レッドソックスの松坂が、敵地でのブルージェイズ戦でメジャー3度目の先発。
6回まで毎回の10三振を奪う好投を見せたが、1点リードの4回に押し出し四球などで2点を失って逆転を許し、1-2とリードされた6回で降板。
チームもそのまま1-2で敗北し、松坂が(1勝)2敗目を喫した。
松坂は初回、最も警戒する打者という3番バーノン・ウェルズらを抑え、3者凡退に取る。
2回も通算488本塁打の指名打者フランク・トーマスを3球三振に仕留める。
3回は2死から初ヒットを打たれたものの、後続を打ち取った。
4回、1死からウェルズに内野安打を許すと、次打者に四球を与えて一、二塁と初のピンチ。
ここで5番オーバーベイにセンターへの同点タイムリーを浴びると、さらに連続四球で押し出し。勝ち越しを許してしまった。
5回は3者連続三振を奪うなど立ち直りの兆しを見せ、6回も3者凡退に抑えた。
投球内容は球数105球、6イニングで3安打、3四球、10奪三振、2失点。
今日の松坂はストレートが走っているように思えた。ノビも良かった。
中軸を迎えると、150キロ超の直球を連発し、三振が奪えた。
チーム打率.294の強力ブルージェイズ打線に6回2失点とまずまずの投球内容。
しかし、ランナーを背負ってのセットポジションになると、急に制球が乱れました。
押し出しもそうですが、ストライクとボールがはっきりし打者に的を絞られやすくなっていた。
スライダーなどが、抜けてしまって高めに浮いていました。
オーバーベイのタイムリーは、ショートが取れたような打球で、もし取れていれば、6-4-3のダブルプレーで、あの回は無失点だったかもしれない。
そんな仮定の話は良くないですが、あれは投手心理からすると取って欲しい打球。
あと深刻なのは、レッドソックス打線。
オルティス、ラミレスの中軸は強力だが前回も含め、これだけ打線の援護がないと厳しい。
打線が繋がらない!松坂の時は特に・・・
松坂が6回降板し、リリーフしたのが岡島。初の日本人リレーでした。
岡島は7回の1イニングを3者3三振に取る完璧なピッチングでした。
ここまで6試合で6回1/3を投げ、2安打8三振1失点と好リリーフを続けています。
2007 松坂大輔 個人成績 |
日
付 | 対戦
チーム | 勝
敗 | 防御
率 | 回
数 | 被
安 | 被
三 | 与
四 | 自
責 | 球
数 | 完
投 |
4.16 | ブルー
ジェイズ | ● | 2.70 | 6 | 3 | 10 | 3 | 2 | 105 | - |
4.12 | マリ
ナーズ | ● | 2.57 | 7 | 8 | 4 | 1 | 3 | 103 | - |
4.6 | ロイ
ヤルズ | ○ | 1.28 | 7 | 6 | 10 | 1 | 1 | 108 | - |
メジャーリーグ(大リーグ、MLB)