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カテゴリ:神社
多坐弥志理都比古神社(おおにますみしりつひこじんじゃ) 奈良県磯城郡田原本町大字多字宮ノ内569 ■御祭神 第一社 神倭磐余彦尊(神武天皇:神八井耳命の父) 第二社 神八井耳命 第三社 神沼河耳命(綏靖天皇:神八井耳命の弟) 第四社 姫御神(玉依姫命:神八井耳命の祖母) 拝 殿 通称・多神社とも呼ばれるこの神社は 古事記を編纂した太安万侶(おおのやすまろ)を輩出した多氏ゆかりの神社です。 多氏は安万侶の頃から氏を「多」から「太」に改めたのだそうです。 初参拝は2012年。 「古事記編纂1300年」の年だったのですが、 せっかくの「タイムリーなネタ」のはずが今日までお蔵入りとなっていたのには理由があります。 本 殿 本殿に祀られているのは多氏ゆかりの祖神であり、 肝心の太安万侶を祀る摂社への参拝を失念していたからです。 2012年の参拝時も再訪時も気づかなかったのですが、 この本殿の後方には「神武塚」という小丘があり、 古墳あるいは古代の祭祀遺跡だと考えられているそうです。 これほど立派な神社ではありますが、 観光コースから外れているせいか参拝者の姿はなし。 また、御朱印や御守りなどがいただける授与所もありませんでした。 これだけの神社が人知れず鎮座している古都は やはり奥が深いと言うべきなのでしょうか。 多神社のすぐ南にある小杜神社(こもり)。 御祭神は太朝臣安萬呂。 拝殿はなく、少し大きな「祠」といった感じですが、式内社です。 いつも参考にさせていただいているサイトの写真には 鳥居は写っていませんでした。 古事記編纂1300年に合わせて建てられたのかも知れません。 近くには祈念の石碑も建てられていました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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