図書館で借りた本です。
いつも大沢さんの本 分厚くて 手渡された時にビビるのですが
今回の本は そこまで厚くなく 普通だぁ~~~でした。
「熱風団地」 大沢 在昌
内容紹介(「BOOK」データベースより)
フリーの観光ガイド佐抜克郎は、外務省関係者から東南アジアの小国“ベサール”の王子を捜してほしいと依頼を受ける。軍事クーデターをきっかけに王族の一部が日本に逃れていたのだ。佐抜はあがり症だが、ベサール語という特技があった。相棒として紹介された元女子プロレスラーのヒナとともに、佐抜は王子の行方を求めて多国籍の外国人が暮らす「アジア団地」に足を踏み入れる。ベサールの民主化を警戒する外国勢力や日和見を決め込む外務省に翻弄されながらも、佐抜は大きな決断の舞台に近づいてゆくー。
主人公が普通の人でした。もしかしたら普通以下なのかもしれない人。
読みはじめると ちょっと情けないかも…なんて 思っちゃう人でした。
でも途中からは お~口だけでなんとかなるもんだなぁ。
不良に絡まれたりした時は ヒナさんがテキパキ 片付けてました。
平和ボケしている日本人 アメリカと中国の顔色ばかり窺っている日本政府
何も決められない現場 縦割りや縄張り意識
フィクションの中でも残念な日本でございました。