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届いた便箋を開けて、薄水色の手紙を開く。
中には名前のほかは何も書いていない――と思いきや、下の方にちょこん、と一言だけ、くせのない黒い文字が書いてあった。 「 孝史さんへ さよなら 」 俺には彼女の意思がわからない。 この手紙はなんだ? 音信不通になってから二年。見覚えのある、行方不明の彼女の文字。 一言。 「さよならって、なんだよ……!」 呻くように声をだして、動きようのない自分に腹を立てた。 結局何もできない。 俺は何もできないまま、今までの二年間と同じ様に、つまらない時間を送らなければいけないのか。 彼女のいない時間など、生きている心地もしないっていうのに。 ------------------------------------ ジュブナイルステークスの、SS銀。 こんなのもアリかなー、なんて開幕されてから思う今日。 でもしょうがない。あれは、衝動に駆られた瞬間と見事にお題がマッチしてしまったんだから。 不完全でもしょうがない。うん、また参加点だけだけっていうの決定してるから哀しいけどね! あ、でもすみやんには負けたくないな。 小説負けたら私何もなくなっちゃう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.08.05 02:45:04
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