介護の矛盾。。。
姑78歳。要介護1です。認知症外来で定期的に見ていただいてます。歩行や手の震えなどからはパーキンソン。脳の萎縮状態からは前頭側頭型認知症かもと。。。まだ進行途上で、どう転んでいくのかを見守るとのことで、早数年になります。認知症外来を受診する以前より昼間の傾眠。。。いえ、昼間のガッツリ寝がありましたが、夜間もまたガッツリ寝ていたので問題視はしていませんでした。が。。。一人暮らしの姑は、朝夕、私もしくは夫が訪問する時間以外をほぼほぼ寝て過ごしたため、足の筋肉がみるみる落ちて、杖で体を支えることも難しくなってきました。自ら望んで寝続けて、いつしか歩くこともままならなくなってしまったというのに、月に一回のケアマネさんとの面談日には、「元気に歩きたい、デイサービスにも行きたいです」とニコニコ顔で優等生を演じます。「寝てばかりいては歩けなくなりますからね。 動かないとご飯も入っていきませんよ」そう優しく言って下さるケアマネさんに、「自分の体ですからね。 元気にいられるように頑張ります」と。それなのに、ケアマネさんが帰ると速攻で寝に行くのです。そんな状態を健診日に担当医にお伝えしたところ、寝てばかりいるのも、小食になりがちなのも、薬の副作用であって、「そのおかげで徘徊等を回避できている」そんな回答であったと夫から聞きました。薬の変更もなく、一日2回の服用から、3回への服用に変更になりました。現状以上の改善は見込めないということです。。。その状態をケアマネさんにお伝えすると。。。「それでも寝てばかりではよくないので、 デイサービスを再開させましょう。 食事も高カロリーのものを食べていただいて。。。」と。本人が望んで寝たきりでいて、現状に至っていることをケアマネさんはよく理解して下さっています。新築中の姑宅に姑が戻れば、以前の状態に戻ることも当然理解されています。それでもそう指導しなければならないケアマネさんの立場もよくわかります。 しかし。。。担当医からは現状の問題点は薬の副作用であって、仕方がないことと診断を受けてます。薬の副作用で眠たくて仕方がないのなら、わざわざ起こして通所させることにどんな希望があるのでしょうか?体重を落とさないようにと、高カロリーな食事を用意しても、「こんなに食べられないので減らして」と、毎回、毎回姑は訴えるのです。。。そして姑は少し前までは大型通所施設に通っていました。その行動が非常に遅いので、あらゆる場面において職員さんが本人に代わってやって下さることが多かったようです。一人暮らしを再開する旨についてもデイサービスは当然ご存じで、家の鍵の開け閉めを姑自身にさせて頂くようにお願いしていましたが、それすらも職員さんがして下さることが多かった。。。通所施設ではあるあるな話ではありますが。認知症になる遥か昔から、舅に依存してきた姑は、舅が亡くなると私に依存してきました。「わかないからあれやって わからないからこれやって。 息子(夫)ではだめだから、あなたがやって」と。いくら姑が何もやらないといっても、これぐらいはやるでしょ?と、きっと思われるでしょうが、その数倍は何もやらない姑です。。。そして認知症になって、(うちの姑は勝手なときだけ認知症になりますが。。。)さらに輪をかけて何もしなくなりました。「寝かせてくれ」と姑は言い、「それではダメです」と行政は言う。そして、眠たくなるのは薬の副作用だからと。。。こんな介護に、いつまで関わらなければならないのでしょう。。。にほんブログ村