カテゴリ:絵本
風にのっていったダニーナ 文: ジェイン・ヨーレン 絵: エド・ヤング 訳: もりおかみち 冨山房インターナショナル 愛する娘ダニーナに幸せに暮らしてほしいと願うあまりに、父親はダニーナを高い 壁に囲まれた屋敷に囲い、美味しい食事、恵まれた環境、娯楽、召使いを与え、世の中の悲しいものすべてから隔離して育ててきました ある日、ダニーナは風の声を聞きました 風へ言います 「私はいつもやさしいとはかぎらない。誰であろうといつも幸せではいられない。すべてのものは変わる」 と こうして風はダニーナに"悲しみ"という感情があることを教えます ダニーナは"悲しみ"に深い興味を示します ダニーナから風の話を聞いた父親へ気が気ではありませんでした 唯一出られた庭への出入りも禁止し、幽閉しますが、ダニーナの自由を求める気持ちは高まるばかりでした 気の毒に感じた父親は、自分と召使いが付いた状態でならと、1日1時間だけ、海辺を散歩することを認めたのでした ある秋の風の強く吹く日、風へダニーナを連れて行きました いえ、ダニーナへ望んで風に連れられていったのです 幸せって、一体何なのでしょうね #絵本 #風にのっていったダニーナ #森の小さな絵本カフェ #絵本くらぶ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.08.14 11:09:48
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