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テーマ:大人の勉強(26)
カテゴリ:雑学ノート
今日は源氏物語講座の今期の4回目。この講座は、源氏物語の中の女君達を取りあげる講座なんですよ。
烏滸 (おこ・・馬鹿の意味)物語のひとつとも言える「源氏内待」でした。烏滸 (おこ・・馬鹿の意味)物語っていうのは、滑稽なとか、ユーモラスなという感じらしいです。 物語の悲劇的な部分の中にあって、ちょこっとこういう笑わせる部分を入れるという手法。 瀬戸内寂聴訳 源氏物語::明石/松風~薄雲 そういえば、韓国ドラマなどもそうですよね。シリアスなストーリーの中にふっと面白可笑しい話をちょこっと挿入させて、ほっとしばし和むようなの。 紅葉賀の巻からの源氏内待(げんじのないしのすけ)の老いらくの恋についてでした。 相手は、源氏。それも、源氏は18歳の頃だそうです。そして、源氏内待(げんじのないしのすけ)はいくつかといえば、何と58歳。 人生、この当時は、何歳といってたのでしょうか?昭和40年代あたりで、人生50歳でしょう?でも、平安時代ってもっと短かったのでは?もっとも彼女は、このあとの朝顔の巻で出てきて、それで古希になってるので、長生きした人は、平安時代もいたのでしょうけどね。彼女は、そのような年であっても、浮気っぽく好色なんですって・・。 昔からそういう人っていたのね。それで、源氏もついついちょっかいをだしたようです。 この紅葉賀では、彼女が扇で顔を隠すのが、隠せずに見てみるとたるんだ目のあたり(何故か目の下ってたるみのよね)に年は隠せないってところや、 源氏はちょっかいをだしたもののやはり、冷淡に接するというところなどがあって、何だかおかしいけど、切ないわね~。 いくつになっても恋したいという気持ちは、あるのでしょうね~。 例えば韓国俳優のファンミーティングなどでも、おばあちゃまとも言える世代の方もたくさんいらっしゃってますもの。 俳優に恋するのだったら、何も実害ないし、それで、人生に張り合いが出るんだったら、いいことよね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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