【先週の本棚】
『日々の一滴』〜・藤原新也・トゥヴァージンズ(初)・20/3発行、写真エッセイ集、2頁60篇と見開きでの写真253頁 「写真は本来他者を知り、他者の心を引き出し、自分が見た事象を他者に伝達という昨日を持つ。その 意味においてひたすら他者の視線を求め、自分の身がそこに存在する写真は写真家としてー孤独だ。」・ショッピングモール核シェルター・石牟礼道子のおまんま・大統領の父性とセックスアピール ・・「ベルリンの壁崩壊以降、世界はイデオロギーの軸を失って各地で紛争がー今に続いている。 『生きるよ ドンどん』〜・畑正憲・毎日新聞出版・副題「ムツゴロウさんが遺したメッセージ・23/7発行、2頁にエッセイと 著者挿画〜・強がりの記 0篇・アマゾンへ 35篇・生きよう、もっと 10篇・幻の世界 31篇227頁。・恩師との約束・アマゾンの魚と大蛇・がんの切除・カジノと麻雀・1CU夢うつつ・動物学徒海に潜る ・・私らと異質の日常と感覚だったことを、いまさらながら思い出す・・・『とりあえず お湯わかせ』〜・柚木麻子・NHK出版・22/10発行、2018/1〜22/3間エッセイ56篇236頁。〜・うちにおいでよ・うち の味、外の味・そしてコロナがやってきた・もう、黙らない。「このエッセイの依頼が来たのが妊娠中。ーなんだかんだと滑稽な話ばかりだが正直なところ、思い出して悲しくなっている。ー (此頃は)政治 や社会問題、ジェンダーについてのオーダーが来るようになった。ー」1982年生。 『40歳 だけど 大人に なりたい』 〜大谷 晶・小説家・1981年生・平凡社 23/4発行。「この本は、40歳過ぎたひとり暮らしの個人事業主 が『おとなになりたい…』と願いながら、日々世の中にの起こることや自分の来し方行く末に悩んだり ボヤいたりする軌跡をまとめたエッセイです。 40過ぎたら十分大人のはずだろうって? ー」・・それがナカナカで 私らですら、「大人」に「なっていない」アルアルを"指摘"されてしまうシマツ 文章語り口が、ま、40の代の街場口調で、年齢差感じないほど。・どうやって年をとればいいんだろう6篇・変わりたいと思っちゃいるけど 7篇 ・独りで生きる、誰かと生きる 7篇・そして人生は続く 6篇、全179頁。「ー 特にこの数年は、政治のニュースに何度【まともな大人だったらこんなことしないだろ!】と絶望の悲鳴をあげさせられてきたことか。 いや待てよ。政治家や行政のリーダーが大人ら しくないってことは、それを選んでいる側、つまり私やあなたが大人じゃないからかもしれない。ー」 ・・イタいっ。 ・・・これからも ヨロシクです、、、