ピッチング練習を見にいくと、
コーチが突っ込むなと指示しているのをよく見かけます。
しかし、注意されている選手はその言葉をどれほど理解しているでしょうか?
今回は、突っ込んではいけない理由を
ピッチングのメカニクスを通して解説したいと思います。
写真1
写真2
写真3
写真4
写真5
ピッチングは、プライオメトリックに行うものです。
そこで、体の動きだけでは分かりづらいので
プラスティックの定規と比較しながら話をします。
ピッチャーは、ステップを始めたときに
軸足の膝の上に体重が乗っていなければなりません。
これは、ボールを投げる為に力を蓄える準備段階です。
(写真1、写真2を参照)
体重が残っていると、写真3のように腰を切ったときに体がアーチ状になります。
プライオメトリックに体幹を使おうとしています。
写真4のように弓を引いた状態を作っているわけです。
ピッチングは、この状態を開放させ球速を得ようとするものなのです。
写真5のようにステップしたときに、体が前にいってしまっていると
折角の体幹の強い力、すなわち美味しい部分を使わないで投げるようになるのです。
自分は、こんな投げ方をしていないと思っているかも知れませんが
体重を軸足に残したままステップするのは、
意識していないとなかなかできないことですよ。
※お断り
14日は、夏季休暇
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次回更新は、28日になります。
ブログは、毎週木曜日更新予定です。
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