テーマ:教育の価値感(7)
カテゴリ:導(coaching)
文部科学省が全国の小学6年生と中学3年生を対象に今年度の学力テストを実施しました。
都道府県別の順位結果を見ると秋田県が小学生で3年連続の全国1位、中学校が2位でした。 また、福井県も小学生が2位で、中学生が1位と小学生、中学生とも上位で安定していました。 逆に沖縄県は、小学生、中学生とも最下位の結果です。 私が言いたいのは、学力がどうのこうのではありません。 「正直ホッとしている。教員や地域の皆さんが協力してしっかり子供たちを支えてくれた。」 これは、大阪府の橋下徹知事のコメントです。 実は、大阪は、一昨年小学生41位、中学生45位。昨年は、小中学生共45位と低迷していました。 対して、橋下知事の意向で、昨年末から教育改革を推進し始めました。 弱点を見極めて行なった反復学習は、3月末までに小学校で91%にまで広がったと言います。 その成果、小学生が34位にランクアップして、今回のコメントにつながっています。 対して怒りのコメントも続きます。 「中学校は深刻。自治体の長の責任だと思う。保護者は怒ってほしい。」 中学校の教育改革に伴う反復学習は、73%に止まり小学校の18ポイントも低い状況で、結果も45位と以前低迷のままでした。 小中学生とも上位の秋田県が、その要因として挙げたのが、「望ましい生活習慣・学習習慣」、「授業改善と一人一人へのきめ細かな指導」、「家庭・地域との協力」、「大学との連携」の4点でした。 良く勉強と柔道の指導を分け隔てして考えてしまうところがありますが、結局のところ教育って、勉強だろうが柔道だろうが同じだと再認識しました。 問題点を改善する意識を持って取り組まなければ成果など表れません。 また、その取り組みは、子供達自身は当然のことながら、指導者である教師、そして、それを支える家庭や地域の理解と協力が不可欠であるということです。 さて、縁の地の順位ですが、宮城県は、小学生が39位、中学生が21位。埼玉県が小学生が22位、中学生が36位と微妙なポジションでした。 ・・・柔道世界選手権も開幕しておりますが、それは全日程が終了してから綴ってみたいと思います。 少年柔道会員募集 ◆仙台柔友会◆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.08.29 17:35:12
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