三連休ゆえに帰省しようかと考えたが、親族同士が11月3日に会う予定らしいので、私は帰省しなかった。
たまには愛車も動かしてやらないといけないし、なんだか出かけたくなった。
11月4日(土)、午前に用事があった。昼過ぎまで日差しがきつくて暑かったが、その後曇ってきた。愛車を出すには適切な天候だ。東京湾アクアライン経由で房総半島に出かけた。
東京湾アクアラインを通るのは初めてだ。
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続いて館山自動車道や富津館山道路を行く。反対車線ではひどい渋滞が見られた。これらの人達が内房線を利用していれば君津以南の「特急さざなみ号」も生き残ったであろうにと思えた。自家用車で来ている私とて人のことは言えないが。
君津PAで小休止後、鋸南保田ICで降りた。
鋸山を訪ねた。出発をためらわず、もう少し早く来ればよかったのだが。
保田駅を訪ねた。
道の駅保田小学校を訪ねた。廃校ノスタルジーマニアの神経を刺激するような道の駅だ。宿泊もできるみたいだ。営業時間中なので色々楽しめた。
国道127号線を南下した。
道の駅きょなんは多くの電灯が消えてひっそりとしていた。駐車場の車で宿泊するであろう釣り客が見られた。菱川師宣記念館の存在が印象的だ。
富浦駅を訪ねた。
道の駅とみうらに立ち寄った。営業時間は終わっている。
南房総市を見て回った。南房総市といえば、乃木坂46の…、いや、何でもない。おっと、いけませんね。
館山市へ行った。それまでひっそりとしたところばかり通ってきたので、館山市の賑わいに驚愕した。地方に行くと18時ごろにはひっそりしていて飲食すらできないことが多いのだが、館山市内は交通量が多く、道路左右に林立する店舗はにぎわっていた。
館山駅は東口と西口がある立派な建物だ。
房総半島南部の中心都市だが、館山駅発着の特急列車は、2015年3月14日のダイヤ改正で平日の運転がなくなり、土休日に臨時特急「新宿さざなみ号」が2往復のみだ。一方、高速バスが高頻度で発着している。
上述の高規格道の利用者が年々伸び続けている一方、内房線の利用者は減り続けている。富津館山道路は4車線化工事も進行中でますます立派になっていく。カーブが続く単線隘路の内房線や外房線は存続自体が厳しいだろう。
那古観音を訪ねた。那古寺開創1300年の奉祝記念行事とやらで11月3日と4日は祭典だ。ちょうどいい時に来た。臨時駐車場に車を停めて、歩いて回ってみた。はっぴを着た若者たちは所かまわず座り込んで飲酒していた。私はよそ者感が半端ない。
それにしても、鋸山、保田駅、那古観音、さらに南房総市、道の駅とみうら…あえて詳述はしないが、いろんな関心ごとに関係する場所を巡ってきた。
一般道を通っていろんな街を見ながら帰ろうかとも思ったが、富津館山道路の完乗もいいだろうと思って、富浦ICから入った。
ハイウェイオアシス富楽里に立ち寄った。さすがに20時過ぎで営業しておらず、ひっそりとしていた。ただ、この時間帯でもここから高速バスには乗れる。
ここも含めて風の強いところが多かった。
君津PAで休憩中に少し雨に降られた。
海ほたるPAに立ち寄り、食事にした。22時ごろなので、営業している店は限られていた。あさりのメニューが多い印象があった。強風ゆえに自家用車のドアの開閉に気を付けるよう放送があった。
日中は暑かったが、日没後、さらに強風では寒かった。こういう点は防寒具が荷物にならない自家用車がいい。
ところで、1月のブログでは、「この先私用で出かけるのは、帰省や所用での関西と箱根と福島だけに留めたい」と記したが、8月には「無理にあきらめようとしたり我慢ばかりするのもよくない」と考えが変わった。ここ1年か2年ぐらい心が安定せず、価値観が両端に振れるようなことが多いんだよ。でも、実際出かけてみて楽しかった。
この日の愛車の走行距離は264kmだった。館山って意外と近いんだな。