カテゴリ:世界なんでも紀行
フランス王妃 マリー・アントワネットとスウェーデン貴族 アクセル・フェルセンとの
道ならぬ恋の続き・・・ アクセル・フェルセンとの激しい恋がどのように展開されたのか、密会場所はどこか、 想像に任せるしかない 近衛の警備がどの程度王妃にまで及んだのか。 王妃のプライバシーがどの程度守られていたのか・・・想像を楽しもう 勘ぐるに、ロココの恋というものは意外と大胆でオープンだったのでは ないだろうか と、いうのも白昼堂々と許されぬ逢瀬に酔うバカは、少なくとも貴族・王族には いないだろうし、五反田ホテルのようなお助け施設があったわけでもなかろう。 ベルサイユの広大な庭園の片隅での夜陰に紛れてのデート。 もしくはどこかを間借りしての、限りある二人の時間が恋をさらに 燃え上がらせたのではないだろうか 基本、デートは夜 現代を当たり前と思ってはいけない。 18世紀の夜は暗いのだ街灯や常夜灯なんて皆無に近い。 ベルサイユの果て無き庭園内ならなおさらだ。さらに秋から冬、春にかけては寒い。 フランスで本当に過ごしやすい季節など、せいぜい6~8月の3ヶ月 それ以外は、「それでも会うんかい」的に過酷な環境を、愛で乗り越えるのだ 真っ暗な中で、ほとんどの場合寒さに震え、わずかな夏は虫に悩まされ、 そしてほの暗い(いや、真の闇か・・・)中で、お互いに顔もろくに見えずに求めあう 障害が多ければ多いほど、恋というものも過剰に比例して燃えるもののようだ 日本では、純愛のように思われがちな王族のアバンチュールだが、実際には そうではなくて奔放だったのではないかなぁ。向こうは西洋だし そして語り合う時間も、思うよりも長く濃密に取れたのだろう 隠密デートが明けると、二人は宮殿内でシラジラと会うことになる 「王妃とゲスト」、として 誰一人、仲を知らぬものはない、虚飾の体裁を演出したのは王妃お気に入りの クグロフだろうか お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 27, 2008 07:50:54 PM
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