中央日報・【コラム】日本「令和シンドローム」の正体=韓国
韓経:【コラム】日本「令和シンドローム」の正体=韓国2019年05月03日09時45分 韓国経済新聞/中央日報 新天皇の即位式があった1日、日本全国の神社と神宮に多くの人々が集まった。東京の明治神宮や三重の伊勢神宮などには大勢の参拝客が訪れて祈願し、令和初日の朱印を求める人々の行列が10時間以上も見られたという。新天皇が即位して年号が変わったことを祝うため日本人が列を作って神社を訪れたのだ。 日本人は年号が平成から令和に変わったことにいろいろな意味づけをしながら盛り上がる姿だ。令和が持つ文字的な意味に執着して過剰解釈しようとしている。文字を通じて希望を渇望するのが年号文化の特徴だと自賛する人たちもいる。 ◆平成時代に沈滞した経済 しかしあえて令を「命令」や「秩序」という意味でなく「美しい」という意味で使ったという日本政府の説明は痛ましく見える。令和の年号を刻んだあらゆる商品が飛ぶように売れるのも異色だ。神社に集まって新しい年号に歓呼することを日本人は祭りだと言っても、単なる祭りとは見なしにくい側面があまりにも多い。むしろ今の日本人の不安心理を表す行動パターンと見ることもできるというのが心理学者の分析だ。 日本メディアは平成時代を停滞の時代、不作為の時代と批判する。社会の成熟化が進まず「未完の成熟期」と評価するメディアもある。そして令和時代を新しい時代と呼ぶ。それだけ平成と令和の時代を区別して希望を吹き込もうとしている。 平成初期まで世界経済の15%を占めた日本の国内総生産(GDP)比率は現在6%ほどに落ちている。経済的な格差はもちろん、社会的な格差も深刻になった。高齢化時代に入って高齢者の人口が急速に増加し、全体の人口が減少している。いわゆる「失われた25年」の産物だ。賃金はそれほど上がらなかった。2012年に始まった安倍晋三政権が改革して革新しようとしたが、日本人の不安心理を完全に解消するのに苦労している。 ◆天皇に寄りかかる心理強まる 日本で天皇は象徴的な存在となって久しい。日本の憲法は「天皇は憲法の定める国事に関する行為のみを行い、国政に関する権能を有しない」と規定している。しかし天皇は決して象徴にとどまっていない。日本の災害地域や外国を訪れて慰めの言葉を伝え、歴史に対する反省を話したりもした。それなりに政治的な活動をしているのだ。今回の退位と即位の儀式をめぐる論議があるのもそうだ。 もともと天皇は退位を恣意的にできない。退位の儀式で象徴的な存在とする日本憲法に合わせるために安倍首相がまず退位を宣言した。それから天皇の言葉が続いた。即位式に見える「三種の神器」も目に見えないよう処理した。徹底的な政教分離が行われたと安倍政権は明らかにしたが、形式的なものだった。 問題は1980年前後に皇室に親近感を感じる日本人は40%ほどだったが、現在は76%にのぼるという点だ。未来が不安な時に天皇に寄りかかる心理だ。別の見方をすれば、微弱な経済成長がもたらした日本政治システムの遺産かもしれない。経済が好況を享受できずに生じる現象の一つだ。ブレグジット(英国のEU離脱)と「トランプ現象」も不安心理の表れだった。「令和シンドローム」もこうした道を歩んでいる。※「未来が不安な時に天皇に寄りかかる心理」・・・天皇を百斉の子孫、令和を韓国人が作ったと言って「寄りかかって」いるのは韓国であろう、朝鮮王の子孫は元気なのであろう、いちいち天皇を引き合いに出す前に負けずに朝鮮王朝を復活させろよ (笑)、「学生時代に通った洋食店で揚げを注文」 日本メディアが天皇の人間的な姿を強調May. 03, 2019 09:06・東亜日報「憲法にのっとり、日本国および日本国民統合の象徴としての責務を果たすことを誓います」天皇が1日、国民の代表の前で即位の「お言葉」を述べた。「天皇は日本国の象徴であり日本国民統合の象徴」と規定した憲法1条を守るというメッセージだ。明治維新後1889年に公布された「大日本帝国憲法」(明治憲法)で、天皇は統治権を総括する絶対君主だった。しかし、第2次世界大戦敗戦後、1946年に制定された現平和憲法で、天皇の地位と役割は「統治者」ではなく「象徴的存在」に変わった。日本メディアは、天皇の即位に合わせて、天皇の人間的な姿を強調した。NHKは1日、天皇が学生時代に通った東京都豊島区のある庶民的な洋食店を訪れ、「天皇陛下がご学友5、6人とポテトグラタン、から揚げ、ウイスキーをよく注文された」と伝えた。当時の友人は、「天皇陛下は洋食店に行く時、できるだけオーナーに顔を見せなかった。平凡で一般的な料理を食べたがったが、オーナーが身分を知れば一般的な料理を出さないため」と付け加えた。気さくな性格とされる上皇も、在位(1989~2019年)中に阪神大地震(95年)、東日本大地震(11年)、熊本大地震(16年)など被災地を訪れた。床に膝をつけて被災者と同じ目の高さで話をした。過去の絶対君主だった天皇が被災者に寄り添うことで、国民は皇室に親近感を覚えた。これを通じて「国民統合の象徴」という責務を全うしたと評価された。上智大学の高見勝利名誉教授は2日、朝日新聞に「現在の憲法制定当時の統合は『天皇を中心に国民が一つになる状態』を意味した。しかし、上皇陛下が『国民が統合』させた」と評価した。天皇の「象徴的存在」という特徴は、国会の招集など「国事」行為だけを行うという憲法条項でもよくあらわれる。国事行為も内閣の助言と承認が必要なので、自ら決定できることがないという意味だ。東京大学の木宮正史大教授は、「韓国人は天皇が首相を牽制することを期待するが、事実上不可能」と話した。東京=パク・ヒョンジュン特派員※「韓国人は天皇が首相を牽制することを期待するが、事実上不可能」・・・???、えっ?、まさか韓国人は天皇に「寄りかかって」いるの? (笑)、