今週から、第2章バッティング編をお届けします。

バッティング技術の話の前に、道具について考えて見ましょう。
単純に、バットは木製を選ぶべきか?金属製を選ぶべきか?です。
アメリカのアリゾナ大学の研究によると、
打撃の中心は、木製・金属製両者とも先端から20センチくらいの所だそうです。
ただ、金属製には、打てるポイントに数センチの幅があるそうですが、
木製は22センチぐらいのところ1ポイントだけだそうです。
金属製の方が広い範囲でボールをとらえられるため、
好まれて使われています。
また、芯をはずしても手に衝撃が少ないため、
上手く打てた感じがあり、気持ちよく使えるでしょう。
しかし、バッティングは、ポイントでとらえるものだと考え練習する人にとっては、
感触が曖昧なため金属製は向かないと思います。
木製のほうが適していると考えられます。
飛距離については、芯に当たりさえすれば、
どちらも変わらないと私は思っていますし、
私が関わった選手もそのように言っていました。
また、芯を外しても金属製より衝撃が小さいことが木製の特徴であり、
この事はバッティングにおいて重要な細かいタッチを
養うのにも向いていると思います。
最初から木製バットで私が教えていた選手は、
高校で金属を使用するように言われたとき、
当たった瞬間の玉離れが金属製は早すぎて、
コントロールしづらいともらしていました。
余談ですが、この選手は中学時代は私が個人的に教えていただけで、
学校ではテニス部に所属していました。
もちろん、少年野球などにも所属していません。
しかし、高校に入ってからは経験者を差し置き、
1年生からレギュラーになり、2年生の春にレギュラーで甲子園も出場しています。
私は、バッティングは華麗なものだと信じています。
芯をはずして、ゴツッという音と共にヒットになるバッティングは
ちょっと違う気がします。
さて、このブログを読んで練習してみようと思っている皆さんは、
金属製、木製、どちらのバットで練習しますか?
ブログは、毎週木曜日更新予定です。
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