asahi.com> マイタウン> 福島> 2011年09月02日配信記事より-。
防災の日の1日、JR東日本水戸支社などは、いわき駅で防災訓練をした。車両からの負傷者救出のほか、東日本大震災の経験をふまえ、仮設トイレの設置、防寒シートや非常食を乗客に配る訓練も実施した。
常磐線のいわき―内郷間で、大地震により特急電車が緊急停止、車内にけが人がいるとの想定。車掌と運転士が負傷者を車内で救護し、駆けつけた保線工員や警察官、消防署員が重傷者を担架で運び出した。列車わきに設けられた救護所では、応急処置や心臓マッサージの訓練も行った。
3月の大震災で同駅はプラットホームが陥没する被害があり、駅構内にいた約500人を外へ避難させた。「その後も多数の市民が長時間の避難生活を強いられた」として、今回は避難する乗客に持たせるための非常食などを倉庫から出して配る段取りを確認。組み立て式の簡易トイレを作る作業にも取り組んだ。
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