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本日、ライブドアとフジテレビの和解が大々的に報道されていました。
テレビのアンケートの信憑性については、大いに疑問があるのですが、それはさておいて、「ライブドアの勝ち」とのごとく判定した専門家がいたのには驚きました。 もし、私が、ライブドア側の代理人弁護士であったら、素直に「敗訴的和解」である旨認めて、成功報酬は辞退したでしょう。 なぜなら、ライブドアとしては、ニッポン放送を通してフジテレビの支配権を得るという当初の目的を達成することができず、ニッポン放送株も買った金額でフジテレビに譲渡し、逆にフジテレビの出資を受け入れることによって、自社の経営に対するフジテレビの発言権を認めてしまったわけですから・・・・。 キャッシュが入ったから「勝ち」という安直な考えは、あまりにも素人考えであると言えるのではないでしょうか? キャッシュは二の次三の次で、自社の影響力を放送メディアに及ぼすことがライブドアの目的だったのであれば、逆にフジテレビからの出資を受ける結果となった今回の和解は、ライブドアの完全な「敗訴的和解」と言わざるをえないのではないでしょうか。 そうでないとしたら、ライブドアの行動は、あくまで金目当てのものだったと解釈せざるをえなくなり、ホリエモンに対してあまりにも失礼でしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.04.18 23:19:48
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