兄の車に間違いはなかったようだ。車のナンバーの数字4ケタしか覚えていないけど、色といい並んでいる数字といい、兄の車だと気がついたのは、すれ違う寸前だった。淡路島の唯一の国道もそれなりに車が走っていたので、気付くのが遅くなってしまった。車の色で次には数字の4ケタに目が行くのに、何を考えていたんだか。。。
すれ違ったのが国道上だったので、私はてっきり母の面会を済ませた帰りだとばかり思っていた。ところが、実家へは行ったものの、母が入所している施設は素通りしたようだ。なら、一体。。。?明日もクリニックや眼科医院は休みなんだけど。
母が兄に会いたい理由は一つ。お金のことだ。私が立て替えているのをとても気にしているようだ。そんなことどうだって良いのに。夫から出たお金ならば即座に返して欲しいと頼むけど、私が出したお金なのに。
とある宗教に凝っていて、母はそちらへも寄付をしたいようだ。その寄付を私に立て替えるように言うので、きっぱりと私は断った。お金が必要な宗教なんてあるのだろうか?と私は不思議に思ったから。昨年の秋に他界した、母の妹なら聴いたら何と言うだろう。
生かされている命に感謝する気持ちはわかる。でも、これはお金には代えがたいものだと思う。1日に500円を納めなきゃいけない宗教って、一体何なん? そりゃぁ、3万円くらいのお金、私の手元には無い筈はないけど、わけのわからない宗教のために、現在求職活動中の無職の私が何故立て替えなければならないのか、ばかばかしくてやっていられなくて、母には断った。何なんだろう、1日500円払いなさい。みたいな宗教って。しかも、入所中とはいえ、母は独居高齢者なのに。
今朝もお風呂に入らせて貰った母は、私が先日届けた薄手のトレーナーっぽい服に、昨日届けたズボンをはいていた。なかなか色合いが綺麗だな。と買った私自身が感心するような色の組み合わせだ。5日は“立夏”なんだもの、そろそろ明るい色合いの物を身につけなきゃ。