ニッポンてくてくトボトボ歩き旅・播州へ篇:2009年7月16日(木)・二川~本宿
2009年7月16日・木曜日 交通標識が時にホッとさせてくれたり,ウンザリさせられたり・・・ 足もだけど,全体の疲労感は否めない。 靴屋を捜したが豊橋駅前にはなく,まぁぼちぼちと歩き出す・・・ 二川から本宿まで。 やっぱり安城までは全然無理。 兄夫妻からのカンパ金¥50,000‐が振り込まれていた。 「ありがとう!」 これで靴を買おう 女房にも靴が買いたいから,と¥30,000‐振り込んで,と言った。今日銀行へ行ってくれたようだ 旅も金がかかる。あたりまえだ。でも自前で,やっているから面白いのだ。 カメラが入って,アゴ足がついてギャラが入って・・・なんて旅とはわけが違う。 デモそれはそれで、別の気合が入るだろうな。 街から街。集落から集落。その移り変わり。潰れた店や工場やGS。 昼,なかなか飯屋がなく,もうロッテリアでいいや,と思って入ったら,ドライブスルーにかかりきりで,オレがカウンターに立っているのに,まったくこっちに関心がないようにバタついているので,出た。向かいのマックに入った。こっちも同じ。ドライブスルーにかかり切り。 マックに入って“いらっしゃいませ!”と言われなかったのは初めてだ。国府台と御油の間の店。出た。 で,久々に吉野家に入った。ここは逆にテーブルに着く前にもういきなり注文を聞いて来て,メニュー見るのもメンドーになって, 「並」と答えた。 軽トラの婆ぁが畦道から歩道に突っ込んできて,あぶないと思って待ったら,頭下げてそのまま止まらず国道に入って行ってしまった。普通止まるだろう!?待ってくれた人を先に行ってもらうだろう⁉ どうもぉ~・・・という感じで行ってしまうその図々しさはなんや⁉ 「己優先のくそ根性が事故を誘発するんじゃ婆ぁ!」と喚きたくなってしまうことが,歩いていて一番不愉快だ。 本線に入るために歩道に出てきている車で,左折の合図を出していて,右側を歩いている俺が近くまで来ているというのに,侵入したい車線の右ばかり見ているから,オレに全く気付いていないのだ。 出ようとして初めて俺に気づきブレーキを踏み,なんだ⁉といった表情をしてこっちを見る。 人やチャリが報道にやって来るという前提が全くないのである。 こういう車の前を行くか後方を回るか,というのも運転手にわかっといてもらわないと,後ろに回っているのにバックしてきたりする。 「??」と思うとチャリがやって来ていたりするのだ。 展開はすぐに変わってしまい,良かれと思って後ろに回ったのにバック・・・わぁ~!と叫ぶと運転手が慌ててブレーキ・・・何がどうしてこの小さな一角に危険が満載してしまっているのか・・・と思いたくなるくらい,おかしなことに至ってしまっていたりする。 とにかく運転手が見えていること,無神経そうでもアピールしておくこと,あとはもう対決などせず,しばらく休憩を兼ねて行きすぎるのを待つこと・・・。 人は右,車は左・・・だけど,どっち側の歩道を歩くのがいいのか・・・⁉ 車と同じ左側の歩道を歩いたほうが歩きやすいなぁ~と思っているのだけど実際はどうなんだろう⁉ なまじしんどいから急ぎたくない時に限って,待ってくれる運転手がいる。 走りたくないけど,やっぱ小走りで行ってしまう。 信号が点滅している時は,一回待った方がいい。変わり目に突っ込んでくる車がやはり何台もある。 信号が変わって青になっても,一人先走らない。全体が動いてからでないと,ぎりぎりに猛スピードを出してやって来るアホ車がやっぱりいる。 ・・・愛知県に入ってずっと車との関わりにうんざりしている JR二川からドンドンズンズンガッシガッシワッシワッシ歩いて,名鉄名古屋本線の本宿駅まで行く とっていた宿が三河安城のスパーホテルで,宇頭駅からヘロヘロになって歩いた。 途中,チャリに乗った高校生に, 「バスか何かないかなぁ~・・・」と訊ねたら, 「グルリンバスというのに乗ると安城まで行けるんだけど,本数が少ないんですよ」ときちんと答えてくれた。礼を言ってさてもう嫌になって来たな,と思っているとタクシーがやって来た渡りに船,ならぬ,ヘロヘロのオッサンにタクシーとはまさしくこのこと・・・速攻で手を上げ,その進路をふさぐようにアピールし,乗車 宿の取り方を失敗した実例その1だ。 見込みと期待と地理不案内が重なった結果である 今日はやっぱり豊橋に連チャンで泊るべきだった 足はもうこんな感じで,あっちもこっちも痛いでやんす 翌日,また宇頭駅までタクシーで行ってずいぶんバックした感じで本宿から出発 ・・・旅のコツのようなことを徐々に考えるようになって行くきっかけとなる。。。<2009年7月16日(木)の旅日記を元に写真などを編集,若干のアレンジをして2020年5月6日(水)に記>