【さくらさんから】【さくらさんのコメント】 +++ 奥様の脳腫瘍開頭手術で心配されているたいたいさんへ さくらさんからのメッセージ +++ 19~21歳にかけて3回手術をした者です。 とっても珍しい病気かつ場所がひどく悪い(後遺症が激しく残る)という事で、 大学病院をたらいまわしになり、 ネガティブな事ばかり考えて日々を過ごしていました。 最後の手術が終った時も、 「腫瘍は2割しか取れなかったから、今後も再手術の可能性は十分にある」 と言われたのですが、 「でも、医学は日進月歩に進化している。 今は出来ない手術も来年は出来るかもしれないし、 5年後は頭を開けずに取れるかもしれない。 だから現状をくよくよせず前を向いて、一緒に頑張ろう」 と。 それから早や13年。 具合が悪くなった事は何度かありますが、 幸い再手術も無く2人の子供の母でもあります。 上の子の名前は、主治医の先生の字を頂きました。 そして、当時は想像も出来ませんでしたが、 今は本当に脳腫瘍だって開頭せずに放射線で取れる時代ですよね。 まさに日進月歩です。 先生がおっしゃった通り、起こるかどうか分からない将来の心配を、 今くよくよしていても仕方ない。 今は、まず命を助けて頂いたこと、 そして髄膜腫が全摘出来た事に対して、 神様やお医者様に感謝するだけで十分です。 (私が最初かかっていた都内の大学病院は、知人は8割亡くなりました) そして、医学の進歩を期待してご夫婦で前を向いて!! 私もハタチで「子供は諦めて」と言われて毎晩泣いていたのですが、 最後に手術をした病院のもう一人の主治医の先生の奥様から手術直後に年賀状を頂き、 「私も大学生の時に脳腫瘍の手術をしました。 でも今は医師としての仕事も続け、二児の母です」 と書かれていました。 私も両親も、その言葉にどれだけ励まされたか・・・。 ですので、長くなりましたがたいたいさんと奥様に、 脳腫瘍でも子どもは産めるよ!くよくよしないで頑張って!! とお伝えしたいです。 よく病気の人に「頑張って」と言っちゃいけない、と言いますが、 やはり精神的に頑張るしか無いと思うのです。 私も定期的に検査を受け続ける身で、 昔は自分の身に何が起きてもたいして怖く無かったですが、 今小さな子が二人も居ると絶対に自分が健康でいなくちゃ!! と、初めて病気が本当に怖いと感じています。 でも、「笑う門には福来る」と思って、日々元気に明るく過ごしています。 たいたいさんご夫婦にとって、今年がhappyな一年になりますように♪ 2009/01/09 (Fri) 目次へ |