カテゴリ:絵本
金の瓜と銀の豆
文:チャオ・エンイ 絵:ホー・ミン 訳:きみじま ひさこ ほるぷ出版 中国の昔話です 昔、金庫山のふもとに、2人の年寄りが貧しく暮らしていました 日照りが続いたある年、不毛な畑から2つの芽が出ていることに気づきました 2人が手塩にかけて、この芽を育てると、やがて金の瓜から男の子が、銀の豆から女の子が生まれました チン・クワルと名付けられた男の子と、イン・トオルと名付けられた女の子はとても働き者で、クワルは畑を耕し、トオルは家の仕事をしました 2人のおかげで、家はどんどん豊かになっていきました ある年、クワルの畑に大きな冬瓜がなり、クワルはその瓜を冬瓜王子と名付けました 一方、トオルの飼っているにわとりの中にとりわけ大きなおんどりが育ち、トオルはそのおんどりに”おんどり将軍”という名前を付けました ところがある日、この豊かな畑を見た地主が年貢を納めろと難癖をつけてきます そこで、クワルとトオルは金庫山に金銀が埋まっていると聞いて向かいますが、掘れども掘れども見つかる様子はありません そこに”おんどり将軍”と”冬瓜王子”がやってきて、危機を救います 一家は無事、年貢を納めますが、欲張りな地主は年貢はいらない、その代わりに、と言って、無理やり冬瓜とおんどりを奪っていきます 欲張りな地主がどうなるか、気になりますね 絵がとてもかわいらしく、彩も美しいです #絵本 #金の瓜と銀の豆 #森の小さな絵本カフェ #絵本くらぶ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.01.23 17:47:13
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