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Dec 9, 2013
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カテゴリ:カテゴリ未分類

なんだかかっこいいタイトルだけど、何の話かというと地区の社会福祉協議会のことだ。
社会福祉協議会、略して社協の本部役員、「会計」をしている。

文字通り地域の福祉を切り盛りする団体なのだろうが、福祉というと
どうしても高齢者に偏ってしまうように、常々感じている。

しかし。


高度な医療、行き届いた栄養、生活環境の充実により、果てしなく増殖し続ける
健康・不健康・寝たきり・ボケの高齢者ばかりに手厚く福祉を施していれば
いずれ財源も枯れ果てる、という先行きは火を見るより明らか、だった。


私はまだ織田信長の享年に届いていない若輩ゆえ、さらにその言葉づかいのマズさゆえ、

「年よりはもう珍しくもない。
いまどき珍しいのは子どものほうだ。子どもの福祉を充実させるべきだ」

と、持論を展開すると、ええかっこしいのオバハン連中から嫌みをかまされた。

「あなたはまだ若いから、お年よりの気持ちはわからないわね。」

と。




若くはございませんけどね。



泉の湧くごとく、ジャブジャブと高齢者のご機嫌取りに投入されていた社協資金であるが
ここにきて枯渇の危機を迎えている。

これまでの活動を支えてきたのは「香典返しに代えて、香典を社協に寄付しよう」
という謳い文句の運動で、それがまた結構な収入になっていた。
文字通り、湧いてくる泉だったわけだな。

 

面倒な香典返しをパスできるわ、名前は広報紙で知らされるわで、
いいとこだらけだったのだ。



ところが今年、寄付は激減した。
理由はさまざまだが、最も影響したと思われるのが家族葬の増加だ。
家族葬では香典なんてないよなぁ。(やったことないからわからないけど)

 


なぜに家族葬なのか。
死ぬのが高齢者、それもハンパない高齢者が多いからだ。

私が成人するくらいまでは、葬式といえば一大行事だった。
ところが社会の変化とともに、簡素化できるところまで簡素化されたように見える。
この簡素化はまだまだ進んでいくんじゃなかろうか。


私を軽蔑したオバハンども、これが現実だ。


地区に1000人いる高齢者(75歳以上)と50人そこそこの新入学児童。
せめて同じ比重の福祉にしないとバランスが取れないし、破たんは当然の結果だ。

財源の枯渇は、これはある意味追い風だ。なんの、って、リセットの、だ。
中途半端な是正なんてしても無駄だよ。ここはリセット、ゼロからだな。


まぁでも、今の時代、福祉を楽しみにするような高齢者は、むしろ少数派じゃないかな?
趣味を持ち、人間関係を維持し、学びを続ける高齢者も増える一方だからな。



 






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Last updated  Dec 9, 2013 11:11:37 PM
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