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カテゴリ:NY株式市場見通し
ゴールドマンザックス事件が世界の株式市場に及ぼす影響は 1日で終わるのかどうか。さらに広がるかどうか。 この見定めが今後の相場の読みのポイントでしょうか。 -------------------------------------------------------------- 日経平均の25日移動平均線は 11041.60 (乖離率は+0.55% ) 75日移動平均線は 10630.68。 (乖離率は +4.44% ) 200日移動平均線は 10253.02。 (乖離率は +8.28% ) 東証1部騰落レシオは 130.60 (←120以上は買われすぎ。) サイコロ(過去12日間) 8勝4敗 1)上値抵抗線(上の壁。利喰いが入るとこ) 11473.36 ボリンジャーバンド (DMA25 +σ2) 11408.17 年初来最高値 (2010/04/05) 11257.48 ボリンジャーバンド (DMA25 +σ1) 11198.80 5日移動平均 11102.18 16日終値 2)下値支持線(下げのメド) 11041.60 25日移動平均 10825.73 ボリンジャーバンド (DMA25 -σ1) 10630.68 75日移動平均 10609.85 ボリンジャーバンド (DMA25 -σ2) 10593.95 13週移動平均 10356.62 26週移動平均 10253.02 200日移動平均 10112.05 52週移動平均 9867.39 年初来最安値 (2010/02/09) *********************************************************************** NY株式市場4月16日金曜のポイント: ●16日金曜夜のNY市場はゴールドマンザックス事件で大騒動。CNBCのキャスターも ゴールドマンの名前を連呼。大引けまでに500回は叫んだかも。 ●事件の概要。米証券取引委員会(SEC)が16日、サブプライムローン(信用力の低い個人向け の住宅ローン)に絡む債務担保証券(CDO)の組成と販売に関して投資家に「重要情報」を 開示しなかったとして、米ゴールドマン・サックス を詐欺罪で訴追した。 SECがマンハッタン 連邦裁判所に提出した訴えによると、ゴールドマンは著名投資家のジョン・ポールソン氏が運営 するヘッジファンドのポールソン・アンド・カンパニーと共同でCDOを組成。このCDOの価値の 下落に伴い利益を得、投資家に10億ドルを超える損害を与えた疑い。 ●ゴールドマンザックスの金曜の株価は14%ほど下げてました。朝182ドルぐらい。その後158 ドル前後まで。NY時間の朝の10時半ごろから 急落。一番安いとこで午前11時と昼前。 その後160ドルを挟んで横ばい。 ●同じことをしていた金融機関があればこれも今後ターゲットになりうるのでここで材料出尽くし というわけにはいかないでしょう。 オバマ政権が金融規制法案を通すために今回の事件を やったのなら、法案が通るまで楽観できないということでしょう。 ●NY相場はここで買いか、下げた銀行株はここで買いかと昨晩はみなで真剣に議論していた けど、結論としては情勢注視。次の展開を見たい。ここは相場と景気、銘柄選択をもう一回 じっくり考えてみるいい機会ではないか。というのが一番多かったかと思います。 ●世界の金融市場を牛耳っていた悪名名高いゴールドマンザックスが当局からターゲットに されたことで、金相場、原油相場、他の貴金属市場でポジションを組んで勝負をしていた 会社は見えない今後のリスクを恐れいっせいに逃げたようにも見えます。 ●ただ不動産、住宅、雇用をのぞいては米景気は回復傾向だし。企業決算はいいし、相場の ピークでおきた事件。調整のタイミングとしてもバッチシ。従って、今回の事件のメドが見えた 時点で相場は反転し上昇開始するように思えます。 *********************************************************************** お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年04月19日 04時32分09秒
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