ニモの気まぐれ日記

前山は、程よく空いています♪



サーマルもたくさんあるし、程よい機体数でダミーの方もたくさんいらっしゃるし、
とても良いタイミングです。

他の機体を観察しつつ、「あそこが浮きそうです。」とか、
「この辺にサーマルがあります。」とか、そんな会話をしながら飛べるのも、
お互いパイロット同士のタンデムフライトの良さですね♪
４つの目で危険予測をしたり、上昇帯を探り当てたり・・・ｅｔｃ
なかなか面白いものです。

しばらくすると、良いサーマルに当たり、皆がガーグルを組んでいます。



お互いソロフライトなら、簡単に抜けられそうなサーマル。
けれど、このタンデム機・・・・重くて小回りが利きません。

ソロの皆に置いていかれてしまいました。

その後もサーマルに当たり、
「これ、右に廻したら確実に上がりそうですけどね。。」と、言ってみたものの、
「残念ながら今日は左廻しです。」
と、左廻しして一周遅れると、上げきることが出来ず。。

大回りを克服するには、パッセンジャーの体重移動の協力も必要そうですね。

結局高度が無くなってしまい、ランディングに向かう事に。

ホームのスカイ朝霧のランディングは、気付かないうちに広くなっています。



見える範囲、障害物がなければどこでも降ろせます。

今日はとんぼクラブのランディングに向かいます。

すると・・・・



影が大きくなっていく～～～！？



もしや！（汗） このまま・・・・？


















まさか、空飛ぶ地質屋さんに限ってそんな事は・・・


失礼しました。



木のてっぺんからわずか１ｍを抜けて行きました。
さすが！
周囲のコンディションを読んでギリギリ交わす、ものすごい技術をお持ちのようです。

そのまま（１ターンで）ランディングへ。

ここが私と空飛ぶ地質屋さんとの違いなのですね！

私だったら、
もっと高い高度でランディングに侵入して、左右に振って高度調整して降ろす。

空飛ぶ地質屋さんの場合、
今回は私を乗せていてかなり遠慮されていたようですが、普段はもっと低く侵入するらしく
木を蹴飛ばしてでもワンターンでターゲットを狙う。

木のてっぺんには「成長点」があり、柔らかいので蹴飛ばしても問題ないそうです。
「木の上を走りながら飛ぶ人がいる」と噂で聞いていて、冗談とばかり思っていましたが、
十分可能らしいです。

タンデム機に乗ると、パイロットの飛び癖が分かり、
その方が自分にないものをお持ちなら、同時に体感出来て、とても勉強になります。



そうそう！
ビデオもバッチリ撮りましたよ～♪♪
普段は余裕がなくて撮れない前山の貴重な映像です。

ビデオのリンク先は こちら（クリック）

空飛ぶ地質屋さんの、ギリギリのテクニックがとても見どころです♪

ソロの時は、片手にカメラを持って、機体は片手操縦のため、
撮れた動画に揺れが生じてしまいますが、（ピッチングが起きているのが分かります。）
タンデムですと、両手操縦で、モニターを見ながら撮れるので、
いつものビデオよりスムーズに撮れている事が分かるかと思います。
（笑っている時だけブレていますが。。）

今度はいつか、朝霧の未知の世界を撮ってみたい。

空飛ぶ地質屋さん、とんぼクラブの皆さま、お世話になりました！

久々に、いつもは大嫌いな前山が、「楽しい」と思えたフライトでした。