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刺激が多いと欲深くなる?
刺激が多ければ多いほど人は欲深くなると言う結果が出ています。しかも高次の欲求ではなく低次の欲求、すなわち食欲・性欲・睡眠欲に偏る傾向が高いということが分かっています。 刺激が多いうということは、すなわちストレスフルな環境に身を置いているということと等しいです。ストレスというのは生命のリスクになりますので、脳が本能的に回避しようとする状況でもあります。 そういう状況に置かれると、まず最優先されるのが生物の三大欲求なのです。命は守るためにあるものだ。そう言わんかのようですね。 そのため、好むと好まざるとに関わらず、刺激が多いとより欲深い人間になってしまいます。もしそれが、あなたが望まない結果であるならば、刺激を生み出している元を断つべきでしょう。 刺激のレベルを低くする=絶対値を下げる 刺激を減らすのは、意外と難しくありません。 まずは、テレビを見ているなら音を小さめにするようにしましょう。身体にとって大きな音はストレスのもとです。電話の着信音量も下げましょう。すなわち、生活環境に存在する音の絶対レベルを全て下げるのです。 明りに関してもそうです。相対的な明るさは変えずに、絶対的な明るさのレベルを下げましょう。 味に関してもそう。相対的なコントラストを変えず、薄味にしましょう。 もう言わなくてもお分かりかと思いますが、全てそうです。絶対値を下げて、相対値を保つようにしましょう。相対値さえ変えなければ、人間はそれほど変化を感じません。 例えば、10円と100円と10万円と100万円は相対的に同じだと感じられるでしょう。それは人間が相似形を認識する力にとても優れているからです。 iPhoneとiPadを見て、「同じものだ」と感じるのもそういった人間の脳の仕組みに由来しています。大きい文字と小さい文字を同じように認識できるのも同様の原理です。更に言えば、遠くのものと近くのものを見分けられるのも同様の原理ですね。 そうやって、相対値でコントラストを演出することに力点を置けば、生活は驚くほどストレスフリーになります。 絶対値を変えて相対値を維持する。これは本当に様々なことに応用が利く手法ですので、皆さんも是非ともお試しください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.08.03 13:01:01
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