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今度の木曜日に朝礼当番ですが、その原稿は下記のとおりしゃべりたいと思います。まあ、本を読んだばかりなので、ほぼしゃべりたいことは頭に入っていますが・・・。頑張ります。 ○ 皆さん、スティーブジョブズと言う人をご存じでしょうか?iPodやiPhone、そして、iPoadなど次々にヒット商品を世に出し、アメリカでたぶん最も元気がある会社、アップルの元CEOだった人です。 ○ この人は、昨年10月に56歳で亡くなってしまったんですが、いったいどんな人だったんだろうと、ちょっと興味がありましたので、この本を読み始めました。 ○ まず、この本は上下巻で870ページほどありますが、12月から読み始めて、先週やっと読み終えましてので、今日はスティーブジョブズについて、ちょっとお話をさせていただきたいと思います。 ○ この本では、スティーブジョブズの幼少期からアップルのCEOを引退するまでが書かれていました。 ○ この本を読んでいくと、スティーブジョブズは、元々は文系の人間であるが、車の整備工であった育ての父親の影響を受け、理系の素質も兼ね備え、両方の感覚を備えた強烈なパソナリティを持ち、そこから生まれる創造性で、iPod、iPhone、iPadと次々にヒット商品を生み出してきたというようなことが書かれていました。 ○ スティーブジョブズの人物像はどうかというと、部下に対して高い目標を提示し、精力的に優れた仕事へと導くため、理想の上司と評価されることも多いということが書かれていました。 ○ しかしながら、ジョブズの要求する水準を満たさない者に対しては、ものすごい罵声を浴びせたり、その場で即クビにすることでも知られていたそうです。 ○ そして、スティーブジョブズは、現実歪曲フィールドというものを持っていて、自分のルールでプレイをしたそうです。それで、ジョブズは、とにかく反対意見に耳を貸さない。相手が誰でも、どんなことでも彼は納得させてしまう。そして、現実が意に沿わなければ無視するという、だいぶわがままな性格でもあったようです。 ○ それから、ジョブズの世界観でもう一つ特徴的なものして、なんでも二分してしまうというのがあったそうです。人は賢いかそうでないか。仕事は、最高か最低か。 ○ それで、ジョブズと言う人は、よく人の意見に対し「くだらない」と言葉を使ったそうです。ただ、「くだらない」と言われて、すごすごと引き下がるようではだめだとジョブズは思ってたみたいで、その真意は、「これがベストなのはなぜか説明してみろ」という真意が隠されていたというようなことが書かれています。 ○ それで、ジョブズが「くだらない」と却下した場合、エンジニアはもっといいやり方を思いつく。そうすると、ジョブズに、また立ち向かっていく。 ○ それで、アップルでは1981年から年1回、「ジョブズによく立ち向かったで賞」が出されるようになったということです。 ○ ジョブズは、自分をアーティストだと考えており、設計チームにもメンバーにもそう考えるように仕向けた。目標は、競争に打ち勝つことでもなければ、お金を儲けること でもない。可能な限り凄い製品をつくること。 ○ ジョブズの功績として、画期的な製品を作ろうとする情熱と不可能に見えることでもやり遂げられる信念をアップルに植え付けたことであるいうことでした。 ○ また、この本を読んでいて気に入った言葉があります。それは、エンジニアがジョブズに何かデザイン等を提案をしたときに、ありきたりのものを出したときにいつも言っていた言葉があって、それは、「Think defferrent(新しい考えをだせ」)という言葉です。 ○ これは、今年最初の朝礼で○○さんが言われていた、うちの○○課のスローガンの候補の1つに加えてもらってもいいかなと個人的に思っているところです。 ○ この本は、ジョブズに、コンピュータに、そして、いまの時代に興味があるすべての人へ、自信を持ってオススメします。関心がある方は、この本を手にとって読まれてみてはいかがでしょうか。何か得るものがあると思います。 ○ それでは、今日も1日よろしくお願いします。
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Last updated
2012.01.31 20:17:38
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