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Sep 25, 2008
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カテゴリ:世界なんでも紀行
昨日はオランダのことに触れたので、せっかくだから今日もヨーロッパに触れてみよう

タイトルから察しがつくでしょうか。
主人公はマリー・アントワネットりぼんベタだなぁ・笑

アントワネットとの出会いは、私の年代以上はだいたいそうであるように、
「ベルサイユのばら」である。

かなり日本的な思想をベースに持つ、マンガ史に燦然と輝く不滅の名作。
映画化されても海外では見向きもされなかったことから、ストーリーが相当
ヨーロッパ思想から離れていることが読み込める。

まぁ、それでもいいさ。
日本のマンガだし、日本のマンガというものは世界でも異色だし。

14才で政略結婚、フランスのこれといって王者の自覚も風格もない、
ブルボン王朝版・関取のルイ16世の妻となり、本名のマリア・アントニアから
マリー・アントワネットになった。

男性として不能で、狩りと読書と錠前作りに熱中する、現代でいうと
メタボのだんな

青春真っ盛りのアントワネットにとって、失望いかばかりか・・・

その反動だろうが、彼女が宝石、ドレスなどケタはずれの浪費に走ったのは有名な話。
しかし、このことが国家の財政を圧迫したという通説には、疑問を感じる。
たかが婦人ひとりの浪費が、国家財政に響くものだろうか。

失望と、えもいわれぬ渇きの中で、彼女にも運命の人が現れたどきどきハート
アクセル・フェルセンだ。


スウェーデン貴族の彼は、西欧各国で政治から兵法まで、あらゆる学問を修めた。
世間の広さはピカイチのブルジョアだ王冠

私の想像では、彼は学問の総仕上げにフランスでちょっと女遊び~くらいの
感覚で立ち寄ったのではないだろうか?
カネもコネも潤沢だったに違いないだろうし・・・

世の中を知り尽くした貴族の御曹司が、カゴの鳥同然のアントワネットと恋に落ちる赤ハート
このあたりからして、アントワネットがタダモノではなかったということがわかる。

もしアントワネットが、ただの世間知らずで遊び好きなおバカさんだったら・・・
フェルセンは彼女の、人生をかけた恋の相手になりうる男性ではないと思う。

フェルセンとの恋をきっかけに、彼女は大きく変化するハート
母として、王妃として・・・
ただ、国家に対する責任、という意識は悲しいかな、ほとんど欠落して
いたのではないか。

革命の嵐の中で、まっすぐにギロチンに送られた彼女どくろ
すべてがめまぐるしく、自分を振り返る余地すらもなかったのだろうか台風

けれども国家に対するまなざしがわずかでもあったなら、伝えれられるような
民衆の怒号の中で、天に召されることはなかったかもしれないいなずま

タイトルのクグロフはアントワネットが愛したお菓子だケーキ
お菓子に関するエピソードも多い彼女。

アントワネットのこと、これからボチボチ語って行こうっと!







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Last updated  Sep 25, 2008 09:31:18 PM
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