦の壮絶な体験などがゆっくりと、静かに書かれています。テーマが重すぎて、読後感はすっきりするというよりも、胸が少し温かくなります。死というものは必ず誰にでもやってくるもので、それはいつ起きるかわからない。だから、生きることは大事、生きる日々を大切にしなければならない、というメッセージが込められているように思えました。あくまでわたしの個人的な感想ですが。
2009年03月14日
昨夜録画していた『日本史サスペンス劇場』を観ております。最終回の番組内容は、「会津の悲劇」。戊辰戦争の中で最も熾烈を極めた会津戦争。新撰組のスポンサーである会津藩は、薩長を弾圧したため、薩長に強い恨みを持たれてしまった。その結果、降伏するまで薩長軍との熾烈な戦いになったと番組の中では説明されてました。2年前の新春ドラマ『白虎隊』で、“幕末のジャンヌ・ダルク”と呼ばれた射撃主・山本八重や、最後まで戦い抜いた会津娘子隊(あいづじょうしたい)、そして城内でけが人を介抱した照姫・・会津戦争は、女性たちによって支えられてきたんですね。城下町が燃えていることを城が燃えていると勘違いし、自刃した白虎隊ですが、幼い頃から武士としての矜持を厳しく叩き込まれ、空腹と激しい戦闘という極限状態に置かれて、正常な判断なんてできやしないですよね・・。熾烈を極めた極限状態の中で、照姫や八重達は必死に戦いましたが、降伏までに多数の犠牲者が出ました。100年以上前の話ですが、今世界で起きている内戦や紛争の裏側では、多くの女性達や子ども達、そして少年達が血と涙を流しているのかと想像すると、戦争の愚かしさや恐ろしさを感じます。100年以上経っても戦火は絶えず、内戦や紛争、テロに脅える世界。平和はいつ、この世界に訪れるのだろうか・・と、番組を観終わってから思いました。
2009年03月12日
異世界ファンタジー小説。印術という魔法みたいなやつがあり、その術を会得するための学院に首席で入学したクラウという少年と、その同級生であるサフィアスの物語です。なんだかホグワーツを彷彿させるような学院内の描写が少しありますが、ストーリー展開もキャラ描写も巧みで、グイグイと引き込まれていき、あっという間に読み終えました。物語の冒頭に出てくる伝説に登場する人物が、実は・・というところでびっくりしたんですが、ネタばれになるのでこれ以上書けません。続編もゲットしたので近々読む予定です。
2009年03月10日
小冊子付きの限定版ではなく、通常版だったので、限定版頼んどけばよかったな・・と後悔しております。でもそんなの関係なかったな、12巻の展開は。12巻の感想はメインブログで色々と叫んでおりますが、ここでも色々と叫ばせてください。ビセンテ、あなたは男の中の男だぁぁっ!!はじめは、「なんなのこのストーカー」と思いながら読んでましたが、8巻あたりからビセンテが気になりだし、9巻では海斗にいろいろと世話を焼くビセンテに萌え、10巻では海斗に人工呼吸を施すビセンテにニヤつき、11巻では海斗への恋心を漸く自覚するビセンテに「遅いよ、遅すぎるよ!」と読み終わった後突っ込みました。そして待望の12巻。海斗を愛していながらも、彼をジェフリーたちの元へと返す前に、涙を流して海斗にキスをするビセンテ・・その挿絵がもう、切なすぎて涙出そうになりました。彼は海斗への片想いにピリオドを打ったと思いますが、生き残ってほしいな。
2009年03月03日
今朝やっと読み終えました。作品のヒロイン・エリースの正体が最初わからなかったんで、「?」と思いながら読み進めるうちにその正体と目的がわかったので、彼女があの判事に近づいたことに納得がいきました。ダンカンははじめエリースを疑ってたんですが、夫と犯罪組織のボスが繋がっていることを知って彼女に協力するようになるんですね。最初、エリースの美しさに心を奪われているんじゃないかと思ったんですが。まぁ、悪役たちはそれ相応の報いを受けたのでスッキリしました。635ページはあっという間に読んでしまいました。
2009年02月21日
ノンキャリアにして27歳で警部補になった姫川玲子。彼女には、悲しい過去があった・・。本屋で平積みされていて、立ち読みして面白いな~と思って買いました。ちょっとグロイシーンがありますが、それ以外はヒロインやその他の登場人物がしっかりと描かれていて、ラストの展開まで飽きさせないストーリー展開でした。映画化されたら、見応えがあるだろうな。
2008年12月29日
タイトルを見てわかるとおり、舞台はファミレス。主人公はフリーライターの真似(まい)。彼女は、ファミレスの常連客であるハルお婆ちゃんとともに事件の謎を解いていく・・というストーリーなんですが、ミステリー小説のように二転三転するストーリー展開ではなく、1話完結型で読みやすいです。何よりも、ハルお婆ちゃんが可愛いんです。彼女にはある秘密があるんですが、それは読んでからのお楽しみです。ミステリー小説でありながら、人と人との交流をあたたかく描いていて、読み終わった後心が少しあったかくなりました。携帯メールやネットなど、デジタル社会と化し、人間関係が希薄になりつつある現代社会の中で、ファミレスという不特定多数の客が集まる場所を舞台にし、主人公がハルお婆ちゃんの助けを借りて様々な人を出会い、交流する姿に、「人は1人では生きられないんだなぁ・・」と思いました。支離滅裂な感想ですいません。この作品はお薦めです。
2008年12月18日
この前のドラマスペシャルで原作に興味を持ったので読んでみました。主人公の若だんなと、その妖が繰り広げる物語はコミカルで面白かったです。昨夜一気に読み終えてしまいました。蛇足ですが、今読んでいる本はこれです。
2008年12月17日
サンドラ・ブラウンさんの作品って、ロマンスばかりだと思っていたのですが、この作品を読んで即座にそのイメージを打ち消しました。主人公は元アメフトの花形選手・グリフ。彼は刑務所から出所した後、大富豪である男に「自分の妻に妊娠させてほしい」と頼まれます。そしてこのことから、数奇な運命の歯車が回ることになるんですが・・。結構サスペンス色が強い作品です。ロマンス面では、グリフと大富豪の妻・ローラとの関係が丁寧に描かれています。この作品のメインはグリフの過去と、それに纏わる2つの殺人事件なのですが、ラストは衝撃的なものとなりました。最後まで飽きさせないストーリーで夢中になりました。こちらの作品も面白うだと評判だったので、時間があったら読みたいと思います。
2008年12月16日
2年前に読んだ本ですが、古本屋で購入して再読してみた。世界観の説明がよくわかりませんでした・・せめて地図を載せて欲しかったです。ヒロイン(?)・月花とその親友・悠仁(ゆうじん)と、天帝の隠し子である莉央と、軍事大国・ガルドの大帝・叡帝(えいだい)との関係が各国の謀略とあわせて同時進行でかかれてます。世界観がいまいち把握できないので、少し頭が混乱しながら読んでました。月花と悠仁が深い関係になってしまったシーンを読んだときはニヤけましたが(笑)謀略と恋が絡んでいるなら、もうちょっとストーリーを捻ってラテンドラマみたくして欲しかったですね。・・なんだか文句ばっか言ってすいません。昨夜一気に読みました、下巻。悪役による月花の虐め方が残酷だった・・右足首を歯形の鎖で縛ったり、異物が入った食事を与えたりと・・ちょっと鳥肌が立った。一応ラストはハッピーエンドなんだけど、月花と悠仁が恋人同士として結ばれるのかどうかわからないかんじでしたね。やっぱ莉央と叡帝のもう1組のCPを同時進行で書いたからかな?2組のカップルを書くと結構ラストがあやふやになりますね・・はじめから悠仁×月花メインで書いたらよかったんですが・・。何はともあれ、2度目でもまぁまぁ面白かったなと思えた作品でした。続編が出ているようなので、機会があったら読んでみようと思います。
2008年12月13日