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Sep 30, 2008
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カテゴリ:世界なんでも紀行
アントワネットとアクセル・フェルセンの愛のゆくえ、最終回ですピンクハート

アクセル・フェルセンは逃亡に随行していたが、万一の際に巻き込みたくないとの
国宝・王妃の気配りにより、はなはだ不本意ながら国王一家の無事を祈って踵を返した馬

亡命先のアクセル・フェルセンの耳に届いたのは、待ち焦がれた吉報ではなく、
愛する人を永遠に彼から奪うことになる逃亡計画の失敗と、国王一家のパリ強制送還
知らせだった

革命の嵐は誰の手にも止めることは出来ない台風
もし仮にアントワネットが無事に兄のもとにたどり着き、兄が軍を率いてフランスの
革命勢力を潰していたとしても、ブルボン王朝に絶対君主制を継続する体力が
残っていたとは思えない王冠

兄・レオポルドの進軍が革命を口実にした干渉と捉えられ、筋書き通りの領土拡大戦争に
発展したかもしれない。
これは私の想像でしかないが・・・

香しきロココの宮殿で甘いクグロフ、ブリオッシュにキャンディ、チョコボンボン・・・
ケーキワイングラスりんご花お誕生日プレゼント
アントワネットの夢のようなベルサイユの絵巻は、ギロチンによって裂かれ、伝説となった


残された王女マリー・テレーズ(アントワネットの母、マリア・テレジアのフランス語の名前)は
無事に成人し、アングレーム公夫人として余生を全うした緑ハート

王子のルイ・シャルルは残念ながら幼くして世を去ったようだ。この王子の消息も伝説となり、
後世に自称・王子を多数出現させているショック

アクセル・フェルセンの最期は、王妃が逃亡に失敗し捕らわれたヴァレンヌ事件のまさにその日

呪うべき、忌まわしき日、6月20日

祖国スウェーデンの元帥の地位にありながら、アントワネットを奪った民衆を憎み、
その民衆によって虐殺された爆弾

その時の本人たちはとにかく必死で、二人の関わった時代がのちにこのように
歴史に名を残す変革の時になろうとは、きっと思うこともせず、ひたすらに
愛を求めて破滅へと走り抜けたわけだどきどきハートダブルハート失恋赤ハート

あっぱれ、ロココ魂、
「クグロフとギロチン」ここで一度終幕とします。
読んでくださったみなさん、ありがとう。

お国を変えて、また登場します、世界なんでも紀行さくら
お楽しみにバイバイ







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Last updated  Sep 30, 2008 07:35:54 PM
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