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カテゴリ:近隣のお出かけ(関西発着)
2022年5月2日は、実家から南紀白浜へ行って帰ってきた。目的地は南紀白浜だが、往路に紀勢本線を通っていない。 奈良交通の八木新宮線に乗りたいと長年思っていた。高速道路を使わない路線バスとしては最長路線として有名で、鉄道誌でも度々取り上げられていたので知っている。 【旅程】 ★和歌山8:22→五条9:42 ★奈良交通「八木新宮線 特急301系統」 五條バスセンター(所定)10:29→本宮大社前(所定)14:23 ★明光バス「90系統 快速熊野古道号 南紀白浜空港行」 本宮大社前14:37→田鶴口(所定)16:01 ★明光バス「12系統 白浜田辺線 三段壁行」 田鶴口(所定)16:08→白浜駅16:23 ★白浜18:03→紀伊田辺18:16 ★「特急くろしお34号」紀伊田辺18:32→和歌山19:48 クロハ288-2002 グリーン席 【関連サイト】 紀伊半島 廃線・廃道・旧道・酷道の旅(和歌山線真土トンネル、鉄道未成線五新鉄道、奈良交通八木新宮特急バス、明光バス快速熊野古道号)2022年5月2日 - YouTube K5@ 鉄道未成線 五新鉄道 (cyberhome.ne.jp) 十津川村(八木新宮線) 時刻表|奈良交通 (narakotsu.co.jp) timetable_kumanokodo.pdf (meikobus.jp) 国道168号(新天辻トンネル)夜間交通規制のお知らせ – 熊野本宮観光協会 (hongu.jp) 2022年ゴールデンウイークの主な旅程 | K5のブログ - 楽天ブログ (rakuten.co.jp) ★奈良交通「八木新宮線 特急301系統」 五條バスセンター(所定)10:29→本宮大社前(所定)14:23 運賃3,250円 【今まで乗らなかった理由】 ・帰省すると実家での滞在を優先していた。 ・バス酔いが不安。 ・災害直後に観光で通るのは違う気がしていた。 【今回こそ行く機会だと思った理由】 ・コロナ禍ゆえに実家での滞在時間を短くできる。 ・この旅程は日没時刻の遅い季節にしか実行できない。 ・今はバス通勤に慣れてバス酔いしない。 最長距離だからと言って始発から終点まで乗りたいとかではなく、経由する道路にものすごく興味があったのだ。 廃道・旧道・酷道の宝庫みたいなところで、鉄道未成線やら旧道沿いの集落やらトンネル脇の廃道やら、私にとって道路旅としての見所が満載だ。 五条駅からでも乗れるが、少し歩いて、ひとつ前の停留所の五條バスセンターから乗った。五条駅からだと4人ぐらいの乗客があり、好きな席を選べなかったかもしれない。 鉄道未成線 五新鉄道 鉄道未成線 五新鉄道 天辻トンネル 運転手さんの肉声による案内放送もあった。2011年の紀伊半島大水害の傷跡が今なお見られ、大規模な土木工事が継続されているみたいだ。 十津川バスセンター 駐車場の後方にも旧道跡が見られる。 旧道へ行って戻ってくる閉君や今戸が印象深かった。閉君の奥の急勾配の道路が気になった。あれは昔のままではないだろう。 また、果無隧道口のような、集落も分岐路もないところにあるバス停にどのような需要があるのか不思議に思えた。 私も自分で自動車を運転するが、すれ違い困難な狭い道が苦手だ。そういうところは早く通り抜けたくて楽しむ余裕がない。その点は路線バスだと、道路そのものを楽しむことに集中できる。 それにしても驚いたのは、バスで北側から本宮大社前に近づいても町が開けてくるという様子を感じられず、到着の放送を聞いて慌てて下車準備をすることになった。何もない山の中にいきなり巨大な神社が現れたといった感じの街並みであった。 本宮大社でほとんどの乗客が入れ替わった。 ★本宮大社前 熊野本宮大社 旧官幣大社 バス停裏の世界遺産熊野本宮館にも立ち寄った。 ★明光バス 「90系統 快速熊野古道号 南紀白浜空港行」 本宮大社前14:37→田鶴口(所定)16:01 運賃2,020円 本宮大社前で、紀伊田辺駅・南紀白浜空港方面行きのバスに乗り換えた。 私が国道311号線を前回通ったのは、南近畿ワイド周遊券でのJRバスで、1994年頃だ。その頃は、大型車のすれ違いが困難な箇所が多く、バス同士で連絡を取り合って行き違っていた。今回は乗車した全区間ですれ違いに苦労しない快適な道路になっていた。 道路の左右いたるところに旧道や廃道を見られて楽しかった。 五條から田辺の市街地まで、最高の道路旅だった。 ★明光バス 「12系統 白浜田辺線 三段壁行」 田鶴口(所定)16:08→白浜駅16:23 運賃380円 さて、目的地は白浜駅だ。現地で余裕をもって過ごしたいので、できるだけ早く着く乗り換えで向かった。 バスは定時性を期待できないので、田鶴口で乗り換えできなければ紀伊田辺駅まで行ってもいいと思っていたが、田鶴口でぎりぎり乗り換えることができた(16:08下車、16:10乗車)。 バス車内には、水着のままの着席を禁止する注記があった。 ★白浜駅 駅近くで用事を済ませて帰る。 白浜駅前の建物は、一部の店舗は営業しているが、廃墟みたいな一角がある。 ★白浜18:03→紀伊田辺18:16 白浜から紀伊田辺まで乗った列車には、自転車を積み込めるみたいだ。 ★「特急くろしお34号」紀伊田辺18:32→和歌山19:48 クロハ288-2002 グリーン席 湯浅駅の駅舎の位置が変わったみたいだな。 2022年3月の全車指定席化により、グリーン車に乗れと言われているようなものだ。 和歌山⇔紀伊田辺 95.5km グリーン車の通年の特急料金 2,290円 和歌山⇔白浜 105.5km 普通車の繁忙期の特急料金 2,150円 大して変わらない出費ならば、グリーン車に乗った方がましだろ。
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最終更新日
2022年05月06日 22時46分26秒
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